9月10日(日)
長野県で開催された志賀高原ヒルクライムレースに長女と二人で参加してきた。
この大会後位から田んぼ仕事が忙しくなりトレーニングできなくなるので、今シーズン最後のレース予定。
志賀高原ヒルクライムレースは今回で2回目の開催。
私は昨年の第1回大会も参加。
エントリーフィーがちょいと高め(私が7700円。ジュニア女子で出走の長女は5500円)だが、コースの景色やゴール後のおもてなしなどイイねと思う。
長女にとっては競技としてヒルクライムレースに出走する初めての大会。
その結果っ!
長女がカテゴリ3位となり表彰状と記念メダルをいただいた。
正直なところ、完走できるかな、途中足切りで回収されやしないかなと少し心配していたので、リザルト見た時は驚いた。
家族として大変嬉しく思う。誇らしく思う。ようやった。素晴らしい。頑張った。
このまま自転車レース遊びにハマってくれたら最高だなと思う。
まぁ、ジュニア女子は3名しか出走していないので、完走さえすれば3位以内入賞確定という状況だったが(笑)
それはそうとして。
自分も年代別表彰台を目指して練習に励んでいる。
競技志向でヒルクライムレース遊びを始めてはや10年位。今だにその目標は達成できず、10年やっても最高で年代別4位。
来シーズンこそは目標を叶えたい。娘につづけ~って気持ちで来シーズンに向けてモチベ燃料を補給した思いだ。
そんな自分は42分2秒のタイムで年代別10位だった。
昨年との比較ではほんの数秒タイムを更新したのみ。
叶う事なら前日夕方に戻りたい。そう思うくらい、レース前日までの準備は万全であり、40分切りを目標とし、ギリイケるはずと思っていた。
結果が伴っていないのは直前で欲望に負けた己のアホさが原因。
来年以降の為に記録しておく。
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レースの準備の話
昨年参加時はコロナ禍明けにて数年ぶりのヒルクライムレース遊びであり、減量が上手くいかず57kg程で出走した。
コロナ禍前までのヒルクライムレースでは体重55kg、体脂肪5%台まで絞れていたので、それから比べると体が重くてタイムも順位も振るわず、年代別13位だった。
それに対し今年の減量は完璧に行え、レース前日寝起きで55kg、体脂肪5%台であった。
今回の減量は朝夕のプレーンヨーグルト、生はちみつに追加でバナナを摂りいれた。
バナナに含まれる大量のカリウムが体内の余分な水分を外に出してくれるとの事。
減量にピッタリですな。
バナナについては青い未熟な物が好きだが栄養素を考えるとしっかり熟した物が良いそうなので、美味しく熟すのを待てるようにとバナナーツリーを用意した。

すぐ食べる用に熟した物と、自分で熟させる様に青っぽい物と両方買っていた。
青っぽいバナナが少しずつ色が変わりスイートスポットが出来ていくのは見ていて何となく楽しい。
色々産地を変えて美味しく楽しめた。ラゴウ産とか、何処?って思う。
この組み合わせで毎日朝夕にお通じがほぼあり、加えて朝夕にローラーや実走で乗る事で体重は55~56kgを楽に維持できた。今年はシーズン通して減量には悩まないで済んだので、来シーズンも継続しよう。
昨年より身体が2kgは軽量に仕上がったので、これなら40分切りイケるぜ~と思っていた。
前日までのCTLは90位だった。
昨年は同じ時期に115まで上がっていたが、昨年は自転車レース遊びが復活した嬉しさで自転車に乗る事自体が大変楽しく、トレーニングというよりはロングライドが多くCTLが増えた感じ。
今年はSSTとインターバルをメインにタイムアップの為の練習をこなしてきた。長距離や長時間乗る事がないのでCTLは去年より低いが、ホームコースのタイムは去年より上がっている。
幾つかのストラバセグメントでKOMやPRを更新できており、いい具合に準備が整ったとニンマリしながら大会当日を楽しみにしていた。
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大失敗の前日の話。
長女の中学校の体育祭があり午前中はその観戦&応援。ド晴天にてかなり暑かった。
志賀高原ヒルクライムは当日受付不可にて、午後からは大会会場に行かねばならない。片道70km程度。
昨年参加時はガスが勿体ないので前日から会場入りをして車中泊をしたのだが、今年は長女が一緒である。
流石にレース機材満載の激狭な軽自動車に娘と二人で車中泊は無理だわさ。
ガス節約と自身の楽しみも含めてGB号でツーリングがてら会場まで行ってきた。
志賀高原ふもとの山之内町までは暑くてたまらん。もう9月だがまだまだバイク遊びには暑すぎるな~
と思って走らせていたが、高原を登りだしたら天気が崩れてきてしまい、標高が上がるほどに寒さを感じるようになった。

国道最高地点へ続く高原道路である。奥歯カチカチしながら到着。上はインナーとメッシュジャケットのみだったので、そら寒いわね。
無事に2人分エントリーして即撤収。
さむさむ言いながら帰宅したら体育祭で頑張った長女を労う為に外食しようと妻殿から提案される。
ちと迷ったが、炭水化物なら取ってもいいかな&身体が冷え冷えなので温かい物を食べたいなぁという気持ちに従い、近所の蕎麦屋に行くことにした。
塩分と油分を控えられるように掛けそばを選ぶ。本当はカツ丼食いたい。
固形物なら下剤でレース本番までには体外に出せると考えて蕎麦は大盛にした。

うまい。ただ、掛けそばのつもりが揚げ玉とか入ってた。
塩分多いぞ。塩分過多で水太りしたらローラー練で排出する時間はもうない。
つゆを飲むなよ~と念じながら食べる。
なんとかつゆの大半の残して蕎麦のみを食べ終える事に成功。
よく我慢した。俺。エライ。己を褒めたたえる。
と思っていたら、大盛味噌ラーメンを注文した長女が食べきれないから食べてとな。

スープを飲んじゃいそうで危険だな~と思いながら麺をすするが、
ぐあ~うめぇ~!これはヤバいっ!!
スープ飲むなっ! 止めろ! 明日の朝後悔するぞっ!
思考は最大限の警告を脳内に響かせるが、、、
高濃度塩分汁の美味さを感じてしまったら、抑えてきた塩分欲が火を噴いた。
欲望を止める事ができず、大盛スープ全て干してしまった。
しかも一度火がついた欲望は抑えられず、なんとか我慢していた自分の大盛蕎麦つゆまでをも飲み干してしまう。
やっちまった。。。
翌朝、下剤の効果で蕎麦やらラーメンやらの固形物は体外に出せたが、塩分過多な食事は水分を体にため込む為だろう。寝起きのトイレ後でも体重が57kgほどもあった。
あ~やっぱり~
後悔先にたたず。
せっかく仕上げた軽量ボディを最後の最後で台無しにしてしまった。
このウェイトでは去年と同じ結果になるだろうな。ションボリしつつ長女と会場へ向う。
最後の悪あがきとして、少しでも水分を排泄できるように道中はコーヒー飲み飲み運転した。利尿効果に賭ける!
んが結局、上記にも書いたように、本当に昨年と数秒しか違わない結果となった。
2分は短縮して40分を切る予定でいたのに大爆死である。
ほんに後悔先にたたず。ちんちん。来年以降の戒めとしよう。
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当日の話
プレオ号にロード2台とアップ用のローラーやらフロアポンプやら工具やら載せるとほんにパンパン。

要らない布団とキッチンペーパーをロールのまま4つ程使って緩衝材にした。キッチンペーパーはメンテに使っているヤツだが緩衝材にもなるとは優秀なヤツよ。
準備できた。
会場はスタート地点からすでに標高が高く、長女は少し寒がっていた。

自分は寒いとは思わなかったが、そういえば自分はローラーでアップをとりホカホカ状態で、長女はアップをとっていないからかも。
これを書いていて気が付いた。次回参加時は娘のアップについてちょっと考えよう。
スタートはエントリー時の申告タイム別にクラスが分かれる。タイムの近しい参加者とカテゴリ関係なく出走するので、娘は周りの参加者数名から話かけられ心細い感じは無かったとの事。良かった。
天気よし。
レースの内容はまぁ走れる限りのパワーで走った。終わり。
納得のいくリザルトじゃないし、内容はないよう。
レース後のおもてなしはリンゴ、コーラ、塩おにぎり
そば団子の汁
一通り食べてからゴール地点で娘のゴールを待つ&他者のゴールシーンを観戦。

ゴール直前は道幅も広く平坦になっており走りやすい。
娘を待つ間は本当にソワソワした。
途中で回収されていないか、落車していないか。。。
姿が見えた時のホッとした感覚。上手く書き表せられないや。
ゴール後はかなりヘロヘロ状態。

よく頑張りました。
下山開始まで結構時間がある。
昨年大会では横手山山頂へのスカイリフトが参加者は無料であったが、
今年は通常2000円→500円の割引利用であった。
まぁその位ならと思い、長女とおデート
山頂は大変気持ちのよい場所となっている。

標高2307mとの事。青空が綺麗。暑くもなく寒くもなく、気持ちいいな。
展望台も景色よし。
下山後は表彰式をちらりと眺めつつ山之内町まで撤収。
この大会、総合順位で3位までの表彰のみ。
カテゴリ別でも表彰してくれればいいのになぁ~と激しく思った。
山之内の道の駅でソフトクリームを食べる
しばらくノンビリしていると、午前中学校行事のあった妻と次女が到着。一家そろった。
んで、今度は車で再びコースを走り反対側の草津へ。
今回はレース遊びと家族旅行を兼ねていたのでした。
レース後に宿でのんびり過ごせるの最高。
運営側は前泊してもらいたいみたいだが、レース前日に宿泊しても宿の食事を全力で楽しめないよ。
レース後の宿泊こそ至高。
食べ放題のお安い宿だが、お子様舌&レース後で爆食解禁な自分には好きなだけ食べられるブュッフェこそ望むもの

腹がはち切れるほど食べて余は大満足である。
翌日は軽く草津を観光した。
暑いので足湯は入らないが
射的したり
おみくじで彼ぴっぴとの相性を占ったり

自転車遊びで草津近くにはほぼ毎年来ているが、観光するのはかなり久しぶり。お饅頭やら濡れ煎餅やら変わらず美味しく一家で楽しめた良い旅行だった。
シーズン最後のヒルクライムレースはサッパリな結果で終わったが、それもまた良し。
いや良くはないが、今回の残念な経験を肥やしにして来シーズンに向けてまた鍛えましょ。
志賀ヒル40分切りの目標は来年に持ち越しだ。
それよりも今年のレース遊びが終わったので、練習時間確保や減量の為に我慢してきたものを全開放。
封印していたプレステとswitchを解禁。ゲームしながらお菓子とジュース最高。
風呂上り寝る前のアイス美味すぎ。
揚げ物をおかずにご飯3合食える。ご飯思いっきり頬張れる幸せ。
そしてあと少しで実家と義実家の田んぼ仕事が片付く。そしたら大型2輪の免許を取りに教習所に行こうと思っている。
これもまた楽しみ。
おしまい。