ブレーキローター交換

ブレーキパッドを外すまではパッド交換の整備手帳で割愛します。

ローターを外すにはキャリパーを外さないと外せません。

ますばフロント。

赤矢印の19mmのボルトを2本外します。

ブレーキホースに負荷掛からないように適当にサスペンション等に縛って脱落防止します。

ディスクを引っ張れば固着していない限りすんなり外れます。フロントはすんなり外れました。外したついでに普段外す機会もないのでパーツクリーナで綺麗に清掃します。

もしローターが引っ張っても外れない場合はベルハウジングにボルトを入れる穴があるのでボルトで引き出して外せます。

新しいローターを着けます。

外す時の要領と逆でキャリパーを復旧します。

ただしそのままパッドを入れようとしてもなかなか入らないだろうからピストンツールでピストンを少し押し戻してパッドを挿入します。

またピストンを戻すとブレーキフルードがリザーバータンクに戻りタンクにフルードが増えて液量を確認しないと最悪漏れる恐れがあるから要注意です。

またまたピストンを戻したら必ずブレーキペダルを数回踏んでピストンとパッドとローターがしっかり当てる必要があります。そのまま走らせたら事故るでしょ！

リヤも同様。

赤矢印の17mmのボルト2本外します。

フロント同様にローターを外して清掃します。

リヤローターはすんなり外れずボルトを回して外しました。

新しいローターを着けて復旧します。

リヤのローターは写真のようにベルハウジングに穴があります。これはサイドブレーキの調整に用いるサービスホールです。

純正ローターからサービスホールを塞ぐブッシュを移植して終わりです。

写真には掲載しませんでしたが外したピン類はパーツクリーナで清掃してパッドはジムにグリスアップと清掃して復旧しています。

また減り始めたローターで先端が少々段になっていてパッドが抜けるか心配でしたが難なく抜けて良かったです。