ここ数日、だいぶ涼しくなって秋らしい日が続いています。
雨も多いですが一雨毎に秋が深まって行くのを感じられますね。
さてそんな良い季節になって来たのにマイ・ロードスターはクラッチ系のトラブルで入院していました。
現象としてはただのエア噛みでクラッチが切れないと言うだけなんですが問題は原因です。
パワートレーンを一新してからひと月経たないので整備不良か、クラッチのマスターシリンダーかレリーズシリンダーの初期不良なのか?
とか考えていたのですが確認してみたところ問題箇所は有りませんでした。
各部の締め付けも問題無し、マスターもレリーズも不具合は見当たらず・・・ミッションの慣らし中なのでクラッチが滑る様な走りもしていません。
なんで気泡が出来たのか?
疑わしい所が一つ有りました、それは
GOODRIDGE製
ダイレクト ステンレスメッシュ クラッチホース
です。
純正のクラッチラインの構造を知っている人は分かると思いますがエンジン後方、バルクヘッドとの狭い隙間に金属のパイプがクネクネとしていて、途中がゴムホースになっていますよね?
この製品はそのライン全てを取り除きクラッチマスターとレリーズシリンダーをステンメッシュホースでダイレクトに繋ぐと言う物です。
効能は・・・
①クラッチ操作にダイレクト感が出る。
②純正の長いクラッチラインは熱の逃げ辛いエンジン後方にある為、スポーツ走行をするとフルードが沸騰してしまいクラッチが切れなくなってしまう事が有る、これはラインを短くしクラッチラインをエンジン後方を通さずにレリーズシリンダーと繋げるためフルードが沸騰しません。
と言った感じでした。
説明を読むと何と無くそうなのかな?と思ったのと、色々と考えたけどデメリットが無さそうだったので導入したのですが・・・
でも改めて考えると
「なんで純正のクラッチラインは熱の逃げ辛いエンジン後方に詰め込んでまであんなに長いのか?」
と言う疑問が残る訳です
一つ分かっているのは
「ラインの途中にゴムホースを入れる事でクラッチからの不快と感じる振動をクラッチペダルに伝わらなくする為」
これはすぐに分かりました。
でもあの長さは必要なのか?
考えられるとしたらラインの殆どが金属のパイプだと言う事、グレードにもよるけどフルードが沸騰するのは120〜140度前後と仮定してエンジンルーム内の温度がだいたい70度くらいだとしても温度差で冷却出来るはず・・・
純正は冷却を狙ってるのか?
はたまた長いラインなら中に有るフルードの量も多い、液体は量が多くなる程沸騰するのに時間がかかる、また沸騰し辛くなる、この辺を狙ってるのかな?
取り敢えずエア抜きをして暫く様子見です。
もう一度エアを噛んだら純正に戻してみて様子見、どちらが良いのか検証してみます。
またセルフ人柱的な事をやってるな・・・
Posted at 2015/09/28 19:02:25 | |
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