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ひろ@ロードスターのブログ一覧

2017年03月12日 イイね!

ロードスターを固くしよう!番外編ND

連続で書いてます、独断と偏見のボディ補強パーツ紹介ですが、今日は少し本筋を外れたお話を書いてみようかと思います。

目標とするボディ剛性を手に入れる為にNBとかNCとかNDとか・・・後世代の事全部を参考にして初代NAを固くする為に必要な物はなんなのか?
足りない物は?
余分な物は?
そんな事を考えながら書いてみます。


まず乗って1番衝撃的だったND
まさに私の理想を体現した様なロードスター
軽く、しなやか、そして固い
今はまだお話にもならない状態ですが現時点での目標です。

そんなNDのシャシーを見てみると面白い事が分かりました。





まず赤丸①の部分、リアバルクヘッド上部ですがT型のガゼットの上部に横方向の補強が入っています。
やはりこの部分は強化したい部分なのでしょう、ニーレックスのリアバルクヘッドトラスバーが思い浮かびました。

そして赤丸②の部分、Aピラーからフェンダー上部にかけて三角形のフレームが有ります。
これはナギサオートのガッチリサポートを思い浮かべる様な構造になっていてこの部分の補強は理にかなっているんだなと思いました。

赤丸③の部分ではフロントフレームの少し後ろにもう一本のサブフレームが入れられています。
これもニーレックスのマジカルクロスNo.1を思い浮かべました。

これらを見てみると各アフターメーカーさん共に結構考えられた部分に理にかなった形状で補強パーツを出しているんだなと、そして自分が効果が有ると感じたパーツは最新のロードスターには純正状態で採用されている、または構造の一部になっているのがわかって自分の感覚や感性、考え方があながち間違いでも無かったのは自信につながりますよね。

そして青丸で囲った部分、これらが今後の目標とする補強箇所なのかなと考えています。
リアのトランク部分、開口部がかなり小さくなっていて使い勝手的には悪いのでしょうけど凄く剛性が高くなる様に考えられた形状なのが分かります。
これは難しいですが開口部周りに何か補強が出来ないか考えるきっかけになりました、当て板とかを溶接、または邪魔にならない部分にブレースバーでも付けたいところですね。

そしてフロアーを前後に横切る縦方向のサブフレーム、フロアー下に有るこの部分を補強するパーツはすでに販売されていますがサビ問題とかも有り現在は見送り中です。
理論的に考えてもフロアー剛性の向上には必要不可欠だなと考えてはいましたがやっぱり効果は有るんでしょうね。
最終的には付けようと考えていますが、知り合いのボディショップに部品を持ち込んで中も外も防サビ対策をしっかり行いながら取り付けようと考えているうちに数年経ってしまいました、そろそろ動き出したいところです。

そしフェンダー後端とフロントバルクヘッドの接合部にある青丸、この部分がガゼット構造になっていてフロント部とセンター部を強固に繋げているのが分かります。

で、ニーレックスさんからNC用ですが





こんなパーツが出ています、考え方は一緒でフロント部分とバルクヘッドの接合力を向上させて剛性を上げようと言うパーツです。
NDの構造を見て思いついたのかどうかは分かりませんが是非NA用も出して欲しいところです。
NAのバルクヘッド、特にエンジンルームとバルクヘッドとの仕切り板部分は柔い作りになっているので取り付け剛性を上げる部品も考えて商品化してもらいたいですね。

そしてフェンダー部、ただみると隙間だらけで大丈夫なのか?と思いそうですが、しっかりとしたフレーム構造でストラットタワー部は厚みの有る鋼板で作られていて剛性の高さが伺えます。

NDのシャシー構造を見て青丸の付近の剛性アップを図ればもう一つ上のボディ剛性が手に入るのかなと非常に参考になりました。


私はNAが大好きですがNAの構造に執着するつもりが有りません。
目標とするボディ剛性が手に入るなら手段を選ぶつもりもありません。
溶接だろうがねじ止めだろうが何でもやります。

その為ならNBの良いところ、NCの良いところ、そしてNDの良いところもです、しっかりと勉強して、そして良いところは全部パクって全ロードスターの良い所取りNAロードスターにしたいですね。


次回は番外編NBです。
Posted at 2017/03/12 21:36:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | 日記
2017年03月08日 イイね!

ロードスターを固くしよう!その6

独断と偏見のボディ補強パーツ紹介第6弾!

まだ続けます、ネタがある限り!


と、言う事で今回は比較的敷居の低い・・・と思われがちな定番補強パーツの紹介をしてみようと思います。

パーツはこちら





ど〜だタワーバー
そして





オクヤマ製、リアストラットタワーバー





そしてど〜だブレースバーです。


取り付け箇所はこちら





まあ、わざわざ載せるまでも無いのですがフロントストラット上部とリアストラット上部、そしてシートベルトアンカー部です。

ストラットタワーバーに関してなのですが賛否両論のパーツです、理由としてはアライメント変化に強い構造のダブルウィッシュボーンサスペンションだとストラットタワー部を補強しても殆どアライメント変化の抑制には効果が無いと言うご意見が有るからだと思います。

まあ、元々がタワーバー自体はアライメント変化の抑制効果を狙っていないので当然の事なのですがアライメント変化を抑制しないタワーバーに意味は無いと勘違いしている方もいる様です。

そもそもタワーバーがなんでアライメント変化を抑制すると言われているのかと言うと、こんな図を用意してみました





エンジンルームを要するフロント、トランクルームを要するリア、共に大きな空間が有るのがわかりますね。
壁も無ければ筋も有りません、ただの空間が有るだけです。
要はこの部分の剛性が低いと言うこと、そしてこの剛性が低い部分にサスペンションは取り付けられている訳です。
つまりこの部分の車体剛性が上がるとサスペンション自体の余分な動きを抑制できるので余計なアライメント変化も抑制出来ると言う訳です。

前述した通りストラットタワーバーは元々がアライメント変化の抑制を狙ったパーツでは無く、結果的にはアライメント変化が少なくなる副次効果も有る補強パーツだと言うのが正しい解釈な訳です。

パーツの名前も前から変だと思っていまして、ストラットタワーバーなんて名前にせずに、ストラットタワー部に取り付けるだけのブレースバー(突っ張り棒)と言えば間違い無いんじゃ無いかな〜と常々思っていたりします。

ですのでこのタワーバーとセンターブレースバーは同じパーツだと言う事でいっぺんにご紹介という訳です。


メリットのお話

横方向の突っ張り棒の効果は全部同じで車両の捩れによる潰れや開き抑制し車体にメリハリを持たせる事が出来ます。

縦方向の補強を入れている車両だと結構分かり易く効果が出たりします。

フロントは直進安定性アップ、リアはコーナーリング時の剛性アップが分かり易いです、ちなみにフロントよりもリア(コーナー時)の方が効果を体感し易いです。

取り付け、取り外しが簡単に出来る。



デメリットのお話

柔らかいばねや減衰力の低いショックアブソーバーだと効果が分からないです。

硬い足回りでも走行速度が低いと効果が分からないです。

あくまで突っ張り棒なので捩れ剛性に変化は無いです。

ぶっちゃけ街乗りだと効果が分かりません。


とまあこんな感じだと思っています。


こんな人にオススメ!

・サーキット走行重視の方。
・硬い足回りでもう少し踏ん張りが欲しい方。
・縦方向の補強を入れている方。
・取り敢えず何か付けてみたい方。


こんな人は絶対に付けちゃダメ!・・・と言うか付けても意味の無い方。

・街乗りしかしない方。
・純正足の方。



そもそもが「あ、今アンダーが出た」とか「オーバーステアで踏めない」とかが分かる人じゃないと効果に気づかないかも?

敷居が低い割りには、それなりに走れる人じゃないと効果に気づかないパーツ達です。
ちなみに私はガッチリサポートを入れるまでフロントタワーバーの効果が分かりませんでした(汗
Posted at 2017/03/08 21:41:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | 日記
2017年03月02日 イイね!

ロードスターを固くしよう!その5

意外と続いてます、独断と偏見のボディ補強パーツ第5弾!

物はこちら





まだ続きます、ニーレックスさんのリアバルクヘッドトラスバーです。
このパーツを取り付けた頃はまだ幌だった(泣
取り付け場所とレイアウトはこちら





シートの後部、リアバルクヘッドの上端に取り付けるパーツです。
私は知らなかったのですがニーレックスさんのHPを見るとNBのRSやNRAなどのスポーツサス採用グレードは最初からこの部分が補強されている様ですね。
リアサスの減衰力やバネレートを固くした時に標準車のままだとボディが捻れてしまう様でこの部分を補強するとかなり改善される様です。

私が実際に取り付けて感じたのは幌骨の軋みやタイヤがギャップを拾った時の衝撃時のガタ付き音がかなり低減されました。
ボディが捻れなくなった、と言うよりはボディがシャキッとしたと言うか緩さが無くなった様な気がすると言う感じ、剛性では無く剛性感が上がったのを覚えています。

大型ミーティングの時にニーレックスのスタッフさんに少し聞いた話だとシートベルトアンカーに付けるブレースバーを超強力にした効果との事です。

走っていて「最近ボディや幌の立て付けが悪くてガタガタ言うな・・・」と感じる方にオススメです。


問題点が無い訳ではなくて、何が問題点かと言うと・・・またまたニーレックスさんのHPから画像を拝借してますが (汗





これがメーカー推奨の取り付け状態です。
何かが無いと思いません?





パーツリストで調べるとバルクヘッドカバーと言う赤丸で囲ったパーツを外してその替わりに付ける様です。
ですがこのバルクヘッドカバーを外してしまうとバルクヘッド上面がフラットでは無くなってしまうのです、カーペットが敷いて有りますが物を置くと沈みます。
このスペースが意外と便利で旅行の時など荷物の多い時は立派なラゲッジスペースに成ります、ロードスターにとっては貴重な荷室です。

私はこの取り付け方がどうにも気に入らなくて無理やり





カバーも付けました(汗





アップにするとちゃんとトラスバーが付いているのも分かります。
これが結構大変でした。
トラスバーを付けると勿論この部分の車体形状、と言うかパーツレイアウトが変わります。
パーツ同士のクリアランスも変わりますのでどうやってもカバーの穴位置とボディのネジ穴の位置が合いません (汗

リューターでカバーの穴を少し広げて長穴にしたのですがカバーの上端やトラスバーを抑えていてくれる人がいないとそれぞれが別々に動いてしまいネジが締められないなどのトラブルが続発しました。

最後は諦めていつものお店に持って行って付けてもらいましたがカバーとの同時装着はメーカーが想定していない様で大変でした(汗
ただ、この大変な作業を頑張って行うと純正と全く同じ状態のままボディ剛性の向上が行えます。

効果の程は満足いくものなのでパーツとしては大変オススメです。
ですがカバーと同時装着はオススメしません、バルクヘッドカバーが無くても幌の格納状態に影響は無さそうなので無理に同時装着する必要も無いと思います。


こんな人にオススメ!

・幌骨がガタガタ言うのをどうにかしたい方。
・後ろ回りからギシギシ、ミシミシ言う軋み音をどうにかしたい方。
・取り付けた後は見えなくなるので補強部品が見えるのは嫌だと言う方。
・バルクヘッド上面がフラットで無くても良いと言う方。
・手間もコストも人手も掛けられるからカバーと同時装着する!と言う方。


こんな人は絶対に取り付けてはダメ!

・純正派の方。
・DIYしたく無い方。



カバーを外して替わりに付けるやり方なら簡単に着くので費用対効果は高いです。

手間暇かかって苦労をしても良いと言う人なら取り付けた後の見た目も純正と同じ状態に出来ますので使い勝手も変わらずオススメです。

ただパーツを付けるだけなら誰でも何処のショップでも出来ます、どうやったらデメリットを消せるか?
使い勝手を犠牲にしないか?
そう言ったことを考えてみるのって重要だと思います。
Posted at 2017/03/02 00:16:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | 日記

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何シテル?   03/14 18:00
・ ひろ@ロードスターです。 NA6に乗り出して18年になります。 理想としていた「M2 1001」のレプリカ 「NA6CEーM」 として...

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