【製品開発】 NEOPLOT(ネオプロト) パワステプーリーNEO
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
GRBインプレッサのパワーステアリングポンププーリーです。
NEOPLOTライトウェイトプーリーシリーズでも、「クランクプーリーNEO」と「オルタネータープーリーNEO」は好評をいただいておりますが、新製品「パワステプーリーNEO」発売に向けて最終段階にきております。
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見ていただくと良く分かりますが、ペーンポンプシャフトに取り付ける部分がスプライン加工してあります。
自動車の構成部品の中でもこの「スプライン」を使用しているところは、思い当たるところ「クラッチ」や「トランスミッション」、「デフ」の回転シャフト部分で、正確かつ円滑な動力伝達を求めるところに使われています。
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プーリー裏側のベーンポンプシャフト挿入部はこんな感じです。
スプライン軸受部分の途中まで溝がありません。
これはベーンポンプシャフト側のスプライン部の寸法によるものですが、この部分の加工方法が今回製品開発をするにあたり、最大の難関であり、「パワステプーリーNEO」の発売が大きく遅れた理由です。
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先日、量産試作品の旋盤加工が終わったところで、今回の最大の難関「スプライン加工」の出来具合を確認しました。
奥に見えるのは量産試作品で、まだフライス加工前の状態のものです。
箱の上にのっている棒状のものが、スプライン軸受加工用「ブローチ(切削工具)」です。
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そのブローチです。
近くで見ると刃の部分が正真正銘の切削工具であることを覗わせます。
そんなにしょっちゅう見る工具ではないので、まじまじと見てしまいました。(製作期間が約90日、製作費も○○万円かかりました・・・)
今回は「NEOPLOT パワステプーリーNEO」の製作&発売のために、かなりの時間と資金を投資しました。
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せっかくなので、まだ旋盤加工とスプライン加工しかしていない製作途中の量産試作品をご披露しますね。
スプライン軸受部分の加工は完璧!
このあと「フライス加工」→「化研&アルマイト処理」→「レーザーマーク処理」をし、完成となります。
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設計段階のグラフィック画像ですが、ほぼこんな感じに仕上がります。(ちょっとデザイン変更するかも・・・)
「NEOPLOT パワステプーリーNEO」の発売は7月中旬以降を予定しております!
「NEOPLOT クランクプーリーNEO」、「NEOPLOT オルタネータープーリーNEO」とともに、ぜひともご期待いただけますよう、宜しくお願い致します!
【適合車種】
・インプレッサGRB/GVB/GH8、GDA/GDB/GGA(C~G)
・インプレッサGRF/GVF
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