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イイね!
2017年02月26日

ロードスターを固くしよう!その3

今日は少し認識の統一と言うか、私の目指すボディの完成形とかについてのお話を踏まえて後で「何言ってるのこいつ?」とか思われない様に少し書いておきます。




と、言う事で最初はいつもの独断と偏見の補強パーツ紹介第3弾はこちら





ロードスターの補強パーツの雄、ニーレックスさんのマジカルクロスです。
と言っても私の場合はエンジンルーム内に取り付ける部品、マジカルクロスNo.1・フロントフレームクロスバーだけのご紹介と成ります。理由は後ほど

私はNo.1しか購入していません、マジカルクロスってバラでも購入出来るんですよ?知ってました?

と言う事で取り付け場所とレイアウトはこんな感じ





ラジエターとエンジンの間、インテークパイプの下側に取り付けます。
上下に2本のステンレス角断面パイプを左右に渡して取り付け、その上下のパイプ同士をクロス状の同素材のパイプを使い中央部で連結させると言う構造です。

2本のパイプだけだとただの突っ張り棒ですが、その2本を連結させる事で線の補強から面の補強へと昇華させている素晴らしいパーツです。

効果はと言うと、フロントの捩れが劇的に減ります。
下りのヘアピンなどでブレーキを踏みながら曲がると良く分かります、今まで何と無く曲がれていたコーナーが曲がれなくなっている事に気付く筈です。
これは適当にブレーキをかけてもフロントが捩れて外輪だけで無く内輪にも荷重がかかっていたのが、フロントが捩れないのできちんと荷重移動をさせてやらないと外輪だけにしか荷重がかからないため吹っ飛びそうな感覚が強くなる為です、どアンダーになるとも言います。

その代わりきちんと荷重移動をさせてやってから曲がれば今までより早いスピードでも安定して曲がれる様になります。
ピーキーでは有りますが限界は高くなると言った感じです。
車体剛性も上がるのでコーナー時のミシミシ感も減ります。


メリットのお話。
フロントの剛性が上がるのでフロント荷重をしっかりとかけられる人にはシャープでたまらないハンドリングを与えてくれます。
また剛性感も高まるので強めのブレーキをかけても怖く無いです。


デメリットのお話。
はっきり言って街乗りには必要無い部品です、高速コーナーがどうとかアンダーステアの方が踏めるとかが関係ない人は付けなくていいと思います。
また取り付けに穴空け加工が必要になるのでボディに穴を開けたくない人にはオススメ出来ません。
それともう一つ、NA8だと問題無いのですがNA6だと純正のインテークパイプ以外使えなくなります、ラジエターのアッパーホースを避けるためにインテークパイプが下側に曲がっているために干渉してしまいほとんどの社外品が付かなくなります。

私の対策は・・・ワンオフでインテークパイプを作りましたがオススメは出来ないのでこれもデメリットです。


こんな人にオススメ!
・サーキット走行重視の方。
・ロードスターの豆腐屋は俺だ!と言う方。(追記 ドリフトし易くなると言う意味)
・シャープでスリリングなハンドリングを楽しみたい方。
・NA6だけど俺もパイプを作る!と言う方。


こんな人は絶対に付けてはダメ!
・純正派の方。
・ボディに穴を開けたくない方。
・純正の軽快なハンドリングが好きな方。


と、言った感じです。
マジカルクロスの紹介はここまでです。




ここから少し違うお話、1回目にやっとけば良かったなと言う内容です。
今更ながらですが読んでみて下さい。


車のフレーム構造の中にラダーフレームと言う考え方が有ります。
考え方と言うか構造なんですが、車体を真上から見た時にハシゴ状(ラダー)の補強箇所があります。
まずは車両の左右両端を前後に走るメインフレーム、そしてその両端を左右に繋いで行くサイドメンバーで構成されているフレーム形状で、これらを線で表して真上から見るとハシゴ状に見える訳、なのでラダーフレームです。

一般的にはクロスカントリー車両や一部のSUVにだけ採用されているフレーム形式であり現在の乗用車では殆ど採用されていない物です。
現在主流の形式はモノコックボディです。

・・・皆さん知ってました?
モノコックボディは別名、フレームレスボディとも言うんですよ?
そうです、現在の殆どの車にはフレームなんて無いんですよ。
これ知らない人はかなりいるんじゃ無いかな?
まあ知っている人もモノコックの中の特別硬い部分を便宜上フレームと言っている人もいると思うのでみんなが知らないとは思いませんけど、私もそうですし。

と言う事でモノコックにフレームは無い、と言うよりボディ全てがフレームとも言える訳ですが、これからも便宜上特別に硬い部分をフレームと言う事にさせて頂きます。


で話を戻しましてロードスターなのですがベースはモノコックですがオープンカーなので屋根が有りません。
モノコックは屋根を含めてモノコックなので屋根が無いロードスターはモノコックとしては不完全です。
なので別の構造、ラダーフレームと言う考え方が1部で採用されている訳です、極太のサイドシルとかキャビン底面に縦に二本並んでいる文字通りラダーフレームとかね。

ただしこれが不完全なんですね、強度が全然足りていません。
元がモノコックをベースに考えられているのでサイドシルよりも前や後ろのメインフレーム、そして左右を連結させているサイドメンバーに該当する部分がモノコックレベルの強度しか無いんです。

ロードスターの場合、サイドメンバーに当たる部分はフロントメンバー、フロントバルクヘッド、リアバルクヘッド、リアメンバーになる訳ですが、これが何処も貧弱でして・・・
フロントやリアのオーバーハング部に関してはまんまモノコックです。

フレーム構造やモノコック構造の事をよく考えてからロードスターを眺めると、ここはラダーフレーム、ここはモノコックと言った感じでまるで継ぎ接ぎだらけの車体に見える訳です。

さて、ではどうしたらロードスターを固く出来るのか?
屋根の無いロードスターはモノコックとして完成させる事は出来ません、であれば後付けでラダーフレームを作ってやればいい訳です。

・・・簡単では無いですけどね(汗

要は完成されたボディを作りたい訳です、モノコックとしても、ラダーフレームとしても中途半端なロードスター、これを完成されたボディにしたいな〜とか思う訳です。
そして個人でかろうじて出来るのはラダーフレーム化かなと思い実践して来ました。

先出しをしていまいますが現在のだいたい満足いく様になった補強状態がコレです





参考までに何もしていない状態がコレです





何と無くですがハシゴ状に補強出来ていると思いません?
細かくは今後もパーツ紹介をしますので後ほどですがマジカルクロスのNo.2以降をつけていない理由ですが、アレはモノコックを補強するもので有りラダーフレーム化を目指している私の考えには合わないかな?とか感じたので付けていない訳です、効果が高いのは分かっているんですけど・・・まあ偏屈なだけかもしれませんけど、目指すモノとか拘りとかは割りかし重要かなと思います。


と、まあそんな考えで行なっている補強ですが今後もパーツ紹介をしますので興味あれば読んで下さい。


ブログ一覧 | チューニング | 日記
Posted at 2017/02/26 19:43:47

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