6月27日(水)
今日は久しぶりに酷道と呼ばれる国道368号線を走ってきました。
朝から良い天気だったのでいつもの無計画な「いきなり日帰りドライブ」で伊勢神宮に行くことにしました。
(決めた理由は久しぶりに伊勢うどんを食べたくなったからです)
奈良県宇陀市にある我家から行くには名阪国道(国道25号線)を名古屋方面に進み関JCTから伊勢自動車道を利用するのがベストルートです。しかし急ぐ旅でもなし、経費削減のためゆっくり一般道で行きましょう・・・とカーナビを高速不使用の条件で検索しそのまま疑いもせずに午前11時ころに出発をしました。
サイバーナビが選んでくれたコースです。
国道369号線を松坂方面に東進すると道の駅・御杖から国道368号線(伊勢本海道)に合流します。そこからも暫くは快適なドライブが続くのですが道の駅・美杉を過ぎたころから「この先大型車通行不能」の看板が出はじめます。それでもあまり気にせずに進んでいくと同様の看板が何度も現れ、三重県境でついに
「大型車は絶対に通れません」
とダメだしの看板。ここで『ハッ!』と気づきました。
10数年前にやはり伊勢に行く時に同じコースを通りこの仁柿峠が非常に狭く、かつ一応国道なので対向車もそこそこあり通行に苦労したことがあり、その時に「もう二度と通りたくない道」として頭にインプットしていたのですがすっかり忘れていました。これも歳のせい?
前回は大雨で視界が悪く車も3ナンバーのエスティマだったので苦労をしたが今回はフットワークの軽いN-ONEで天気も良く条件は断然良い。いまさら戻って迂回することはないとそのまま進みます。
ここから本格的に狭くなります。
おおよそここから4kmが狭い。ヘタな対向車が来ないことを祈りながら進みます。
ほぼこのような道が続きます。
暫く進むと対向車(オーリスかな?)が
譲る気配もなくドンドン進んできたので気の弱い私は離合のできそうなポイントまで数十メートルバックします。
礼も言わずにすれ違っていきます。(こわばって真剣な顔で前方だけを見ていたので余裕喪失のジイサンか?)
そういう私もジイサンですが運転は大好きです。
しばらく走るとまた来ました。
今度もどんどん迫ってきます。「なんでやねん!」と心の中で呟きながらまたバック。ドライバーは若いおねえさんでしたがまたも礼もせず無言で去っていきました。N-ONEはかわいい顔をしているからどんどん攻められる?
道路標識では間違いなく国道(酷道)368号線です。
国道ならガードレールくらい欲しいですね。
しばらく走るとようやく集落があり道も徐々に広くなってきました。
今回はこの峠ですれ違ったのは6台、無事通過できました。
私が居住する奈良県も山間部(我家も山間部)ではもっと狭い地道がたくさんあります。しかし滅多に対向車が来ないし、またそこを通る地元の人は慣れているのでお互いに譲り合って離合します。だから私は狭い道もそれほど苦にはしていません。特に幅広のCO7にはサイドカメラを付けているので幅寄せには心強いです。
しかしこういった国道クラスでは通行量もそれなりに多く、しかも狭い道に不慣れなドライバーだと恐れて幅寄せをせずに前進あるいは立ち止まったままで相手の譲りを無言で強要する人が多い。今回の2台もきっと不慣れなドライバーも必死で運転していたのでしょう。
パソコンで『酷道』でググるとこの368号線以外にも全国たくさんヒットします。カーナビのルート設定で酷道回避という条件があればうれしいですね。
Posted at 2018/06/28 23:02:45 | |
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