ズレたハンドルセンターを戻しましょ。

ジムニーはコイルを交換したりして車高が上下するとホーシングが横にズレるんです。この時点ではハンドルのセンターは変わりませんでした。
しかしラテラルロッドでホーシングの位置補正を行うと噂通りにハンドルセンターがズレました。

ハンドルセンターを調整するにはフロントラテラルロッドの前方向にあるピットマンアームと言うバーで行います。
このバーの両端は24㍉のロックナットで固定されています。
バー本体には数箇所切り欠き（20㍉）があり、バーを抑えながらロックナットを↓回してを緩めます。

両側のロックナットを緩めてアームバーを回すとハンドルの調整ができる様になります。
ハンドルセンター調整方向
🔻センターが右にズレた時
アームバー↓回す（左に戻る）
▼センターが左にズレた時
アームバー↑回す（右に戻る）

今回は左にズレているので、バーを↑回して調整しました。

バーを適当に回してみて車内のハンドルの状態を確認します。数回クルクル回すと見た目でセンターに戻るまで調整しました。
微調整は試走しないとできないので、これで様子見します。

調整が終わったらアームバーを抑えながらロックナット固定します。ナットは↑回して締め込んで作業完了です。
その後に試走しましたが、ラッキーな事に一発でセンターでちゃいました✌️
比較的お手軽に調整ができたので、今後も気になったら微調整していきます。

調整後のロックナットを締め込む時に一つ気をつけた方が良さそうな事がありました。
それはピットマンアームエンドのボールジョイントです。
何も気にしないで片側づつロックしていくと、左右のボールジョイントの向きが揃わず別々の方向のまま固定されてしまいました。その状態だとピットマンアームエンドが常にねじれた状態になってしまい不必要な負荷がジョイントにかかってしまいました。
ロックする際は一度、アームバー両端のジョイントの向きを揃えてから締め込むと同じ方に向いてくれました。気にしてみて下さい。