ブレーキフルード交換　Racing Gear DOT4.2

ブレーキフルードを前回交換したのは、今年の2月3日です。まだ3か月程度しか経っていませんが、4月14日のサーキット走行でベーパーロックを経験し、ブレーキが冷えれば自然と回復していました。

しかし、初めての体験で、その時のエアが自然と戻ったのか、または少なからずエアを噛んだままなのかわからないので、安心を買うべく、エア抜き兼フルード交換することにしました。

交換するフルードは、以前まとめ買いしておいた、Racing Gear POWER BRAKE FLUIDです。

ベーパーロックしたとは言っても、サーキットで全開走行後、クーリングも充分ではないままに、数分間ピットインして停止していたことによるフルード過熱でした。

走行中のべーパーロックの兆候は皆無ですので、その1件だけでフルードの性能不足とは言えないと判断、継続使用してみます。

※こんな過酷な（無茶な）使い方をすれば、どんなに高性能なフルードだって、きっとエア噛みしますよね＾＾；それとも、高価なフルードであれば、ものともしなかったりするんでしょうか？

ブレーキフルードは塗装を侵すため、溢れてこぼしたりしないよう注意して扱うようにするのはもちろんですが、念のため適当な布で養生しておきます。

こんなものでも、何もしないよりはマシだと思いますが、強風の時には注意してください。

お手製エア抜きツール（笑）をセットして、奥様に応援要請します＾＾

エア抜き協力1回につき、肩こりマッサージ1回の条件で円満取引です＾＾

左リアから抜いたフルードです。

Racing Gear POWER BRAKE FLUIDの新油は無色透明ですが、多少焼けたのか、ラインの汚れか、少し黒ずんでます。でも、フロントに比べればまだマシです。

左右のリアが終わって、引き続きフロント側の作業に移ります。

パッド交換と並行してやったので、写真はパッドが無いですね＾＾；

左フロントから抜いたものですが、リアに比べるとやはり格段に汚れがひどいですね。その間にサーキット4回走ったとはいえ、ちょっと汚れすぎかと。

いい加減、ブレーキOHするか、この際なのでシステムごとグレードアップしてしまうか、という悪魔の囁きが聞こえてきそうです＾＾；

エア抜き兼フルード交換作業でしたが、結局エア噛みは全くありませんでした。

ベーパーロックは、ブレーキの最初の1ストローク目で半分くらいまでスーッと入った位でしたが、その程度であれば、エアが残ってしまうようなことは無いようです。

今回も3か月程度という非常に短いサイクルでのフルード交換になってしまいましたが、これで安心してブレーキを踏むことができます。

フルード交換後、タイヤを着けて車を下す前に、エンジンをかけてマスターバックもしっかり機能させて上で、パニックブレーキ10回テストをするようにしています。

ブリーダーの確実な締め付け、フルード漏れなどの異常が無いことをしっかり確認したうえで、車を下すようにしています＾＾

それにしても、タンクから見える綺麗なブレーキフルードは、本当に気持ちいいです＾＾