ブレーキフルード交換　その１

※ブレーキは重要保安部品です。作業は自己責任で行ってください。

ブレーキパッドは新調したものの、ブレーキフルードがこれでは、ちょっといただけない。そこで、奥様の協力が得られたので、ブレーキフルード交換を実施しました。

ちなみに、ブレーキフルード交換は初めてですので、ネットで事前に十分学習しておきました。初めての作業は、いつも勇気が要ります＾＾

今回のブレーキフルード交換のために、新たに購入したものです。実際の作業ではこのほかに、空きペットボトルを廃油用に２本使いました。

作業の順番はマスターシリンダーの遠いほうからなので、
1.助手席側リア
2.運転席側リア
3.助手席側フロント
4.運転席側フロント
の順です。写真は、運転席側リアの作業写真です。

廃油は、ペットボトルの口に穴を開け、ホースを通しました。

10mmのメガネレンチをブリーダーに差し込んだ状態で、内径Φ4mmの耐油ホースを接続します。必要ないのかも知れませんが、念のためホースをインシュロックで締め上げた状態で作業しました。

あとは、掛け声で「踏んで～」「戻して～」に合わせ、ブリーダープラグを開け閉めしながら、フルードを入れ替えていきます。

10回もすればタンク内のフルードが半分くらいになりましたので、新油の補給に気をつけながら、作業しました。

写真は、助手席側フロントの作業写真です。

要領はリアと同じです。フロントは、慣れた方だとジャッキアップせずとも、ハンドルきって、裏に手を廻し、フルード交換されるそうですが、私は初作業ですので、きっちりジャッキアップ＆ウマ＆ホイール外して、極力作業性が良くなるようにしました。

キャリパーの素材はアルミなので、ブリーダーを力任せに締め込みすぎると、おそらく簡単にキャリパー側のネジ山をとばしてしまうと思います。昔、HCR32アルミキャリパーのブレーキラインをねじ切った苦い経験があります・・・（そのときは泣く泣くもう一つ準備することになってしまいました）。

緩過ぎもいけませんが、手応えのあるところからほんの少し締め込めば、締め付けトルクは十分だと思います。
※ブリーダープラグの締め付けトルクは、0.7～0.9kg-mです。

今回のブレーキフルードは、透き通った黄色です。タンク越しにも、新油に交換したことがわかり、気持ちいいです＾＾

なお、気をつけていたのでブレーキフルードの飛び散りはありませんでしたが、作業完了後、念のため周辺を水で洗い流した後、ブレーキクリーナーで洗浄しておきました。

ブレーキフルードは、塗装を侵すので、それはどうしても避けたく、少し神経質なまでに処置しておきました。

作業で回収した古いブレーキフルード（右）です。ペットボトルは、ポカリスエットの900mlなので、今回だけで800ml近く抜いたようです。聞けば、BNR32は通常500ml位だそうなので、新油切り替わりの見極めが遅く、無駄に新油を抜いてしまったようです。

作業後、ブレーキに気をつけながら試走し、徐々に効きを強めながらチェック、最後に空いたところで周辺を確認後、激しく加速、激しくブレーキし、タイヤロック→ABS作動のテストを数回繰り返しておきました。

パッドとフルード交換でブレーキの効く感じが相当良くなりましたので、次回の阿讃サーキットが楽しみです＾＾