
どうも、一番弟子です。
今日はプロコンのボタンのゴムを補修しました。
画像多め・ピンぼけ多め・埃多めです。
あしからず(笑)
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さてさて、一番弟子は追加メーターは
STACKのプロコントロールシリーズを使っています。
事の起こりは丁度10年前、2009年でした。
追加メーターは大森52パイを使っていたんですが、
ワーニングも欲しいし60パイにするか!と思って買おうとしたところ、
大森潰れたっぽい・・・。
他メーカーからも追加メータは出てましたが、
個人的にハッチーに似合うデザインじゃないなぁと思ったり、
メーター本体の他にコントロールユニットが必要で
一揃えするとやたら高かったり。
そんな時、クルマ屋さんからプロコンのことを聞きました。
52パイだけどイルミが7色あってワーニングが4つ設定可能、
それぞれに色を設定出来てワーニング時は設定色に点灯・点滅。
ピークホールドもあります。
一番弟子はローワーニング・ローオーバーワーニングは青、
通常域は緑、ハイワーニング・ハイオーバーは赤に設定。
ハイ・ロー共にオーバーの方で点滅します。
かなり見易いんですが、残念なのはディマー機能がないこと・・・。
ディマーの解決策は見つかっているので、その話はまた後日。
んで本題。
プロコンには設定ボタンがあり、ゴムキャップが付いています。
だいぶ前からですが、長年の使用でこのゴムが劣化してボロボロに・・・。
モノタロウさんでキャップを探したり、
何か代用出来ないかと幾度となく検索したんですがコレといった物がなく、
行きついたのがゴム系接着剤。
固まるとブニブニのゴム状になるやつです。
ひび割れて崩れそうになってるのをコイツでなんとか形を死守。
ゴム状なのでボタン操作も問題なく、
しばらく凌いでいたんですが、それでも頭の部分がもげてきたり。
ゴム板を小さく丸く切り抜いて貼り付けてごまかしたりと、
不格好ながらなんとかやってきました。
それでもいい加減もうちょっといい打開策が無いかな~と
久々に検索すると、みんカラをやってらっしゃるピンクゴルフさんの
整備手帳がヒット!
諦めずにたまには検索してみるもんですな。
早速メッセージを送って代用部品やバラし方などの詳細を教えて頂きました!
本国に送ればきちんと補修してくれるそうなんですが、
今回はとりあえずグロメット法で。
というワケで作業開始。
まずは現状。

こんな感じでボロボロになっております。不格好すぐるwww
タイトル画像で1個ちぎれてるのは、
そのまま交換出来ないかな~とちぎってみたワケで。
結果、やっぱりバラさないと無理。

パネルごと外してきました。
電ファン作動ランプと外部ワーニングランプが
ビニテで押さえつけられてました。
クルマ屋さん、ちょいちょいテキトー^^;

ガラス(アクリルかな?)はリングでカシメてあるので、
小さいマイナスドライバーでこじって外します。
ガビガビになっちゃうのは仕方ないところ。

本体側はこんな感じ。

ガラス外すときに中の黒い部分も浮いてきてちょっと焦った(笑)

ガラス表側。

裏側。キャップの裏側はプラスチックっぽい。

裏面はちょっと厚くなってました。
ここがメーター本体の黒い部分の内側にぴったり嵌まるんですね。
それで外すときにちょっと浮いてきたのか。

表は当然真っ平です。
ディマー機能が無いので、
当面の措置としてウインドウフィルムを貼ってあります。
先にも書きましたが、これについては解決策あり。

使ったブツはコレ!グロメットです。

元のボロボロキャップをちぎって裏のプラも割って外して、1個つけた。

裏面。

2個共つけ終わったら本体に嵌めてリングも嵌めて、
外す時もそうでしたが地道にチマチマとカシメていきます。

これまたガビガビになっちゃうのは仕方ないところ。
なんか瓶ビールの王冠みたい・・・。
あ!もしかして王冠も手作業でカシメて・・・んなわけないか^^;

出来上がりはこんな感じ。
最初からこうだったみたいなフィット感でなかなか良いんではないでしょーか。
個人的にはボタン押した感触も、
剥き出しのほうが分かりやすくて好きです。
富士でグローブしてる時に押せてるんだか押せてないんだか
分かりづらくて^^;

要領分かったので2個目はちょっとキレイに外せました。
使ったマイナスドライバーは100均でよくある8本組のヤツ。
一番小さいので1か所隙間開けたら、
次の大きさのでジワジワ広げながら1周回すと結構キレイに。
ま、どーせ嵌める時にガビガビになるんだけどね。

外した2個目を見てたらなんか違和感。
あ、これボタン(ピン)の向き逆じゃね!?
先端の角取ってないし、側面にもなんかついてるし。

1個目と比べると・・・やっぱ違う。
まぁ、しゃーないw ここら辺が外人さん仕事ですな(笑)

そしてカシメでやっぱりガビガビに(笑)
その後、3個目も無事に終わりました。
今回やったのは水温・油温・油圧の3つ。
排温計は注文時にラインナップにはあったけどまだ製造してないとかで、
1年以上待ったのでまだ劣化無し。
てか、よくよく考えると10年の内の1年くらいの差でそこまで持つか?
何で劣化してないんだろ・・・。

補修自体は無事終わったわけなんですが、
そのままだとこんな感じでピンが飛び出て来ます。
抜けることはないんですけどね。

んでコイツの出番。
前述のゴム系接着剤。
コレのほかにセメダインの同じようなヤツも持ってるんですが、
ちっさい作業でこっちのが使い勝手良いので。
硬化も速いです。速すぎて手間取ると後が大変w

ピンを引き出した状態で、
ピンが通常位置でグロメットに当たる部分に1周ぐるっと塗って、
通常位置に戻す。
固まればピンは飛び出てこないし隙間も埋まって埃も入らない。
見栄えはアレですが、このブログ以外でこんなとこマジマジ見る人いないw

パネルに組み付けて完了!
左下のメーターがノーマル状態の排温計です。

カシメた時に塗装が剥げた部分は油性マジックでごまかしました。
でも、カシメ部分がデコボコしてるのでパネルにしっかり当たらず、
横から見るとちょっと隙間あり。
リングは若干テーパー状なので、
パネルの穴径がもう少し大きかったら見えない位置まで嵌まったかな。
しかも、一番最初にやった一番ガビガビなのが外側っていうwww
一番弟子の作業なんてこんなもんです(笑)

2つのランプもホットサンド・・・じゃなくて
ホットボンドで固定し直しました。
これでプロコントロールシリーズの唯一(ホントはディマーと2つだけどw)の
不満点だったボタンゴムの劣化を見事に解決できました!
色々と丁寧に教えてくださったピンクゴルフさんには、
この場を借りてお礼申し上げます!
ありがとうございました!
ちなみにディマーの解決情報もピンクゴルフさんです^^
こちらも乞うご期待!(自分が期待してるだけw)
現場からは以上です~。
シーユー!
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