６気筒ライフのブログ一覧

少し前のことですがBMW　M3とM235iに試乗してきました。
空いているうちにまずはM3。
オプションの100万円ぐらいするというブレーキが装備されています。
街乗り試乗ではまず有り難味はわからないでしょう。
明るいベージュの革シートが装着された内装は高級感たっぷり。
走り出すと「固い塊」といった乗り味。当然のことながらタウンスピードではステアリングの操作に対して遊びが無い感じでソリッドに反応。といってもガッチガチではなくしなやかさも備わっているのはさすが。
事前に動画で見た感じだとV8のような低音に聞こえたけど、実際に乗ってみると、一応直6っぽい音。旧モデルV8から乗り換えるユーザに配慮したのか、出だしからやたらと凄みを演出しているような息遣いのサウンドは、ちょっとやり過ぎ感が・・・。アクティブ・サウンド・デザインなるスピーカーによるサウンドの演出があるようだけど、素のサウンドで充分に素晴らしいはず。BMWの直６、しかもMモデルにそうした余計な演出は要らないと思う。発進のたびにいちいち騒がしく、普段乗りでは飽き疲れそう。
ちょっと前が空いたところでアクセルを深めに踏み込んでみると、一瞬ホイールスピン。素早いレスポンスでサウンドに負けない凄みのある加速。最近のトランスミッションに免疫が無い身にとっては、驚くほど変速が早い。そして少しスピードに乗ってもベッタリ路面に張り付いたような安定感。さすが。

続いてM235i。

前にも乗った個体かも・・・タイヤが減ってきているのか、以前よりロードノイズが大き目。
M3ほどのガッチリ感ではないものの、適度にソリッドなライドフィールが◎。
スポーティなサウンドだけどＭ３と比べると余計な演出感のない自然な直６の音。
以前はアクセルを踏み込む機会が無かったけど、前が空いたのですかさず踏み込む。
M3とそれほど変わらないほどの、踏んだ瞬間のレスポンスで加速。加速G自体も予想よりも速さが感じられる。思わず「はえぇー」と言ってしまうほど変速動作も素早い。MTでいくら頑張ってもまず無理、というほど。
比べてしまうと、中低速でモッサリしたRB26＋MTの組み合わせが古くてのどかに思えてくる。置いて行かれるかも・・・
サイズもコンパクトで、そんなに目立たず、でもハイパワーな直６に６ＭＴ・・・今となっては貴重な存在。

M4の試乗車も。

M3と同じようなものだと思ってパス。第一印象「デカい」

X3の20dにも試乗。

ディーゼルは確かに下の力があるけど驚くほどでもない。
4気筒なのでBMWの有り難味も感じられない。
平和で乗り心地の良い普通の車。
いい車だと思うけど、これに500万円以上を支払って普段乗りする気にはなれないなぁ。
現在日本に入ってきていない直６ディーゼルの35dなんて出たら欲しいかも。


700万円ほどで買えたE46の頃のM3は「いつか乗りたい」と思える存在だったけど、今のM3/M4は遠い世界の存在になったよう。購入できる経済力があったとしても1000万円もするならほかの選択肢を考えてしまうかも。


それに比べるとM235iは普段乗りもできる気軽さのある乗り味・ルックスで、でも踏み込めば第2世代GT-R(但しノーマル)にも負けない速さ・気持ちよさ、それがM3/M4の半分の値段で味わえる、かなりオイシイ選択。仮にM3を購入できる予算があったとしても、敢えてM235iを選ぶかなぁ、敢えて6MTで。

先日のおぎやはぎ愛車遍歴に、スケートの八木沼純子さんが登場
何気なく見始めたら、最初に登場した車がR32のGTS-t！
この番組にHCR32が出てくるとは・・・
しかも女性ゲストの初愛車として・・・
結構気に入って乗られていたようす
出演者と自分の初愛車が同じということで、妙にテンション↗

しかも現在の愛車は996
エンジンオーバーホール？乗せ換え？
そのエンジン、おぎやはぎ・竹岡圭さんがフィーリングべた褒め

そして今後欲しい車として出てきたのが　アストンDBS！
女性ゲストなのに、かなり自分のツボに刺さるクルマたちでした。




そういえば34GT-Rはまだこの番組では見たことがない・・・
32GT-Rは今まで2回ぐらい見た気がするけど。

通りがかりでレクサスＮＸを見に行きました。
トヨタ系はあまり興味ないですが、レクサスにしては攻めたＮＸのキレキレデザインの実物を眺めてみたかったのと、レクサス店のおもてなしやらを体感してみたくてお店を訪問。
ＮＸにさっそく乗り込んませてもらうと、狭っ！
スカイラインに跨ってんのか？というくらい横も上も視界もタイト。その割には、コンパクトＳＵＶと言いながらもガタイは意外とデカい。引き締まったデザインのせいか小さく見えるけど横幅なんかＲＸを数センチしか変わらん？「コンパクトＳＵＶ」なのにコンパクトではなく、でも広さを望む車でもないということですね。何を望んで買うんだろう？
まぁＮＸはいいとして、ＲＣはいつ発売か尋ねると「来月です」と。お、意外と近いうちに発売。
実写はまだだけどプレカタログがあるとのことで、ＲＣ／ＲＣＦをそれぞれ１冊いただいてきました。

２ドアクーペのきれいなフォルム。カタチはわりと好みな感じ。
ＲＣＦの白いシートは見た目が凄い。おネダンは１０００諭吉オーバーだと。さすがレクサス、ただの速いクルマではなくゴージャススポーツカーということですね。Ｖ８エンジンはＩＳＦと全く同じもののよう。
通常モデルはＶ６のＲＣ３５０と直４ハイブリッドのＲＣ３００ｈの２種。
３５０が６００万円オーバー、３００ｈが５００万円台から、辺りのよう。直４ハイブリッドが売れ筋なんでしょう。自分がもし買えるとしたらもちろんＶ６にするだろうけど、心を揺さぶられるような快音が聞けるのかどうか・・・

店員さんは皆さんゆったりかつ丁寧に説明してくれました。

かねてから気になるM235iについて試乗の機会を得ました。
試乗車は8AT。

外観
いまどき珍しい丁度良いコンパクトさが印象的。
緻密にデザインされている感じだが、全体的にはとてもコンサバティブで、良くも悪くも際立った特徴は感じられない。見栄を張りたいならマイナスポイントだが、さり気なく乗ろうとするならプラス評価にもなる。

インテリア
良くも悪くもシンプルで嫌味は無いが、やはり見栄を張りたいならもう一歩、というところか。600万円のクルマと考えると、個人的にはもう少し色気があっても良いと思う。
サンルーフ付きの個体だったが、頭上の余裕はミニマムの印象。最近ではこんなに天井の低い乗用車は少ない気がする。

環境性能
路上に出ようと歩道上で車が通りすぎるのを待っていると、早速アイドルストップ。従来のターボ車はアフターアイドリングが必要だが、この辺りも問題ないように作られているのだろう。
3リッターツインターボだが環境性能にも配慮。カタログ値リッター12km以上となると、我が愛車の1.5倍以上は走る計算。

足回り
路上の段差を乗り越えると、スプリングは硬めに感じるが、ボディ、特にサスペンション取付部の剛性が高いのか、足はスムーズに良く動き、乗り心地はなかなか良いと思える。ハーシュネスも自分のクルマと比べると大幅に小さく、とても静か。時代が違う。
コーナリング性能を試せる状況は現れず残念。

エンジン
エンジンについては、ターボ車だからかごく低回転では不感な感じがあり、踏み込んでいると急にトルクがグワーッと出てくる感じで多少違和感あり。でも慣れればスムーズに走らせられるだろう。RB26に比べれば排気量も大きいので、トルクが出始める回転数が低く、低回転ではトルクそのものもやはり大きい。
とても全開にできるような状況ではなく、絶対的な加速力を試せず残念。でも車重や排気量、馬力から考えると相当に速いのは間違いない。

サウンドについて。やはり直6でなければ得られない音がよく聞こえて気持ちは良い。ノーマルモード？だと加速中を除いてはあまり排気音は聞こえないが、スポーツモードにするとアクセルオンはもちろん、アクセルオフでも常にマフラーから野太い音が聞こえる。サウンドが切り替えられるというのは便利かもしれないが、なんだか少し人工的な（わざとらしい）音質に聞こえる。期待したほど「官能的」とは言えないか。

変速機
動力性能や燃費面の優位性でATは多段化の傾向が強まり、このクルマも8速もあるが、変速が頻繁すぎて加速の繋がり感が途切れ、エンジンの回転数が高まっていく過程を楽しもうとするのを邪魔される感じが個人的には気になる。パドルを使ってマニュアル操作もできるが、多少のタイムラグを感じるし、５～６速ぐらいの段数が操り易い気がする。
動力性能や環境性能では優れるだろうが、フィーリング面に関しては多段化は良いことばかりではないのでは？
もし自分で乗ろうとするなら、奇跡的にラインナップされている6MTを選ぶか。

ごく短時間の限られた状況（混雑した市街地）での試乗だったので、とてもクルマ本来の乗り味を充分に試せる状況では無く、買い替えを促されるほどの感動は得られず、ほっとひと安心！？
機会があればもう少しスピードが乗る、カーブもあるようなコースで試してみたい。そうしたら欲しくなるかも。自分の好みがギシッと詰まった貴重な一台には違いない。

BMW235i。
4.5mを切る全長に直6、FR、2ドアクーペ。しかも6MTが選べる。
15年ぐらい前のM3の再来といえるサイズと性能。
しかも500万円台と、非現実的ではない価格（それでもなかなか手は出せないけど）。
BMWですら直6モデルが少なくなっている今の時代では、奇跡的な成り立ちのクルマ。

前身の135iだと、冗談かと思うような寸詰まり感があったが、今度のは適度に伸びやかさがあってムリがない。
ハッチバックのM135iもあったが、やっぱりクーペのほうがカッコいい。

4シリーズも出たが、こっちのほうがサイズ、重量、価格の面で自分には良さそう。

かなりツボです。装備も燃費も現代的だし。
でもこれを入れるならGT-Rを手放さなければ・・・そこまではできないか。


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