
活動50周年を目前に
惜しくも昨年亡くなられたポンタさんの
トリビュートコンサートに行ってきました
場所は東京国際フォーラムホールAです
それにしても東京国際フォーラム
何度訪れてもスゴイデザインの建物です
日中よりも日が暮れてからのライトアップが、さらに圧巻
会場ロビーにはポンタさんのドラムセットが
希望者はデモ演奏させてもらえるようでしたが、ムリだよ畏れ多くて
控え目な花輪
八代亜紀さんも出演すればよかったのに
VIP席はさすがにためらったのでS席にしたけれど、まあまあ見やすい場所
コンサートは、ジョン・カビラのナビゲートでポンタさんの業績が紹介され、出演者が2~3曲ずつ演奏するスタイル
入れ替わりの際は、ステージが暗転しスライドショーで懐かしの写真とナビゲートで飽きさせない、とても上手い流れ
トップバッターは「ジャンク・フジヤマ」
その名前はどうなの?って思うけど、山下達郎そっくりの歌声に驚きます
続いて「一青窈」
まあ、歌うまいですこの人、同じフレーズでも何通りもの声質・表情を使い分ける
「近藤房之介」
踊るぽんぽこりんで「タッタタラリラ」してた人ですが、ホントはガッツリブルースミュージシャン
枯れた声も渋いのですが、ギタープレイがもう、ヘタというかテキトーというか房之介ワールド全開
「大黒摩季&福原美穂」
トークの時はカッサカサの声だったんだけど、歌い出したら完全に「大黒摩季」
さすがプロですね、モノマネの人達がいくらやっても敵わない!
福原美穂はゲストのゲストみたいな扱いで、ちょっともったいなかったな
「森高千里」
ポンタさんがそのドラムプレイに惚れこんでレコーディングに呼んだ、という逸話も納得の芸達者な方、いつまでたってもルックス変わらないのも信じがたい
「佐藤竹善」
SING LIKE TALKINGのボーカリストとして長く活動してきた彼
まさかのTOTOとスティービー・ワンダーのカバーで、自分の曲は無し
途中、ゆかりのあるドラマー面々が、ポンタさんのドラムセットで短めのドラムソロを順番にプレイ
菅沼孝三の娘のSATOKOのパワフルなプレイも良かったけど、やっぱり仙波さんだな
ポンタさんにしろ仙波さんにしろ、ドラムでメロディを奏でるというか歌うというか、もはや「リズムを刻む」を超越してるんですよね
村石さんにしても超絶プレイヤーなんだけど、ポンタさん仙波さんはあまりにも生々しいというかバイクで言ったらハーレーみたいな唯一無二感なんです
「大貫妙子」
独特の不思議な空気感の彼女
ポンタさんとの思い出はあったのだろうけど、このコンサートでは微妙だったかも
「未唯mie」
言わずと知れたピンクレディ
御年64とはとてもとても思えない、美貌とダンスと歌声に圧倒されました
「ペッパー警部」を一青窈と
「ウォンテッド」を大黒摩季と
「UFO」を森高千里と、という、なんともまあ贅沢な3曲
ここで21時、エンディングかな~と勝手に思っていたら
大トリに「角松敏生」が控えてました、失敬
未唯が圧倒的なパフォーマンスだったので、角松さんの順番間違えたんじゃないの?と思ってましたが、ポンタさんのレコーディングトラックを持ってきてそれに合わせてプレイ
ギターは艶っぽいし、声量は誰より出てるし、すげえなこの人も
本編終了後にはアンコールあり
ようやくここで発起人である斉藤ノブが挨拶、涙ぐむ場面も
最後はポンタボックスのメンバーで1曲
いつもは最後までいるんだけど、この日は駐車場が22時に閉まってしまう状況
スタート19:00で斉藤ノブ氏の挨拶の段階で21:40
最後までいて規制退場させられたらヤバそうだったので、ごめんなさい、チョットだけ早く掃けさせていただきました
ポンタさん
ホントすごいドラマーだったんだなぁ
この集まった面々だけでもスゴイのに、レコーディングは通算16000曲?セッションは数知れず?若手でも新人でも興味を持ったら一緒にやっちゃう?あちこちにボトルキープしまくってる?
1日24時間で足りたんだろうか(笑)
※余談※
東京国際フォーラム地下2階3階駐車場も一般車両が時間で駐車することができます
30分200円、平日なら10時間まで2000円上限という破格の安さ
400台停められるけどやはり満車のことが多いので、停められたらラッキーですね