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房総半島の内房側
三浦半島を結ぶフェリー乗り場のある金谷港
そこから山側を見ると、垂直に切り立った岩山がある
その見た目がまるでノコギリの刃のようであることから「鋸山」と呼ばれるようになった
かつてここから石を切り出したためにそのような姿になったそうだが、今では千葉を代表する観光地として人気のスポットである

標高は３２９ｍだが、頂上からみる東京湾の眺めはなかなか壮大
頂上展望台へ上がるにはロープウェイか有料登山自動車道を利用することになる
ロープウェイは片道450円往復900円、有料道は1000円、まあそんなもんかしらね

今回はロープウェイで上がってみました　
普段は１５分間隔で運行しているけれど、団体さんが来たのでちょいと待たされました
　　

頂上には日本寺があります
地獄のぞき・百尺観音・千五百羅漢・大仏と見どころ満載なお寺、拝観料600円也
道中の垂直に切り立った岩が迫力満点　抜けた先には百尺観音と地獄覗き
　　
壁に掘られた観音様　いやはや大きいですねぇ


垂直に切り立った絶壁から飛び出した「地獄のぞき」
あそこまで上がれるのか！？　結構高いぞ！？やっぱり階段急だぞ！？
　

地獄のぞき
危険なほど三角形に出っ張ってる～(@_@;)

かなりのドキドキスポット、この手すりも寄りかかっていいのか実に恐怖
　　

見どころたくさんだけど、アップダウンもそれなり
階段になってるから登山の格好しなくても大丈夫だけど、でも結構キツイ
　　　

大仏

おみくじ引いたら大吉♪　銭亀入ってた♪
　

ロープウェイ頂上駅にいたニャンコ

最終便でみんなと一緒に降りるのかしら？？

学生時代、友人が初めて買ったクルマに乗ってここへ来た記憶があったけど、こんなにキツかったかしら(^^;)
歳とるって、イヤね(^^;)
でも近いうちにまた来よう、カメラは14mm玉で、今度は東側の無料駐車場で(^^;)

かつて動物・植物園を中心として栄華を誇った行川アイランド
同じ南房総にある鴨川シーワールドが今も人気なのに対し、こちらはバブル期以降の経営がうまくいかず2001年に閉園となった

市民団体の存続署名や、老人ホーム的な施設に作り替える案の企業があったようだけど、結局頓挫したまま無残な姿をさらしている



草ぼうぼうで、今にも崩れ落ちそうな券売所、クモの巣の向こうの壁紙はボロボロ
　　

行川アイランド駅
この施設のために作られた駅だそうで、現在では近隣に民家もないこともありほぼ乗降客が無いらしい


閉鎖された入り口
この奥はどんな廃墟になっているのだろう…
無理矢理入ってる人もいるようだけど、どうにかして合法的に入る方法はないものかねぇ…

三日目
楽しかった旅も今日で終わり
また次回への余韻を残しつつ

ストイックに突っ走るばかりだったけど
自分へのお土産も買おうか



「寿萬亀」の亀田酒造へ　三種飲み比べセットを購入
　

・廃墟の行川アイランド
・鋸山
・ばんやで遅い昼ご飯
を楽しんで

最後はやっぱりここ、富津岬

クルマ乗り始めて初めて遠征したのがココ
当時はまだETCは無くアクアラインも出来たばかり、片道３０００円のまさに高嶺の花な道でおいそれと走るわけにはいかなかった
明け方の湾岸道～16号で、ぐるっと回って行ったのも懐かしい


さあ帰ろう
４０歳の現実が待っている

房総半島中央部に位置する養老渓谷

美しい渓谷美と黒湯で人気の温泉街だ

近年は廃業されたホテルが無残な姿をさらしたままになっていたりして最盛期のにぎわいには程遠いものの、紅葉の時期などはかなりの人気スポットである
また房総半島の中央部なので、どこへ行くにもアクセスが良いので次の観光地に行くのにとても利便が良い

今回泊まったのはこちら「川の家」
名前の通りホントに養老川の岸にある、ひなびた旅館
　　
場所はチョット難しい、メインストリートの看板を目印に山側へ
狭く薄暗いトンネルを抜けた先に宿がある、知ってないと行きつけないかも？？
　

お風呂は千葉らしい黒湯
　　
普通の風呂と洞窟風呂を時間で男湯女湯入れ替える、洗い場はそれぞれ２カ所ずつしかなくとても狭い
一応日帰り入浴も受け付けてるみたいですが、大人数ではキツイですね、断られるかも？？

夕食
野菜の甘さを感じる煮物・冷凍物だけど、良いネタのお刺身・ブリンブリン食感のエビ・揚げたて天ぷら
　　
この手のアユの焼き物、皮が硬かったり身がボソボソだったり正直ガッカリすることが多いけど、ここのこの塩焼きは非常に良い仕事されてます　鮮度良い物を焼いてすぐ提供してるのがわかる美味さと食感♪
ウナギのかば焼きも素晴らしい、歯応えのある柔らかさ、料理長の腕が光ります
デザートはみかん一つドーン(笑)
　　

朝食もイイお味
一見よくあるメニューだけど、もしかしたら鮭の切り身は事前に用意されたモノではなく焼く直前に切り分けてるのかもしれない、丁寧な仕事を感じる味です

贅を尽くした食材は無いけれど、丁寧な仕事を施された期待以上に美味しい料理でした

いかにも「ひなびた旅館」だけど、壁紙・ふすまも純和風で綺麗にされてるしトイレには温水便座も設置
お風呂狭いけど、黒湯はとても楽しめる

残念なのは部屋に冷蔵庫が無いことと、携帯会社によっては圏外なこと
食後にも部屋で一杯やりたい場合には少し困っちゃいますね

当初、立ち寄る予定はなかった安房神社

けれど、ちょうど通過ポイントにあったので、人さまの土地を勝手にボウソウしてることのお許しと道中の安全をお願いしに寄ってみた








こんな碑もあるのですな


おみくじ・中吉、これはこれでありがたく持ち帰りましょうかね


青い空に白い航空機


今日も楽しく走れそうな気がします