
3月11日、FSWで開催された
REVSPEEDドラテク教習に参加してきました。
早いもので、サーキットデビューしてから3年が経過。
今までいろいろな方に話を聞きながら自己流で走ってきましたが、大きな壁にぶち当たり乗り越えられないでいる昨今、プロのレッスンを受けてみようと思い立った訳です。
はじめに断っておきますが、またダラダラと長いブログになると思いますので、お時間のある方のみお進みください(^^;
今回の教習では、自分自身にテーマを設けました。
テーマその1 「お尻に集中!」
これは、みん友のmasa.fd2さんよりいただいたお言葉です。
お尻といっても、女性のお尻ではありませんからね。
車のリヤの挙動を指しています。
テーマその2 「先を見る!」
これは、たくさんの方にご指摘され続けているお言葉です。
視線が近過ぎるので直せ!の意味です。
当日は、IS-F乗りの「すぎすぎすぎさん」と、クラウン乗りの「もとサーファーさん」とFSW東ゲート駐車場に8時に集合。
ワタクシはギリギリの到着(^_^;)
まずは本コースのAピットに向かいます。
途中レクサスカレッジ通過後の富士山ビューポイントで記念撮影。
あっ!ここでミニ情報!
東ゲートを通過してからすぐに2つある結構段差のあるU字溝の部分、再舗装されて段差がなくなってました。
あそこでフロント廻りを擦ったことある方、多いんじゃないですかぁ?
まっ、それはさておき・・・
その後、Aピットに向かいます。
荷物を降ろし、走行準備をしたらブリーフィングです。
この日の講師は、大井貴之さん、菊地靖さん、番場琢さんの3名。
ここでのブリーフィングは、通常の走行会と内容は変わらずでした。
その後、いよいよ富士ショートコースに移動開始です。
今回はすぎすぎすぎさんと同じAクラスでしたが組が違う関係で、ショートコースは一人で走行です。
初めての富士ショートコース。
どうなるでしょうか・・・
今回のクラス分けは、Aクラス40台、Bクラス40台。
ショートコースでは、更に2分割しての走行でした。
まずは番場先生の講義から。
感想としては、説明がわかりやすく、大変ためになりました。
いろいろレッスンをやられているようなので、今度参加してみようかな♪
その後、いよいよ走行です。
コースインの台数は14~5台だったでしょうか。
ホームストレートを6回通過したら、コースアウトしてくださいとの指示がありました。
1台抜けたら、また1台入るといった方式です。
期待と不安のもと、いざスタート。
後方車両に十分注意をして合流。
まずは前の車について走り、コースを覚えます。
ホームストレートは下りなので思いのほか加速します。
走行後、間もなくしてトラブル発生!
電気系統のトラブルなのでしょうか?
VSCはON、TRC(トラクションコントロール)はOFFで走行していると、
気が付くと、メーターパネルにVSC、ABSのチェックランプが点灯しているではありませんか!
ワタクシの車、VSCカットスイッチを後付してもらっていまして、自分でVSCやABSのカットが出来るようになっています。
しかし、この日は何もいじっていません。
VSC、ABSの警告灯が点灯状態の時は、共にOFFの状態になっていると聞いています。
しかも、OFFからONにするには、一度エンジンを切らないといけません。
VSCはともかく、ABSカットは危険と判断し即ピットイン。
エンジンOFF後に再始動。
警告をすべて消して、再度、TRCのみOFFで走行スタート。
しかししばらく走行すると、また同じ症状が発生。
ここは気持ちを入れ替え、電制、ABSフルカットでの練習に切り替えました。
電制カットはともかく、「ほんとにABSもカットされてるのかなぁ?」と走りながらちょっと興味津々。
半信半疑で1コーナーに突っ込んでみました。
すると、ほんとにフルロックするではあーりませんか!
ちょっと感動!
なんて呑気なことを言ってる場合じゃありません(^_^;)
今までのようには全然止まることが出来ません。
最終コーナー進入でもロックしまくりです。
「ショートコース、路面μ低いなぁ・・・」と勘違いをするほどでした。
今までどれだけABSに頼って走行していたかを実感することに・・・
初めはちょっとビビリながら走行していましたが、何周も走っているとそれも徐々に慣れてきます。
今回のショートコースは、かなりブレーキングの練習をさせていただきました。
タイムなど全く気にせずに練習しまくったショートコース、
後でリザルトを見たら、ベストは
38’481
速いんだか遅いんだかわかりませんが、
Aクラスの中では、順位は下の方でした(^_^;)
タイムを気にするよりも、貴重な走行体験が出来たことが大収穫となりました。
それからテーマについては、ABSカットの影響で完全に頭から飛んでしまいました(^_^;)
それから、ここ富士ショートコースは人生初の左回りサーキットでした。
左回りの方が走りやすい気がしたのは、気のせいなのでしょうか???
その後は、ジムカーナコースへ移動です。
ここはドリフトのギャラリーをしに来たことはありますが、走るのは初めて。
ここでの講師は大井先生です。
まずはコース説明から。
その後、大井先生が愛車のS2000でデモ走行。
さすがな走りです。
そしていよいよ走行開始です。
ゼッケン順でのスタートとなり、ゼッケン1番のすぎすぎすぎさんからということになりました。
スタート待ちのすぎすぎすぎさんIS-F。
みんなが見ている一番手スタート。
「かなり緊張するんだろうなぁ。」と思いながら、スタートを見守ります。
無事に走り終えた姿を見て、他人事ではないワタクシも一安心(^_^;)
ワタクシのゼッケンは25番でしたので、皆さんの走りを見ながらイメージトレーニング。
そしていよいよ出動です。
ミスコースだけはしないように真剣に走ります。
良かったんだか悪かったんだかわからないまま、何とか無事に一本目終了。
ここでは、電制関係はトラブル無しでした。
その後、また皆さんの走りを見ながらイメージトレーニング。
ここで、大井先生から個別に指導があれば最高だったんだけどなぁ・・・
二本目もすぐに終わってしまい、あっという間のジムカーナ教習でした。
テーマについては、「お尻に集中!」は意識できましたが、
「先を見る!」はミスコースしないようにするのに必死ですぐ前しか見てなかったなぁ・・・
そしていよいよ、レーシングコースへ移動です。
走行の前に昼食タイムとなり、この日、スポーツ走行枠を走りに来られていたstar-gateさんとDJ-KAZさんがいるピットに、すぎすぎすぎさんともとサーファーさんとご挨拶に向かいました。
するとすでに走行開始していて、ピットには不在。
すぐさま、ピットレーンから見学に・・・
ホームストレートでのDJ-KAZさん
写真小さ過ぎですね(^_^;)
star-gateさん
デジカメではこれが限界です(^_^;)
ピットインしエア調整中のDJ-KAZさん
走行終了後のお二方
ゆっくりお話をしたかったのですが、ブリーフィングの時間が迫り、泣く泣く退散させていただきました。
star-gateさん、DJ-KAZさん、短い時間でしたが、貴重なお話、ありがとうございました。
レーシングコース走行前のブリーフィングは、菊地先生と番場先生による、レーシングコース攻略講座となっており、大変勉強になりました。
その中でもワタクシが大変勉強になったのが、Aコーナーの進入と100Rのお話。
あえて詳しい話はしませんが、現在自分自身がぶつかっている目の前の壁が少し崩れたような気がしました(^o^)
走行が楽しみ楽しみ・・・
攻略講座も終わり、いよいよレーシングコース走行のお時間となりました。
1本目
最後尾から出て車間を空け、クリアを狙おう作戦を実行。
しかし見事に失敗。
2ラップ目には、先頭車両がワタクシに追い付き周回差にされてしまい、全く意味が無くなってしまいました(^_^;)
しばらくすると、ショートコースで発生したトラブルが再発。
今回はVSCはOFF、ABSはONの状態のようです。
ちょっと調子を見ながら走ってみましたが、ABSは切れていないようでしたので、そのまま走行しちゃいました。
つまり、去年の13コーナーでの苦い思い出以来、久々の電制カットでの走行となりました。
でも不思議と恐さはなかったんですよねぇ・・・
なんでだろう・・・
そんな感じで、その後テーマを意識して走ります。
テーマを意識して走ると、視線が近いことに気付かされました。
が、なかなか直せません。
各コーナーでクリップを見過ぎちゃうんですよねぇ。
これは練習するしかないですね。
それから今回、もう1つ意識して走ったことがあります。
コーナーでのステアリングワークです。
切込みが少ないと思い、いつも以上に多く切り込むことを意識して走ってみました。
すると、クリップにつける回数が増えました。
縁石を踏む回数も格段に増えました。
クリアが取れたかなぁと思うと、ちょっと引っ掛かるの繰り返しで、練習を続けていきます。
そして、最終ラップでついに!
ついにやりました!
1年2ヶ月振りにベスト更新です!
これまでのベストが去年1月に出した、2’08.659
そして今回は、たったコンマ2秒ですが、
2’08.482
しかも久々の10秒切りでした。
ホームストレートで追い風だった影響もあってか、最高速もベスト更新。
今までは、220km/h台が普通だったのが、230km/h台連発。
ベストは、234km/hでした。
230km/h台でも200m看板真横で止まれることもわかり1つ収穫に。
1月の走行でも試しましたが、連続アタックすると、3ラップ目で200mでは止まれないことがわかりました。
クーリングは大事ですね。
それとお決まりなんですが、デジカメで動画を撮影していた為、時間切れでベストラップの動画は撮れていませんでした。
富士のホームストレートは非常に長いですし、ベスト更新して大喜びし、ガッツポーツ連発すると思いきや、意外や意外、案外冷静でいられました(^_^;)
その後、Bグループの走行時間です。
もとサーファーさんの雄姿
緊張しながらも楽しんで走っていたのかな♪
2本目
人間、欲が出るものです。
1本目で気を良くしたワタクシは、更にベスト更新を狙い、走行に向かいます。
しかし結果は、
2’10.339
力み過ぎたのと、集中力が途切れてしまったのが原因かな(^_^;)
今回の走行では直前講習で、クラッシュしやすいポイントとして、Aコーナー、100R、300Rを挙げていました。
曲がれないのに無理して曲がろうとして外に膨らんで、コースアウトしてからアクセルオフしてスピンする話を聞きました。
曲がれないと判断したら、エスケープゾーンが広いので、そのまま外に出た方が良いとのご指摘。
今回は、Aコーナーと100Rで実行させていただきました(^_^;)
Aコーナーはわざと飛び出したことは何度かありますが、100Rは初めてでした。
今回はそれだけコーナーを攻めて走れたということなのかな?
2本の走行を無事走り終え、片付けに入ります。
静寂を取り戻したピットレーン。
帰る準備が整い、どこか満足げなゼロアスくん♪
よくがんばった(^o^)
訳あって、1年落ちで使い始めた現在3年落ちのGY RS SPORT
こんな感じでタイヤも決して条件が良い状態ではありませんでしたが、
よく走りました。
走行直後にしてはきれいじゃないですか?
きれいというより、カサカサ?
もうタイヤの油分、無いのかな?(笑)
FSWの場合、こんな感じでしたっけ?
最後に、この日一緒に参加した、すぎすぎすぎさんともとサーファーさんと記念撮影。
大変、有意義な1日を過ごすことができました。
この日、ご参加の皆さま、お疲れ様でした。
それからこの日、14時46分、FSWの場内アナウンスを合図に黙祷いたしました。
あの日のことは決して忘れてはいけません。
がんばろうニッポン!
