【Y's car detailing】ガラス・ウィンドウのコーティング施工(結果:コスパは悪い)
目的
修理・故障・メンテナンス
作業
ショップ作業
難易度
初級
作業時間
6時間以内
1
初めて専門業者にガラス・ウィンドウの油膜取り研磨とコーティングをしてもらったのでレビューをまとめる
依頼した店舗は「Y's car detailing(
https://www.yscar.jp/ )」さん
みんカラへの施工レポートの投稿が多いので実績も多く、実力を期待して選択した
先に結果と感想を列挙する
(a)仕上がりは良く、期待値した結果は満たした
(b)研磨剤の残留が気になる
(c)価格は通常時の半額であったが、半額でギリギリ適正価格だと思った
本当はボディーのコーティングもお願いするつもりだったが、断念した
発注するつもりで訪店していたので、先払いとなっても良いように予めお金を準備していただけに残念だった
それぞれの詳細は以下に記載する
2
■(a)仕上がりは良く、期待値した結果は満たした
拘りの研磨剤と研磨用のエアーツールでサクサクと油膜を落として、作業自体は早かった
油膜もキレイに落ちて見た目上の仕上がりは良いが、コーティングの耐久性に関しては未知数
しかし、個々の作業は早いが合間合間の休憩が長くて、10時に訪店してから作業が終了したのは15時ぐらいで5時間近く要した
時間に余裕がある場合にしかおすすめできないし、私は施工時間の確認をしなかったので予定を1件飛ばしてしまった
ただし、ボディー側の施工方法とは異なるので同じレベルを期待しては駄目である
ボディー施工時では「湿度管理でコーティングの強固な結合を~」とか「焼き付けはゴミだ~」とか言ってるが、ガラス・ウィンドウへは常温常湿環境でコーティング剤をサッと塗って終了だった
3
■(b)研磨剤の残留が気になる
施工時にマスキングテープ等で養生は行い、「ガラス・ウィンドウの施工時に養生するのはうちが先駆者だ」とドヤっていたが何に対する養生なのか疑問は残る
写真のように、ドアの三角窓のモールに研磨剤がガッツリ入り込んで残留していた
しかも、はめ殺しの三角窓で開閉が不可能な為、除去がかなり厄介だったし完全には無理だった
全体的に研磨剤の残留が気になり、来週予定してた洗車を前倒しした(日曜~月曜が雨なので来週を予定していたのに…)
ドアの三角窓への施工は費用効果が微妙だし、のちの残留した研磨剤の除去の手間を考えると失敗したな…と後悔
4
■(c)価格は通常時の半額であったが、半額で適正価格だと思った
金額は6万1千円の半額で3万500円だった、高い気はするが施工者の時間と労力、結果を買ったと思って納得することにした
(価格表からの予想では半額で2万円ぐらいだと思っていたけど、発注前の見積書も無かったので今となっては内訳は不明…)
見積書に関しては、もっと強く要求すべきだったと反省する
商売は、見積書→発注書→納品書→検収書からの請求処理が常識だと思っていたが業界によって違うらしい
価格表が「F」「Sx1面」「R」となっていたので『「F」+「Sx1面」左右+「R」で4面』かと思って金額を予想していたが違っていた
サイドはガラス・ウィンドウの枚数カウントとなり、片面で小さな三角窓まで含めると「4」とカウントされて『「F」+「Sx1面」(4×左右)+「R」で10面』という計算だった
通常ガラスの単位は枚ではないのか?
車の場合で単位が面だった場合、全面・背面・右面・左面と一面全体を指すもだと思っていたが違うようだ
三角窓側とパワーウインドウ側と面積が全く違うのに同じ価格というのは疑問に思う
多分、車体の側面側は枚数を稼いで単価を引き上げる為なんだろうけど残念だ
対費用効果を考えるとフロントガラスだけで十分なので、次回施工を依頼する場合はフロントガラスのみになるだろう
5
■本当はボディーのコーティングもお願いするつもりだった
今年が7年目の車検というのもあり、長く乗り続けることになりそうなのでボディーコーティングを検討していた
色々と調べた結果、近くの「Y's car detailing」さんが良さそうだったので依頼しよう思った
今回、タイミング良くガラス・ウィンドウコーティングの半額キャンペーンがアナウンスされていたので訪店した
訪店してこちらからの事前情報として以下を提供した
・今年が7年目の車検で長く乗ることになりそうなのでボディーコーティングも検討している
・2年前の車検でディーラーでボディーコーティングを依頼したが仕上がりが微妙だった
・全体的にウォータースポットが酷く、前回のボディーコーティング施工時の下地処理では改善しなかった
上記の情報を元に現在の状態を確認して、ボディーコーティングを施工した場合にどうなるかを説明・案内されるかと思ったがそれも無く「ボディーコーティングしますか?」と直だった
その後もボディーコーティング自体の説明も無く、ガラス・ウィンドウのコーティング作業のが進み、少し時間が空いてから「そういえば、ボディーコーティングはどうしますか?」と、またしても直だった
最低限、施工内容の説明と詳細な価格、施工後の保証等の説明など施工費用に対する納得感のギャップを埋める営業をするのは普通だと思っていたがそれも無し
こちらからの提案で「ボディーの現状を確認して、コーティングを施工した場合にウォータースポットが改善するか確認してもらえますか?」とお願いしてからやっと現状の確認をすることになった
結果としては、「多分、今よりは良い状態にはなるけどウォータースポットが消えるかは施工してみるまではわからない」という回答だった
加え、「何もしないよりはコーティングを施工した場合は経年による塗装面の状態悪化は緩和される」という何とも歯切れの悪い結果となった
状態を確認すると、ボディーの塗面の状態があまり良くなく負け試合になりそうな感じがして弱気になったのだろうか???
一般的に考えて十数万円のお金は大金である
よって順番にサービスの説明、営業活動を行い対費用効果に対する認識のギャップを埋めて、信頼を積み上げて行かなければ契約に到達するのは難しいだろう
今回のケースでも誠実にメリット・デメリットの説明を積み上げていれば契約に繋がったはずである
個人営業のお店で、訪店してもらえた時点でお客さんの熱量は高い状態なのに、その機会を確実にものにする努力を怠り、予約が埋まらないのは仕方がないと思う
特に接客を伴うサービス業は一期一会であることを意識することが重要だろう
6
元々、年に1回は自分でガラス・ウィンドウ全面の油膜取りと撥水コーティングをしていた
今回は専門業者の作業と仕上がりはどのようなものか興味が有り、施工を依頼した
結果として、仕上がり自体は自分で行った場合と同等、時間と労力を買うと割り切ればアリという考えはできる
業者での施工で問題だったのは研磨剤の粘度が高くて、モール等の端に研磨剤の残留が多いことだった
自分でやった場合、半日近く手作業でガラス・ウィンドウの油膜取りを親水状態になるまで完全に行わないといけないので大変ではある
自家施工時に利用する道具と薬剤は以下で、入手性も良くて仕上がりも良かった
■下地処理
SOFT99の「ガラコぬりぬりコンパウンド」
https://www.soft99.co.jp/products/detail/04101/
■コーティング剤
SOFT99の「超ガラコ」
https://www.soft99.co.jp/products/detail/04146/
6年ぐらい、この組み合わせを利用しているが製品として素晴らしく間違いない
「超ガラコ」のフッ素系撥水剤の耐久性が良いので、青空駐車でも軽く1年は撥水が持続する
一般品だけで自家施工した割には満足度は高い
ただし、下地処理の油膜取りに体力を使って筋肉痛にはなるけど…
7
総括としては…
(1)時間を買うと考えれば施工依頼するのは有りではある
(1-i)→ただし、フロントとリアのみに絞るべき
(2)車体側面のガラス・ウィンドウへの施工は費用対効果はイマイチである
(3)ボディーコーティングの発注を行う前に、ガラス・ウィンドウへのコーティング施工で様子を見たのは正解だった
(3-i)→最終的にボディーコーティングの発注には至らなかった
(3-ii)→ボディーコーティングの技術に関しては、実物の施工結果を確認できなかったので未知数ではある
(4)初めて利用するお店の見極めは何度経験しても難しい
となり、それなりの結果と最低限の支出で済んで、色々と良い勉強をしたという着地になった
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忘備
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