ゎんこの運転手のくつろぐ狭小書庫の唯一の冷感機能を持つ、愛栗鼠大山のサーキュレータが時々休むようにな
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ったので修理してみたよw
製品は2019年製でそう古いとは言えない。実質3年しか使ってないしね。
エアコンのコンセントはあるけどエアコンが無いんで(笑)こいつが唯一の冷感機器なんだな。生ぬるい空気でも風速一メートルで体感温度は1℃下がると云われてるし、クソ暑い夜にはこれなしではいられない。
実勢価格は2,000円強だから買い替えるのが普通なんだけど、買うと云っても明日以降の話し。今夜が過ごせないのは面白くない。
ロシア式修理方を試してみると動き出したので安心してたら、首振りの途中で全く動かなくなってしまう。
コンセントにはちゃんと刺さってるし
電源コードにストレスを与えるような使い方もしていない。
コードの踏みつけは論外だし、コンセントから本体の間もコードにテンションがかからないように使ってるんだ。
この手の小さいサーキュレーターの電源コードは、大抵ちんけな0.75sqの細い電線で質の悪いものだとすぐに痛んでしまうからね。
2
実装しているのはこんな感じの切り替え装置。首振り機能を常用してるんだ。
たかが”風”といいながら、同じペースで吹かれ続けると身体の調子がおかしくなってしまう。
元々エアコンにもあまり強いたちでもないから、このての扇風機系を好むんだ。
さて、サーキュレーターが止まってしまうときの様子を何度か観察してみると、首振りで右いっぱいに振り切ったタイミングが殆どのようだ。
想像するに、本体内のコード可動部の断線が疑われるね。
止まった時に本体後底部のコード引き出し口の当たりを動かしてみると回転を始めたりするから。
3
裏ブタは-2番を間に差し込み、軽く抉ると開けることができる。構造をみながら注意深くね。よっぽどのことをしなければ壊れはしないけど、無茶は禁物だよ。
コード切断部発見後、被覆を剝いてみたところ。
ビニールコードの被覆は切れてなかったが、内部の電線がせん断していたパターン。
本体奥に伸びる電源コードは、回転部での摩擦の保護か補強のために堅めの熱収縮チューブで全体を保護してるようだ。
構造を観察すると、首振り時に可動する熱収縮チューブで保護されたコードが、本体底部のほゞ動かない電源コードの間で反復した曲げストレスが加わり続けた結果、一番ストレスを受け続けた部分の心線がせん断したと思われる。
4
此れは絶対に設計が悪い。
流石は愛栗鼠ww まぁ安いのはイイんだけど、耐久性に多少問題がある製品が多いように思うのは、ええ、個人の感想です(笑)
5
で、問題を可決すべく修理に勤しむ。
切れたところどうしを直接繋いでもいいんだけど、少しばかり対策を施してみよう。
可動部にストレスがかかる部分に電線を注ぎ足し有効長を長くして、稼働時のストレス緩和@分散 を図ってみることとした。
概ね50mm程度、手持ちの電線を継ぎ足してみる。
継ぎ足し方法はハンダ付けね。
※こういう製品の修理や改造はPL法に抵触するので全く推奨するものではありません。実行される場合は、あくまで自己責任で!!!
6
で、反対側もハンダ付け。
簡易絶縁処理用の熱収縮チューブは先に入れとくねw 後からは入んないから(笑)
7
接続を終えたら、ヒートガン@クルクルドライヤー@同居人お下がり で温めちゃうよ。
このドライヤー、吹き出し口付近で100℃近くあるので、ちゃんと収縮をさせることができるんだ。
ライターとかで炙ると、チューブ焦がしちゃったり、熱し過ぎてダメにしたりで面白くないねw
これ、同居人が買ってきて二日ほどで気に入らないと投げ出された逸品w
何がダメなのか理解できないが、パナソニックの同様なものに買い替えて、もう3年も経つ。
まぁ、こういう道具の好みはねぇ~
よくわからんわ。。。まぁヒートガンとして延命してるので、それは此れでヨシ!!(笑)
8
こんな感じで内部配線コード延長。
9
で、納めて試運転w
10
試運転失敗ww
もう片方は大丈夫そうに見えたけど、やはり同様にせん断してた(笑)
なので、もう一本も修理だねw
11
見えないところだけど、お洒落に色違いねww チューブの色も合わせてみたよw
12
で2本とも盛大に延ばしたw
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で、またヒートガン。
14
首振りに伴うコードの変形を考慮して納めてみる。
裏ブタ閉める前に、電源入れてコードの動きを確認しながらベストな納め方を探る。
動作を見ていたら、既設の黒い堅めの熱収縮チューブが多いなストレスの原因の一つであろうと思われる。
少し奥まで熱収縮チューブを裂いて既存コードへのストレスの緩和措置を講じる。
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今回活躍したのは此れね。
愛用の半田ごてさ。
セラミックヒーターで直ぐに適温にが得られる。また、温度調節機能も持ってるから、好みの温度を維持して作業が出来るんだ。
私の好みは320℃
こいつのおかげで今回のハンダ付けもサクッと終了。やっぱり道具だね。よいものは作業効率はもとより、仕上がりと耐久性が違う。
サーキュレーターを買い直すために必要な予算を2,500円として、今回はそれが節約出来たんだな。
じゃ、2,500円失ったと思って、チビットだけど木の葉を追加購入(笑)
将来は解んないけど、量子コンピュータを小規模で開発してる、時々目にするアメリカのあの会社。トップページの超電導量子コンピュータのサイバーパンキッシュな画像にやられたんで。。
無駄にクルクルターンしたコードや、無造作に触角か果実のように垂れ下がるなにか。あのデザインセンスは何だかそそるものがある。そう、脳内のシナプスもかくあらんや。。
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ということで、めでたしめでたし。
最後は、今年2本目と3本目の収穫を控えるキュウリ君たち。
此間まで大きさは小指ほどもなかったのに数日でこんな立派に!!
人間の成熟もこんなに早ければ苦労しないのに、ねぇ~
おしまい。
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