GW8日目、過去最高の素晴らしい体験が出来ました。
7日目の天王桜〜奥日光湯元経由で帰宅後にロディ隊員と
取り留め無くミーティングをしていると、話の流れで
「そうだ、白馬へ行こう!」となりました。
何時行くの? 今でしょ!
と言う事で突発部活動として深夜に白馬着の予定で出発、午後8時台なので高速道路上り渋滞を脇目にひたすら西へ進軍しました。
距離は有りますがほぼ予定通り深夜0時過ぎに桜の名所、
野平の一本桜へ到着しました。
野平は「のだいら」と読む様です。
夜明けに間に合う様に出掛けるのでは無く現地で仮眠しようと言う算段です。
ですが折角の深夜着なので星空の桜を撮ってみました。
この為に超広角の明るいレンズを買ったんや!
ソフトフィルターも買ったんや!
光害減少フィルターもポチッたんや!
と言う事でこんなの撮れました(^ ^)
しかし凄まじい人数が三脚構えて撮影しています。
全く、暇人が多いなぁ〜 ƪ(˘⌣˘)ʃ
自分の事は棚に上げる
もっと沢山写真を撮りたかったのですが直ぐに霧が出て来て真っ白な写真しか撮れなくなり一時中断、少しするとまた星が見え始めたので今度は人混みから離れて天の川を撮ってみました。
光っている星だけじゃ無く虹色に光る帯みたいなのが真ん中の木から左上に伸びているのが撮れました(^ ^)
この写真はソフトフィルター無しでの撮影です、有りと無しでどう違いが出るか試してみました。
有っても無くても綺麗です、使った方が星が大きくなりますが星以外のピントも甘くなった様に見えるので使うかどうかは写りの好み次第だと思いました。
しかし、ブログで見ると綺麗に見えていますがセンサーサイズがマイクロフォーサーズだと高感度ノイズが結構出るのでアップやトリミングだと使えませんね・・・ISOを上げないと天の川が写らないし・・・
フォクトレンダーのNOKTON、21mm単焦点f0.95のレンズが有れば・・・とかダメダメな事考えてました( ̄▽ ̄;)
取り敢えず朝からの撮影に影響しない様に目覚ましを4時半にセットして仮眠しました・・・が、目覚ましの音が大き過ぎてビックリして起きました。
まあ目覚まし鳴るまで寝てられたので良しです(^_^;)
良しなんですが・・・気を取り直して外を見ると辺りは霧に覆われ真っ白 ・・・(汗
ここで待っていてもどうにもならないと判断、標高の高い白沢洞門なら霧の上に出られるかもと移動しました。
その判断は・・・
大正解です!
ヽ(´▽`)/やったよ〜♪
薄っすらとピンク色のモルゲンロートも見れました(^ ^)
と、ここで慣れていない広角単焦点だとまだ上手く撮れないので何時もの標準レンズに交換しました。
少し場所を移動すると・・・
白馬の市街地を覆う霧が雲海として見下ろせます。
しかし超広角単焦点はやっぱり周辺減光が大きいです、オリンパス のPROレンズは周辺減光がほぼ無い上にアップにした時の解像感も上です。
ラオワのレンズが微妙なのか、はたまた私が使いこなせていないのか・・・でも単焦点より良く写るズームレンズと言うのも凄いと思います、f2.8通しレンズは伊達じゃ有りませんね(^ ^)
霧が濃いので白馬での撮影は無理だと判断して今度は仁科三湖の
中綱湖へ移動する事に。
目的は陸の桜と湖面に映る桜、リフレクション撮影です。
が、到着するなり風が吹き始めて周りで撮影していた人達はどんどん帰り始めました (汗
取り敢えずロディ隊員と2人、撮影場所を対岸から横方向へ変えて待機する事20分くらい、風が弱くなり湖面が凪いで来ました!
リ〜フレクショ〜ン♪
しばらく粘って良かった、正解でした(^ ^)
標準ズームレンズに交換してあるのですが、この時にふと思い立ち超広角レンズを使った時の勉強にとアスペクト比を変えて撮影してみる事にしました。
16:9です、上下の余白を無くせるので広角レンズを使った撮影では思ったよりも使い易いサイズだと思いました。
ズームレンズもワイド端が24mmなので練習がてら暫くこのサイズで撮影を続けました。
中綱湖から市街地へ戻ると綺麗に霧も晴れていたため
大出公園へ向かいました。
陽当たりが良い為か残念ながら桜は微妙な葉桜になっていました、取り敢えず綺麗に残っている部分をメインに姫川と北アを絡めて1枚
爽やかな風と清流、青い空と桜、綺麗でした(^ ^)
さて、早朝は霧で辺り一面真っ白でしたが時間が経つと霧も晴れいよいよ目的の桜へ
コレが野平の一本桜の破壊力か!!
今年から桜の近くに菜の花畑が作られたらしいです。
近景の候補が一つ増えて良い感じですね(^ ^)
桜から離れて一本桜周辺を包み込む様に1枚撮ってみました。
近景に水仙の花
中景に薪小屋
そして遠景に北アルプスの威容です。
全体を撮ると長閑な場所だと言う事が分かると思います。
もう一度近付いて桜をメインに1枚
山間部の小高い丘の上に一本の桜
絵にならない訳がない、青空に濃い桃色の桜がとても映えていました。
さてさて、目的の桜が撮れたのでここからはカメラの練習も兼ねて絶景ハンターに転職です、まずは
松川の河原から、少しギリギリを攻め過ぎてレンズが濡れました (汗
まあ拭いたので大丈夫でしょう(^_^;)
お次は
鹿島槍ヶ岳
(かじまやりがたけ)
タンポポを近景に水田を中景にして撮りました。
ここも16:9にして空の面積を少し減らした方が見栄えが良いかも知れませんね。
上の写真の場所の近くにあった桜を
白馬岳をバックに1枚、青空に桜、バックには雪山で凄く綺麗でした。
山間部に移動して
一本桜と北アルプスの山々、15mmで16:9のサイズだとパノラマみたいになって面白いですね(^ ^)
そして最後は
一日中楽しませてくれた北アルプスを一気に入れてみました。
iPhoneのパノラマ撮影みたいですよね、コレが1枚の写真で撮れると言うのは15mmの強みだと思います。
殆ど思い付きで突発的に行った白馬でしたが過去最高と言える撮れ高となりました。
ダイナミックな風景の中、GWになってから咲き乱れる美しい桜を堪能する事も出来ました。
ロディ隊員、本日は本当に楽しかったです。
また白馬へ行きたい、今度はテント持ってキャンプ込みで行きましょう!
有難う御座いました!
そして私事ですが、今日はカメラでも標準画角の使い易さ、超広角のダイナミックさ、どちらも風景を撮ると面白い写真が撮れる事が実感出来ました。
同時に15mmの難しさもよく分かりました、ただ広い景色を撮るだけでは何を見せたいのか、何がメインなのか全く分からない写真になるんだなと実感出来ました。
ただオートで撮影するだけでは分からない奥深さと楽しさ、難しさが有るからこそ綺麗な写真を撮れた時の嬉しさも一段と大きくなるんだと感じました。
写真の明るさや色合い、ひいては光と陰をコントールしつつ主題の配置や構図、被写体の大きさや向きも考えて1枚の写真を撮る。
撮れば撮るほど楽しくなって行きます。
まだまだカメラを始めて半年、初心者丸出しですがもっと上手く写真を撮れる様になりたい。
何かをしたいと本気で思えるのは久しぶりです、本当にカメラを始めて良かったなと思う、今日はそんな1日に成りました(^_^)