2014年06月30日
パワステと重ステ
週頭の月曜、なんとか雨が降らない一日でしたね。
早く雨の心配をしなくて良い季節になって欲しいものです。
今日の話題はパワステと重ステ。
と言うのも土曜日に下仁田でたまたま話題になった事でして。
ロド乗りに限らないのかもしれませんがスポーツカーは重ステが良いな〜と言う人が多い様に感じます。
ちなみに私の黒ロドは昔は重ステでした。
重ステ、ハンドパワーウインド、エアコンレスの男前仕様だった訳ですが今では立派なSパッケージ仕様。
どちらもしばらく乗り回した感想、と言うか「どちらが良い」では無く「どうなのよ?」と言った内容を。
まずは感触から
重ステ → リニア
パワステ → マイルド
かなと思います。
じゃあ重ステの「リニア」て何?となる訳ですが
フロントタイヤの接地状態が分かり易くなる事だと思います。
更に「じゃあどうやって分かるの?」と言うとステアリングの重さで分かる訳です。
フロントに加重がかかっていると重くなり加重が抜けていると軽くなる訳です。
一方パワステはと言うとこの辺の変化が少ない訳ですね。
加重がかかっていても加重が抜けていてもステアリングは軽いままなのでフロントタイヤの限界が分かり辛い訳です。
一番大きな違いはこの辺だと思います。
続いて操作性について
ここで気になった事が・・・
重ステ = 全体的にスポーティー
と思っている人が居る様です。
操作性ですがクイックで軽快なのはパワステで、ダルで重いのが文字通り重ステです。
これはステアリングラック内のギアー比の違いが原因。
パワステは重くても大丈夫なのでギアー比が小さく、重ステは重過ぎると大変なのでギアー比が大きくなっている訳です。
アンダーもオーバーも出ていない状態で同じコーナーを曲がる時に舵角が小さくなるのがパワステ、重ステだとパワステよりも多くステアリングを切らないと曲がれません。
この辺の違いも好みが有るのかなと思います。
私が重ステからパワステに替えた時はクイックな操作性に惚れました、小径ステアリングホイールに替えた様な感じでした、今は慣れちゃって特に恩恵を感じませんけど。
最後にエンジンの負荷の話が出ました。
この辺を気にしている人が結構いる様でレスポンスが良くなるとか加速が良くなるとか・・・
で、どれくらい差が有るの?
と言うとNA6ですがだいたい3馬力の違いが有る様です。
シャシダイでの計測なので個体差は有るとは思いますがほぼ正確だと思います。
この3馬力をどう思うかは人それぞれ、その人の感覚次第なのでなんとも言えませんが違いは分かりますよ。
この3馬力は全回転域で同じだけ損失しますので高回転まで回して100馬力くらい出ている時は3%だけですが、低回転で30馬力くらいしかパワーが発生していない時だと10%も損失している事になります。
・・・ただ慣れちゃいますけどね(^_^;)
重ステとパワステの大きな違いはこのくらいかと思います。
サーキット走行を本気で行い好タイムを狙うなら重ステが良いかと思います。
サーキットへ行っても遊ぶくらい、普段は街乗りやワインディングを軽く流すくらいならパワステが良いです。
クイックだしハンドル軽いし(^ ^)
腕力と根性が有るならパワステラックのベルト外しが最強な気もしますが・・・
今ではF1もGTもWRCもパワステ装備は当たり前、「パワステ = ラグジュアリー」では無いと言う事な訳です。
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Posted at
2014/06/30 18:55:56
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