
久しぶりに車を動かしたらキノコが生えてました(挨拶)
なんかコンクリの駐車場のくせに梅雨のころからフリードスパイクの下は日光が当たらないのか苔が生えてたんですよ。そのまま放置して、月に1回くらいしか動かさないから、久しぶりに動かしたら小さいキノコが生えてましたw
どこから胞子が飛んでくんのかね。面白いので少しそのままにしておこうかと思います。
さて、少しずつ現実的な就労時間になってきたので、2か月ぶりにハイキングに行ってきました。
初めは近場で埼玉の「棒ノ折山」に行こうかと予定していたが、前日に色々とトラブルがあって睡眠時間がだいぶ削られたので無理だろうと判断。
てかDMMのサーバーが不安定でずっとログインしたり弾かれたり。
4時起床。色々やってて6時出発。
まずはバッテリーが上がったフリードスパイクのエンジン始動をしなくては。
スマートキーで開けないとセキュリティが働いてしまうが、バッテリーが上がってる状態だと無理な話なんで、手動でドア開閉。
早朝にセキュリティが働くと近所迷惑なんで、運転席の足元にあるホーンのヒューズを外す。
アトレーを救護用に動かしてもよかったが、事前に用意しておいた充電済みのバッテリーを救助用にしてバッテリーケーブルをつないで始動。
ハザードが緊急点滅しますが、音は出ないので近所迷惑にはなりません。ここでスマートキーでドア開閉。その後はヒューズを元に戻して完了。
ヒルスタートアシスト機能のエラーが出て、シフトロックされますが、カギかマイナスドライバーを突っ込むとドライブに入ります。
後は走行してある程度充電できるとエラーは消えます。まぁなんどもやってるんで手慣れたものです。
とりあえず目的地だが近場でよく行くのに登ったことのない山、筑波山に決めた。
近所のマックことマクドで朝食。
ドライブスルーはいいやね。エンジン切るとまたバッテリーあがるから。
自宅から目的地の筑波神社まで70キロ程度の距離。高速を使うまでもないので下道で。
案の定、渋滞にはまる。でも久しぶりの休みで時間には余裕がある。
途中のコンビニで昼飯と水分を購入。今日は500mlペットx4本です。
9:30 目的地の筑波神社のパーキングに到着。ものすごく通勤渋滞にはまった。

パーキング。大型バスなど団体客も駐車します。休日は満車になるとの事。
筑波山を登るルートはいくつかあるが、車で行く場合は「筑波神社」から登るルートと「つつじヶ丘」からのルートと2つある。事前にネットで調べると筑波神社のパーキングは1日で500円だが、つつじヶ丘は2時間400円、以降1時間おきに100円が加算される。これじゃ最終的な金額はいくらになるかわからなかったので、今回は筑波神社ルートを選択した。
9:45 登山開始。歩きごたえがありそうな白雲橋コースを選択。
まずは酒迎場分岐を経由して2時間先の女体山を目指します。
筑波山は古くから山岳信仰の対象で、二つの山頂をイザナギ、イザナミに見立ててご神体としている。ちなみに、山の間を流れる川は男女川(みなのがわ)だったり。
気温は25度。見事な快晴だ。
今回の登山は少し実験的な意味合いもあって新調した55Lのバックパックとトレッキングポールを試してみたかったのだ。
今まで使用していた40Lでも十分だったのだが、これから冬山の時期になってくると山頂で温かいものが食べたくなってくる。それらの用具を入れるにはすこし容量が足りなかった。
トレッキングポールは今まで邪道だと思っていたが、殆どの山岳ガイドの人達が使用しているのを見て少し考え方を変えてみた。
女体山まではその名の通り緩やかな登りが続きます。所々に大きな岩があるものの、全体的には土と石の道。
ポールを使って3点支持でどんどん登る。浮石などもあるが、転倒の可能性が低くなるので安心して登れる。

「弁慶の七戻り」 武蔵坊弁慶が岩の下をくぐるか戻るか7回迷ったらしい。
適度な休憩を取りながらひたすら登っていくと子供の騒がしい声が。女体山山頂付近に遠足で来た団体客が沢山いて進めない状態に。
今まで数々の女体を制覇してきたが、今回は断念せざるを得なそうである。
女体山山頂は断念し先に進む。また来ればいいだけだし。
少し進むと売店が現れてくる。

やはりガマの油が有名。買ったところ現代社会では使いどころがよくわかりません。
12:40 平坦な道を少しあるくと急に視界が開け、御幸ヶ原に到着。

ロープウェイ駅の為、沢山のお土産屋や水洗トイレまであります。

目の前に男体山の山頂が見えます。
開けた中心部分は遠足の団体客が陣取っているため、トイレの裏手で休憩。
すると物好きな小学生が
「お元気ですか?」と聞いてきた。
なんだ、この子は。どう答えれば正解なんだ。井上陽水か? レレレのおじさんか? 清水由貴子か? 年代的に知ってると思えないが、もしかすると猪木の真似をしたのかもしれない。
どう答えるのが正解なのか考えていると
「バイバイ」と言って走っていった。
まるで無視したかのような振る舞いに、物凄く罪悪感を感じた。
ここから山頂までは20分。少し物足りないので1周1時間の自然研究路ルートを行くことに。
「2014年4月に筑波山自然研究路で大規模な岩石の崩落(高さ20m幅7m)が発生しました。」とのこと。今は迂回路で通行可能です。

アサギマダラは何度も見かけました。時期がビンゴだったらしい。
こちららのルートは人気がないのか、殆ど人が来ないので途中のベンチで昼食。
途中のコンビニで買ったオニギリで。
風が吹き抜ける木陰で、少し肌寒いので早々に出発。
13:40 男体山山頂。

山頂は広くはないが御本殿と売店がある。南側の展望に優れ筑波の市街地が見下ろせます。

折角なのでおみくじを引いてみた。

・・・・・・特にコメントはありません。
狭い山頂の展望台で休憩していると次から次へと人が登ってきます。
下から徒歩で登ってきた人と、ケーブルカーを使って来た人との違いが服装や装備ですぐにわかる。
14:00 山頂を堪能してから先ほどの御幸ヶ原へ。
先程の混雑が嘘のように誰もいない貸し切り状態に。
御幸ヶ原で十分に休憩して体力も回復したので、そろそろ下山ルートへ。
ケーブルカーを使えば筑波神社まで8分で降りれるが、やはり御幸ヶ原コース(徒歩70分)を選択。
大きめの岩があり低山とは思えないほど急傾斜などもあるが、自然を残しつつ整備された道は実に歩きやすい。
30分程下ると百人一首の句が掛かれた看板が現れる。
「筑波嶺(つくばね)の 峰より落つる 男女川(みなのがは)
恋(こひ)ぞつもりて 淵(ふち)となりぬる」
意味は
「筑波のいただきから流れ落ちてくる男女川(みなのがわ)が、最初は細々とした流れから次第に水かさを増して深い淵となるように、恋心も次第につのって今では淵のように深くなっている。」てな感じ。wikiより。
小学校の時に小倉百人一首を全部覚えさせられたんですが、全く役に立たなかったと思ったらここにきてネタになりました。
ちなみに最初に覚えたのは持統天皇の
「春すぎて・・・」です。衣ほすちょうって響きが好きだった。意味は理解してなかったけどw
んでその男女川の源泉が沸いていて飲むことができます。

ちゃんとコップが置いてあります。この水は桜川と合流し最終的に霞ヶ浦へ流れつきます。
さらに下るとケーブルカーの中間地点の中ノ茶屋跡に到着します。
ケーブルカーの交差する写真を撮ろうと少し長めに休憩。

交差するところの撮影に失敗しました。ピントも知らないオッサンの頭に合ってるし・・・。
もうやることもなくなったのでひたすら下山。
15:35 筑波神社到着。

まだ金をむしり取るつもりか?
神社を散策。ここは何度も来たことがあるが、明るい時間に来たのは初めてだ。
深夜に来ると電工ピカピカのおみくじの自動販売機があったり。
今回は約8.5キロ、6時間のコース。歩数は17500歩。武甲山のちょい少ないくらい。
自宅から近いがゆえに今まで登山としては来たことがなかった。
日本百名山の中で一番低い山だが、
「西の富士、東の筑波」の名の通り面白味の詰まった名山だった。
次は登れなかった女体山も制覇しつつ、ナイトハイクに来たり、カップルに爆竹とか投げつけたりしたい。
帰りは渋滞にはまりつつ、寄り道しつつ、21時頃帰宅。寄り道しすぎw
