
エレキギター、とりわけロックギターにおいて
なにが一番大事かって「カッコイイ」こと
「そのフレーズ、キレてるね」
「プレイする姿がきまってるね」
「クールなサウンドだね」
そんな言葉が最高
「プレイする姿」は鏡見て練習するとして(笑)
サウンドの格好良さは実に奥が深い
むろん使用する機材そのものの出来の良さもあるけれど、それよりなにより指先の感覚が絶対
弦を押さえる力加減、ビブラートの掛け具合、弦を弾く力加減・そのストロークスピード、ピックや爪の当たる角度・深さ…
エレキであればさらに電気的なボリューム、トーンコントロール、アクティブ・パッシブピックアップの違い、シングル・ハムバッカーの違い、フロント・リア・ミックスの違い…
アンプの話までしてしまえば、それこそ星の数ほど、無限の世界が広がる
たとえ、どれだけ良い機材を使ったとしても、常に最大の問題になるのが「ノイズ」
弦楽器である以上共鳴・共振は避けられない、むしろ倍音が多く発生した方がより表情豊かになる
ギターは普通6弦で構成されているのであるが、実はいつも6弦全てを弾いているわけではない
ギターソロでメロディラインを弾くような場面は、もちろん1本しか弾かないことが多い
その一方で、コードを押さえて大きくストロークするような時でも、実は5本だけ4本だけしか鳴ってない(鳴らしていない)ことも多いのである
鳴らしたくない弦を、指先や指の腹やストロークする手の小指付け根で「軽く当てて押さえる」ことによって弦を弾いても「ブン」としか鳴らないようミュートしてるのである
このくらいはクラシックやジャズギターでも使うテクニックだが、ロックギターはそのミュート音すら「格好良く」してしまう、そう「Cool」だと感じればノイズだってカッコイイのである
たとえば、1弦12フレットを押さえて弾くと高音のE音「ミ」が鳴るのだが、一本だけ弾いて「ミ」も良いけど2弦3弦に「軽く触れて」3本まとめて弾くとただの「ミ」にザラッとした表情が加わる
やりすぎればしつこいし、キレが悪いと鈍くさい音になってしまう、そこはセンスの見せどころ
どれだけ時代が変わろうとも、アナログな人間くささは永遠に好まれるだろう
さて、本題
pignoseのアンプ購入しました♪
豚の鼻をモチーフにしたボリュームコントロール一つだけのシンプルな造りだけど、じつにじつに個性的な音を奏でる、まさに「pignoseの音」
音量を上げるとすぐに歪んでくるのでクリーンなサウンドはなかなか望めないけど、逆にそこがまさにロックっぽい音、ベッタベタなロックフレーズやブルースプレイが良く合います♪
ギター好き万人にはお勧めできないけど、見た目の期待通りの音が出る良いアンプです♪
Posted at 2010/05/27 22:45:34 | |
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