5月28日(日)コロナ禍以降3年振りに復活開催された地元のマラソン大会に参加してきた。
南魚沼グルメマラソン。(画像は公式からの拾いもの)

コロナ禍前は参加者5000人規模の大きな大会。
参加賞としてご飯茶碗がもらえて、ゴール後は地元産コシヒカリが食べ放題。

様々なおかずが安価で買えるのでランよりもゴール後の食事が楽しみな大会。
復活開催された今年は3000人程の参加者だったようだ。
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30代前半の頃は会社の駅伝部の仲間たちと継続して参加していた。
開催日が6月前半にて富士ヒルと日程が被っており、30代中盤は富士ヒルを優先していた。
そこにきてコロナで数年の開催自粛。
なので数えると7年ぶりの参加となる。
最長距離でハーフまでの大会。エントリーは高校生からなので、今回は娘たちはお留守番。
会社の元駅伝部(コロナ禍で大会参加できないし、大会自体も無いしって事で駅伝部は去年で解体されてしまった。残念すぎる。)の仲間たちはだれも参加しないとの事。
ダメ元で親友マリモ君を誘ったところ、うまい事都合をつけてくれた。
これは嬉しい!!
自身7年ぶりのマラソン大会にマリモ君と一緒に参加する事が出来た。
マリモ君とマラソン大会に出るのは相当久しぶり。思い出すのは20代前半の頃。
その頃のマリモ君は警視庁に就職するため、ガチくそに肉体を鍛えておりその体つきはスト3のアレックスにソックリだった。

ところでスト3めちゃ懐かしいな。

ストリートファイターも今月最新作が発売されてナンバリングは6になったね。
ヒルクライムのシーズンが終わったら買おう。
んで、20代前半の頃、めちゃ鍛えているマリモ君に対して自分はさっぱり運動をしていなかった。
マラソン大会にエントリーした理由もなんとなく誘われたからだったと思う。
一応参加するからにはそれなりにラントレを積んで参加したのだが、一緒にスタートを切ってしばらく後ろを追走していたところ、振り返ったマリモ君から
「おいおい、俺のペースについてこれるわけがないだろ」
そう言うや否や凄まじい速度で走り去っていった。
↑文章にすると酷い話だが(笑)
自分の心情として、その時小さくなっていくマリモ君の背中に対して、純粋なスゲェという気持ちと一緒に「こいつにはきっと一生かなわないのだろうな、、、」という憧れのような気持ちを感じた。
それを今でも覚えている。
まぁ20年近く昔の記憶なので、美化されている部分もあるだろうけど。
そんなわけで、20年近くぶりにマリモ君と同じマラソン大会を走る。
過去の憧れを打ち破り、俺すげぇ~!感を更新するチャンスと考えた。
燃えるぜっ!
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準備の話。
数年ぶりのマラソン大会遊びにて、久しぶりにラントレを行う。
気持ちは燃えているが、いきなり長距離や高強度をやると関節を痛めてしまうので徐々にやらなければいけないのがマラソン遊びのムズムズする部分。
自転車練習の合間に週1のペースでラントレを行い、2ヶ月程かけて5km、10km、18kmとじっくり走れる距離を増やしていった。
練習は主に自宅裏山で行い、アップダウンをメインに練習した。
理由は簡単。クライマーなので。
うそ。
本番は平坦基調のコースだが所々アップダウンがある。
本番で競っている場合に武器として使えるように、登りと下りのみのコースで繰り返し練習した。
肉体さえ出来ていれば平坦では走り方の技術差って登り下りよりは小さいだろうという素人考えによる。
ユーチューブで登りや下りの走り方を解説している動画を参考にした。
他人が磨いた技術を動画で教えてもらえるなんて、すごい事だよなぁ。
ラントレを始めて最初の頃は走行ログを残すのと音楽を聴くためにサイコンとスマホを握りしめて走っていたが、楽ではないのでガーミンのランニングウォッチを購入した。
3月に出た新型 for runner265s

走行ログをかなり細かく残せる。
無線イヤホンとペアリングしてスマホを携帯せずに音楽聞きながら走れる。
ガーミンコネクトで自転車トレーニングとラントレの負荷を一緒に管理できる。
睡眠の状況やら疲労具合の可視化やら安静時心拍が自動で分かるやら。
あったら嬉しい機能満載。買って良かった。満足。
ガーミンの事だから数年おきに新型が発表され、その都度すごい進化をしていて思わず買い換えてしまうだろう。商売が上手いなぁといつも思う。
なので買い換えた時に今まで使っていた物を娘にお下がりできるよう、女性むけのモデル、カラーを選んだ。
おしゃんてぃな見た目にさっそく長女が食いついた。娘と一緒にマラソン遊びをするのもいいのう。
なるべく長く使えるようにと液晶部分の保護フィルムやら充電ポートのカバーやら充電スタンドやら買いそろえた。
細かい物を買うのは楽しいけどちと金がかかるなぁと感じる。
裏側のバッテリー充電ポート、カバー等はなし。今付けている薄緑のカバーは別個に買った物。

これくらい純正でつければいいのに。必要ないからついていないんだろうけど。
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十分に準備をつんだ先の当日の話。
会場へ向かう車内にてマリモ君とラン遊びについて色々はなす。
なんとマリモ君、これまでにラントレは1回、2kmを走ったのみとの事。
この時点で俺の勝確。
それよりも本番同様の負荷を経験していない状態での出走は関節等の故障につながるので本気で心配する。
根性でなんとかするとの事。
これまでにも色々凄い事をしてきている男なので本当になんとかするのだろう。
自分だったらトレーニングなしのハーフマラソンなんて絶対無理。
肉体の強度が違うのか。
凄いやつよ。
ただ、それだけに勿体ないと思う。きちんと練習を積んで純粋な勝負がしたいと願った。
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レース本番の話
3000人の参加者は道路一杯に広がってなお凄い長さの人垣になっていた。(画像は公式からの拾い物)

完走予想タイムでスタート地点が区切られているので、スタートちょい前にマリモ君と互いの健闘を祈って別れる。
その際、「強敵と書いて、ともと読む。生涯のライバルよ。俺が今後鍛えなおして速く走れる肉体になっても、勝負から逃げないでくれよ」
と言われた。
スタート後、キロ5分を切るペースで淡々と走った。
今回は望む勝負にはなりえない。お気楽に走っていた。
ほぼ半分をそんなお気楽状態で走っていたが、走っている間に色々考えていた。
別れしなに言われた言葉、願ってもない事だ。
ぜひそうなってほしい。
勝負から逃げないでくれって?
そんな事はありえない話だよ。
これから鍛えて競技として走れる体を作るにあたり、俺のタイムは練習の参考にするだろう。
であれば、お気楽に流すのではなく本気で走るべき。
そう考えるに至り、残り半分位のところで気持ちを切り替えた。
キロ4分中盤でせっせと走る。
結果1時間42分ほどでフィニッシュ。
年代別108位/650人
前半をお気楽に流した割りにはハーフマラソンの自己ベストを3分ほど更新する事ができた。
マラソン趣味人からしたら大したタイムではないだろうが、自分の中では30代前半の時のタイムよりも速く走れた事が素直に嬉しい。
やるでねか、俺。
天気が良かった事もあり、皮膚をつたう汗が結晶となって全身塩まみれになっている事にゴール後気が付いた。

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ゴール後、お待ちかねの爆食タイム。
流石にノートレーニングのマリモ君がすぐゴールするとは思えないので、1回目のご飯をもらう。
当然の漫画盛り。
新潟名物のタレかつ、鶏もも肉の塩こうじ焼きをおかずに購入。

どちらも300円。もっと色々買いたいが腕が2本しかないから持ち運べない。
塩分が体に染み渡る。味付けが濃いめでご飯によく合うので、漫画盛りのご飯が足りなくなった。
とりあえず空腹は収まったので後はマリモ君と合流してからにしようと考えゴール地点に移動。
他者のゴール風景を眺めながらコスプレランナーの写真を撮ったりしているとマリモ君もゴールアーチに入ってきた。
相当にキツそうな表情だが、やはりやり切るんだな。練習なしでハーフ走れるって本当にすげぇ。
合流後の漫画盛り2回戦は牛すじスープカレーと厚切り炙りチャーシュー

これもそれぞれ300円。美味い。来年も食おう。
会場ではライブイベントやらトークイベントやら色々やっていた
早く全身の塩を洗い流したい&帰宅渋滞に巻き込まれたくないので、たらふく食べる目的を達成後はすみやかに撤収&近くの温泉でのんびりして帰路についた。
久しぶりのマラソン遊びだったが、トレーニング等の準備も含めて大変充実した時間を過ごせた。
自己ベストを更新し、思うさま食べて、今後のマラソン遊びに刺激をくれるライバルのトレーニング進捗を楽しみにする。
秋には小学生も参加できるマラソン大会にマリモ親子と家の娘達と参加予定だ。
その頃にはマリモ君と勝負できるかな。
ますます日々が充実するな。
嬉しいな。
楽しいな。
というところでマラソンの話はおしまい。
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話変わって娘達とサイクリングイベントに参加してきた話。
6月4日(日)
グランフォンド富山のファミリークラス50kmに娘二人と参加してきた。

妻殿も一緒に一家4人でエントリーしていたのだが、妻殿は直前になって急な仕事が入ってしまい、不参加となった。
あらら~またしてもエントリーフィーが勿体ないなぁとぼんやり思った。
んが、問題はそんな事じゃなかった。
妻殿の車(ソリオ)と自分の車(プレオ)の2台で、MTB1台、ロード2台、キッズロード1台と一家4人が移動する予定でいた。
妻殿がいないとなると自分の軽自動車で子供2人とバイク3台運ばねばならん。
これは難しいぞ。
子供のペースで走るので自分はゆったり走行できるMTBで参加したいのだが、そうもいってられん。
車載しやすさを優先して自分もロードで走る事にした。
自分のバイクはセッティングがゆったり走行には向いていないので、妻殿のローラー用バイクを借りる事にした。
後部座席は娘二人が乗るので、助手席にシートポストを外したりしてどうにかキッズロードを乗せる。
車外のリアハッチに取り付けるサイクルキャリアを使ってロード2台を乗せた。
海沿いを走るので車外のキャリアは使いたくなかったが、仕方がないとあきらめた。
自宅から一般道で4時間くらい。夜中の移動にて娘達は良く寝ていた。
外したホイールやシューズ、ヘルメット等の機材の他に着替えを入れたカバンなどが×3で車内の狭さは相当なものであったが、そんな環境でもグッスリ眠れる位
ずぶとい神経に逞しく育ちましたなぁ。
スタート前。アーチと一緒に
ファミリーコースは40~50人位の参加者数。

娘の他にも小学生位のキッズが10人位いた。
ほぼ男の子で、お父さんと二人で参加している子が多い様子。
お父さんの方々は皆さん体形や足の筋肉、纏っているチームジャージ等から相当乗り込んでいそうな雰囲気がバシバシ伝わってくる。
息子さんを自転車趣味人へと育成中なんだろうな。
妬むわけではないが、純粋にうらやましいと思う。
男の子、いいなぁ。
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と、ぼんやり思っていたんだけど、キャッキャとじゃれ合う娘達をみていたらかわええなぁ女の子で良かったなぁなんて思ったりして

親バカで良かったというところですな。
小学生低学年の参加者でも走り切れるように、距離50kmに対して休憩ポイントが沢山設定されているので、走る時間と休憩時間が同じ位あった。
ちょっと走ったら
公園で休憩
海沿いで休憩
昼食は目的地の海王丸パークにて
メニューは白エビの唐揚げ丼。

美味い。次女は半分以上残したので自分のお腹に収まった。
気持ちよく海沿いを走り
最後にスタート会場である富山競輪場に戻ってきてバンクを走る。

バンクの角度はどえらい。思いっきり走ってみたい半分、めちゃ怖そう半分。
長女には全く物足りない距離と負荷だったようだが次女には丁度良かったようだ。
ゴール後のアンケートにて。
楽しめたようで何よりだった。
さて、家庭内平和維持活動(意味全く違うけどパパ活とも言えるなw)に努めたあとは自分の競技。
次戦は6月25日長野で開催される美ヶ原ヒルクライムレース。
距離が長く急な下りカーブもあり苦手なコースだが景色最高。
確かゴール後の補給が何も出なかったと記憶している。
下山荷物に水分とお金を入れましょう。
その翌週7月1日、2日に福島県で開催される磐梯吾妻スカイラインヒルクライムレース。
これは初めての参加。2日間開催。
1日目は距離14km斜度キツめの高湯温泉側。
2日目は距離27km斜度緩めの土湯温泉側を登る。
んで、それぞれのリザルトとは別に2日間の総合でも競うようだ。
面白そう。エントリー時にオプションの朝食500円も付けといた。
初めて出る大会だしお気楽な気持ちでガシガシやりたい。
4月の日光白根ヒルクライム以降、ラントレや娘達とのヒルクラ練習に時間を割いたので自身のCTLは結構下がっているが、まぁあと数週間せっせと鍛えて楽しもうと思う。
おしまい。