橋本商事・編上式(へんじょうしき)本仔牛革製ステアリングカバーの装着
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
オリジナルのもも皮まきです。
2
今回使用するステアリングカバーの内容物です。
ただし、下方に見える2束の赤い紐は拙者が、紐が足りなくなるという万が一に備えて別途購入したもので、実際には使用しませんでした。
また、この拙者が某洋品店で購入した紐では強度的に弱すぎるので、心配な方はカバー製造元から購入しておいたほうが良いでしょう(@500YEN)
…しかし、この種のカバーを取り付けるの、一体何十年振りだろう(・・?…昔はよく使ってはいたけれど…
3
もも皮巻ステアリングにカバーを被せた状態です。
昨今のカバーのようにカポンと嵌めて完了ではなく、これからひたすら穴(←予め開けられています)に紐を通して編上していくことになります…ファイト!
なお、パンチング部は下側に持ってくるのが一般的ですが、拙者10時10分型の握り方をするので、敢えてその際に手のひらに触れるところをパンチング部にしました…間違えて天地逆につけたのではないですよ(^-^;)…ご自身のお好みに応じて向きを決めて下さいね(^^ )。
この状態でステアリング全周にわたりニギニギしてカバーをなじませます(それ程神経質にやる必要はありません。マァ適当に(^_^;)。)
4
紐の編上初めはスポーク部から。
数回同じ穴に糸を通します。写真ではユルユルですが、このあと、目打ちを使用してグゥグゥグ~ゥと締め付けます。
もっとも、この位置ではスポークが邪魔をしますので完全に革がくっつくほどまでは絞れません。
また、革の端に開けてある穴に紐を通す時に、違う穴に紐を通してしまう等のズレが生じないように、顕著な部分(革の種類の切れ目等)に短い紐を通して仮止めをしておいてから、本番の紐を通した方が、結果として早く綺麗に取り付きます。
5
3~4針通したところです。
この時に、ひと針通すたびに紐に力を入れて引っ張ると、次の穴が見えなくなってしまいます((((;゚Д゚))))。
またハンドル中心線から縫い目がずれていったりしますので、この段階ではあくまでも紐を通すのが目的と思ってください。
紐を通す要領を掴むまでは間違った通し方をすることもあろうかと思います。拙者、何度かステアリングの握りをぐるっと回す形に紐を回してしまい、( ´゚д゚`)アチャーとなりました。その時はおとなしく針から紐を外して穴から抜いてやり直しませう(^-^;)。
慣れてくるとリズミカルに通せるようになりますけれどね(^O^)
あ、忘れていた。紐を引っ張る際に針でステアリング本体は言うに及ばず、内装を引っ掛けないように注意してください。スッと引っ張った弾みに内装をガリッとやる可能性が有ります((((;゚Д゚))))。
6
目打ちを紐の隙間から差し込んで、てこの原理でグイグイ・グイグイと引っ張ります。
目打ちは一箇所に差し込んで引くのではなく、まだ締めていない箇所を移動させながら繰り返し引いたほうが綺麗に楽に締まります(無理をすると紐が切れます(ーー;)…また、紐が切れるほど引いてもカバー~ステアリング間に挟まれていて摩擦が強いのでうまく締まりません。)
写真撮影のため、画面では左側にだら~んと紐が垂れていますが、本当はこれをかなりの力で引っ張っていてください。
目打ちでグリグリやりながらここまでカバーの革を寄せてくっつけると実にCOOLです(*´▽`*)。
ただし、紐の途中に目打ちを差し込んでしまったり、端から順番に締めていかないで途中に部分に力を集中させたりすると、紐が切れたりします(´;ω;`)
紐を通していると静電気でくっついたりこんがらかったりしますので、適宜針から抜いてのべのべっと伸ばしてラーメンパーマになってしまった部分を直してあげてやってくださいね( ´▽`)
適宜ステアリングを回転させて作業しやすいポジションに移動させてくださいね。これに着眼しないと、体が捻れて「チーム腰痛」の仲間入りです(^。^;)
7
ダイハツ純正ももかわまきステアリングの場合、紐を締めていくと、丁度合わせ目がくっつくところまで締めることができます。
この隙間が開かない所が編上式のCOOLさを生み出す所以ですね(*´▽`*)
場所によっては革の角の収まりが悪くなる時もありますが、そういう時は目打ちで微修正です(^。^;)。
紐の通し終わりは同じ穴に2~3回回しておいてから目打ちで絞り、カット、カバーの隙間に端末を押し込めばOKです。
やったね\(^o^)/ 完成です。
ただし、暗くなってくると、紐を通す穴が見えなくなり、極端に作業効率が落ちてしまいまして、結局のところ、チマチマチマチマと三日間に渡り作業したのは内緒です(^。^;)ゞ
しかし、6時間近く苦労しても、その仕上がりの姿を見れば、カッポーンで出来上がる最近のカバーには無い風格と安心感が漂います\(^o^)/
額に汗するだけの価値は有ります(^O^)
作業自体はそれほど難しくはないのですが、根気のいる仕事である事は間違いありません(^。^;)
8
一本の紐でステアリングホイール全体を巻くのは厳しい長さです。一方でスポークと交差する部分では切り取って新たに始点と終了点を作ったほうがCOOLです。
取扱説明書には、最初に紐を半分に切るように説明が有りますが、無駄になってしまう部分が多いので、面倒ですが長いまま使用して、端っこの留が出来たところでなるべく短く切断し、他部位で使用する紐の長さを確保しました。
それでも赤色はギリギリの長さでしたヽ(;▽;)ノ
完成してみると…ステッチのアラが目立ちますね(´;ω;`)…おとなしく黒にしておけば良かったとも思います。
ON HANDは有りますが…それも2本も…
現状が余りにも気に入らなくなったら紐を変えるかもしれません。
細い紐をかなりの力で引きます。引く方の手には手袋をしないと豆が出来たりしますよ(→o←)ゞ。
軍手では作業性が悪いので薄手の滑り止め付き作業手袋をはめていると良いと思います(紐を引っ張る側だけ)
紐のほつれを直すために時々手袋を外したのですが、その後はめ忘れて紐を引張たりしていたら、写真のごとく指に豆が出来ました☆⌒(>。≪)
あ~ぁ。くたびれた(^0^)。
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