エンジン載せ換え覚書
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
時は令和元年10月30日午後6時頃、悲劇は起こった。
良い歳こいて、会社の忘年会の余興を若い衆とやらされることになったぼぶ夫。
若い衆と言っても、ほとんどが20代後半に差し掛かり、わが社も高齢化の波が押し寄せ以下略
そんな感じで、余興の練習でヘロヘロの体バキバキになりながらもいつもの峠を帰宅していた最中だった。
先頭に4トンの箱車、続いてパッソ、続いてぼぶ夫のプラモバスが連なって走っていた。
箱車は荷を積んでいるのか、やたらと慎重な運転をしていたため、車間が少し詰まり気味ではあった。
ぼ「おぇ~ぃ遅いなぁ…」と、まぁよくあることなので仕方なく付いて走っていた。
峠の頂上を越えると、下りのセクションが始まる。
下りの2コーナー目辺りだったろうか、突然目の前に白いゴミ袋の様なモノが道路のど真ん中に現れた。
ぼ「おぇ~ぃなんだこれぇ」と思ったモノの、避けれる位の距離ではなかったし、前のパッソも跨いだし、プラモバスも続いてそのゴミ袋を跨いだのだ。
プラモバス「ゴッ」
ぼ「おぇ~ぃなんだよこれぇ」
割りと鈍い音はしたが、タヌキを踏んづけた時よりは激しいショックでは無かったので、大して気にもしていなかった。
そして、しばらく走行すると…
プラモバス「ニャアーーン」
ぼ「???」オーディオのボリュームを絞る。
なんの音だ????
そうこうしてると、チェックランプが点灯。
ぼ「おぇ~ぃなんだよこれぇ」
悩んでいるうちにエンジンは停止。
後続車も居たので、あわててニュートラルにする。
ズシッと重くなるハンドル、効かないブレーキ。
これはかなりマズイ。
もう少しで峠が終わり、電波のある所まで行けるのでどうにかコントロールしながら、下りきり、路肩に停車。
ぼ「やっちまったかもしれん」
クルマを降りて、下回りを覗き込むと液体が漏れている。
臭いでそれがエンジンオイルなのはすぐにわかった。
とりあえず恐山からたまたまLINEが来ていたので、返信。
ぼ「軽バス、エンジン止まった」
2
恐山「子供産まれた」
なんと言うタイミングなのだろうか。
私が軽バスのエンジンが停止して絶望しているなか、新たな命が産まれて以下略
ぼ「めんこいなぁ~ニチャニチャ」
とてもめでたいことであるが、正直当時のぼぶ夫の心境はゴチャゴチャした気持ちであった。
とりあえず、どうもこうもならないのでレッカーを呼び、どんどん冷えていくエブリイの車内で待ち続けた。
3
レッカー到着。
この時はなんとも言えない気持ちだった。
ドナドナされるプラモバス。
4
そして、2時間後に現場検証を行った。
しかし、エブリイが白いゴミ袋の様なモノを跨いだポイントには、何も残されて居なかった。
周辺の林なども捜索したが、証拠となるモノはなに一つ存在しなかった。
摩訶不思議アドベンチャーである。結局、原因は闇へと消えたのだった。
※捜査協力TETSU氏
5
その後、入庫した整備工場より連絡があり
「エンジン焼きついてますね。どうしますか?」
と、
色々考えたが、載せかえを私は選択した。
その後は代車を利用し、さも自分のクルマだとデマを撒き散らしながら、アウトローな街のチンピラ達とのオフ会に酸化したりしていた。
この時、エスティマ乗ったガチのチンピラオヤジにメンチ切られたのは良い思い出だ。
6
クソ長い前置きはさておき、本日エブリイ復活。
30000キロのエンジンに載せ換えしていただきました(30000キロの割りに13万キロのエンジンよりヘッドが汚いよなとか言わない)
135663キロ時交換。
10万キロ若返ったし、まだまだ乗らなきゃね!
と言うことで、一件落着~
はぁ、痛い出費だった
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