CB250R BEAMS R-EVO スリップオン ステンレスサイレンサー/ 純正マフラー音質比較
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投稿日 : 2021年07月26日
CB250Rのマフラーを純正品からBEAMS R-EVO スリップオン ステンレスサイレンサー(政府認証 品番:G183-53-P6J)に変えました。
純正マフラーもそこそこイイ感じですが各社のマフラーを見てみると魅力的な音がしているのでマフラー交換を行いました。
純正マフラーの形(デザイン)はバイクの大きさに比べ大きすぎの感じです。右側より見るとマフラーが目立ちすぎに思えます。
各社のHPを見てみるとモリワキ、山本レーシング、BEAMS等でCB250R用のマフラーを販売しています。(JMCA認証品)
前車のCB1300SFはモリワキのマフラーを付けていました。デザインと音質が気に入っていました。
純正のマフラーの音も純正にしては結構良いのですがやはり社外品のマフラーは"かっこ"と"音質"で優っていると思います。
どれを購入するかを決定するためにNetのブログ、各社のHP等で検討を行いました。
検討項目は音質、デザインです。
走行性能は悪くならなければ良いと思っています。
各社のマフラーの音をHP、ブログで見たり聞いたりしてPCのFFT ウェーブで録音して、その音をスペアナで周波数分析等を行いました。
結果、BEAMSのマフラーに決めました。
デザイン的にもBEAMSのR-EVO スリップオン ステンレスサイレンサーは好みにあっています。
チタン製の焼きの無い同型が有ればそれにしましたがチタン製は焼きが入り好みに合いません。
購入してバイクに付けて見ると期待どうりでした。
①BEAMSのR-EVOマフラーは低音が良く出ている又音量レベルが高い。音質は"ドコドコ"感 が出ている。
②純正マフラーは音が軽く、重厚さにかける。シャカシャカ音が目立つ。
③音量と低域レベルが上がった為、エンジン等の機械音等、チェーンの音が目立たなくな りました。排気音でマスキングされた様です。
④デザインは純正マフラーはマフラーが目立ちすぎ、BEAMSのR-EVOマフラーはスマートな 感じがする。個人的な感想では音質、デザインでBEAMSのR-EVOマフラーが良い。
⑤最初の候補としてモリワキ(MORIWAKI) スリップオン CB250R (18-) NEO CLASSIC BP-X JMCA 政府認証 ブラック 01810-HR1Q6-00を考えましたがデザインと音質で最終的にはB EAMSのR-EVOにしました。山本レーシングのスペックA フルエキゾーストマフラー TYPE -SAも同様です。
純正マフラーとBEAMS R-EVO マフラーが音質的に何が違うのかをはっきりさせる為、純正マフラーとBEAMSのR-EVO R-EVO マフラーの周波数分析(スペアナ分析)を行いました。
周波数分析は自車を用い同一条件でビームスマフラーと純正マフラーの音をマイク拾い、エンジン回転数をアイドリング(1300rpm)、3000rpm、6000rpm、8000rpmで録音してPCのアプリ_FFTウエーブで周波数分析を行いました。
尚PCのアプリFFTウエーブでの周波数特性の検討は過去のブログで実施しています。
iPhone7&iPad_ラジオ("らじるらじる"&"ラジコ")の簡易周波数特性&ブルートゥース(音楽再生)の簡易周波数特性の測定
https://minkara.carview.co.jp/userid/1414873/blog/44224537/
測定系の周波数特性は中域から高域にかけてだら下がりです。PCのサウンドカードの特性と思われます。今回使用した録音系(iPodクラッシックにマイクLIC-iREC03P)の特性も不明です。しかし同一条件でのBEAMSマフラー、純正マフラーを測定比較したので比較にはなると思っています。
測定法はiPodクラッシックにマイクLIC-iREC03Pを用い近接騒音の測定法_マフラーからマイクの距離_50cm、角度_45度_高さはマイクとマフラーの排気管の高さで行いました。
BEAMSマフラー、純正マフラー共エンジン回転数をアイドリング(1300rpm)、3000rpm、6000rpm、8000rpmで録音(WAVファイル)してにしてPCのアプリ_FFTウエーブで周波数分析を行いました。
横軸は周波数で20Hzから20KHz、縦軸は音圧レベルです。
録音データは編集して動画(MP4)にしました。
100Hz以下の周波数に差が有る為大型スピーカー、ヘッドホン等だと違いが良くわかります。
BEAMSマフラーのアイドリング(1300rpm)、3000rpm、6000rpm、8000rpm(アイドリングから7000rpmにアクセルをあおった状態も有り)
https://www.youtube.com/watch?v=rarIvm-eBy4
純正マフラーのアイドリング(1300rpm)、3000rpm、6000rpm、8000rpm
https://youtu.be/lowXW-qTHQ0
又、エンジン回転数_アイドリング(1300rpm)、3000rpm、6000rpm、8000rpmのビームス、純正マフラーの分析結果を上下に表示して比較できる様にしました。(録音はL、Rのステレオ録音_L、Rの特性がほとんど同じため測定結果Lchの音を上側にBEAMS R-EVO スリップオン ステンレスサイレンサー 下側に純正マフラーのLchを表示しました。赤はピークホールド値です。)
結果
①アイドリングで黄色の囲いの部分が大きく違います。
20Hzから63Hz,125Hzから500Hzの音圧レベルが10db近くBEAMSマフラーが高い
②1KHz以上は大きく音圧レベルは変わらない。
③3000rpmでは250Hzから2KHzでBEAMSマフラーが音圧レベルはフラット
④6000rpmでは20Hzから63HzでBEAMSマフラーが音圧レベルが高い
⑤8000rpmでは20Hzから63Hzで純正マフラーが音圧レベルが高い
スペアナ測定の結果、常用回転域では特に低音が良く出ておりこれが独特の排気音になっているのではないかと思われます。音の大きさも純正マフラーでは少し物足りないのが丁度良い感じだと思っています。
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