2020年03月04日
カメラの知識 センサーの違い
時間を見つけてはカメラやレンズ其の物の知識を調べる事にしています。
写真すら関係の無い事なのでカメラに興味の無い人にはつまらない内容です、読み飛ばして下さい。
まずは良く聞く「35mm判換算」と言う基準について知った事を書き留めて置きます。
もしかしたら間違って覚えている事も有るかも?
基準と書きましたが絶対的な基準と言う意味では無く、過去に一世を風靡したフィルムカメラ、それに使われていたライカ判フィルムのサイズに換算して考えてみると分かり易いかも?と言う結構曖昧な基準でした。
換算と言うと難しく感じるかも知れませんが「例えて」とか「置き換えて」とかでも間違いでは無い様な感じです。
作った当時は最も多くの人に分かり易い基準として作った訳ですがフィルムカメラを使った事の無い人、使った事の無い世代には何のこっちゃ?となる訳ですね。
今で言うフルサイズデジタルカメラがライカ判フィルムと同じサイズのセンサーを使っているので「フルサイズ」と言っているだけでフルサイズセンサーがMAXの大きさでは無くてもっと大きい中判デジタルカメラや大判デジタルカメラも有ります、要は「フル=最大」と言う意味では無い訳です。
でもそうすると何を基準にしたら良いか分からなくなるので過去に最も大きなシェアを持ったライカ判フィルムのサイズを取り敢えずの基準としてフルサイズと言っている訳です。
ここで話は変わって私の使っているカメラ、フォーサーズと言う規格のセンサーを使ったデジタルカメラなのですが良くフルサイズセンサー機と比べて「2段分」の違いが有ると言われています。
この「〜段」と言うのがカメラでは重要です。
カメラは風景や物を写す機械ですが、より正確には「光を写す機械」と言うのが正解です。
そこで光の量の違い、又は差を表す単位としてカメラでは「〜段」と言っています。
F値とかT値はレンズを通る光の量を表す単位ですので取り敢えず置いておきます。
話を戻しましてカメラのこと、カメラの設定を1段明るくすると光の量は2倍になり1段暗く設定すると光の量は半分になります。
「倍と半分」これが結構重要です。
でセンサーサイズの話に戻りまして、基準で有るフルサイズセンサーのサイズ、この場合は面積ですがそれを「半分」にした物がAPS-Cセンサーです。
まあAPS-Cセンサーもメーカーによって少しづつサイズが違うのですが「約半分」と言って差し支え無いサイズです。
つまり受光面積がフルサイズの「半分」になるAPS-Cセンサーはフルサイズセンサーよりも受光量が「1段分」少ないと言えます。
そして私の使っているマイクロフォーサーズ(フォーサーズ)ですがフルサイズセンサーの受光面積に比べて4分の1の大きさの受光面積となります。
4分の1、つまり「半分」の更に「半分」です、半分が2つになるのでフルサイズセンサーよりも受光量が「2段分」少ないと言える訳です。
ちなみに私はスペックマニアでは有りませんが事実は事実として受け入れるだけの柔軟さは持っているつもりです。
センサーの機能性は間違い無く
・・・フルサイズ>APS-C>フォーサーズ>1インチ・・・
です、小さくなる程落ちます、言い切ります。
光を写す機械にとって光を受けるセンサーが大きい事は間違い無く有利に働きます、これは物理法則ですからね。
これを覆す為にはセンサー其の物の性能差、レンズの性能差や画像処理エンジンの性能差、撮り手の技量差が必要になって来ます。
センサーの事だけを考えるとそうなります、ただ趣味や嗜好と言う物は人によって千差万別です。
大艦巨砲主義の人にはフルサイズセンサー機(大判や中判)が最高でしょうし、コンパクトで持ち運び易いカメラが最高と言う人にはコンデジやスマホが最高でしょう。
私にとってと言う話に戻りますが、マイクロフォーサーズ機がフルサイズセンサー機に対して「2段分」の差、又は違いが有る事が私にとって嬉しい結果に繋がっているのです。
今日はここまで、次のこのカテゴリーブログはフルサイズとマイクロフォーサーズのレンズの違いについて書いてみます。
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Posted at
2020/03/04 21:49:13
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