【2日目(10月12日)】
四国ツーリングの2日目は宿を8時に出発、目指すは四万十川です。
国民宿舎 土佐は横波半島の宇佐大橋近くにあり、四万十方面には横波黒潮ライン(県道42号線)を通って須崎市で国道56号線に出ます。
この黒潮横波ラインは、景観が良いかと思われましたが意外と海が見える部分が少なかったのがちょっと残念でした。

(横波黒潮ラインにて)
須崎から約31km地点の窪川で四万十川に接するので、窪川からは国道381号でひたすら四万十川沿いを走ります。
最初の目的は、国道381号線沿いにある
沈下橋で車の写真撮影をすること。
四万十川流域には幾つもの沈下橋があり、多くは生活道路の一部となっていますので比較的通行量が低く、尚且つ長さと幅員が手頃であるという条件から『向山(上岡)沈下橋』を選定しました。

(画像拡大可)
国道381号線は愛媛県北宇和郡鬼北町へ続いていますが、3ケタ国道としては整備されていて非常に走りやすかったです。
目的の向山(上岡)沈下橋に到着し、先ずは私が対岸まで渡ってUターンできることが可能かどうか調べに行きました。
この向山(上岡)沈下橋は全長60m幅員3.7mと幅が比較的広く、ロケーションが良いのでパンフレットなどにも良く使われるそうです。
また、国道381号線の対岸側の集落戸数も少ないので、写真撮影で周辺住民に迷惑を掛ける確立も少ないと思われるので撮影には好都合です。

(もげらさん)

(ya-naさん)

(ume330さん)

(アン・ガールズさん)

※カメラマン:もげらさん
さすがに幅員が3.7mあるだけに余裕で渡れました。
この”沈下橋での撮影”という企画は、単に私がやってみたかったことなのですが、これには皆喜んでいただけたので嬉しいかぎりです。
しかも「四万十川の沈下橋を見たことが無いし、撮影するなら一緒に行きます」ということで、1泊だけのya-naさんも家とは逆方向になるにもかかわらず同行してくれました。
向山(上岡)沈下橋での撮影も無事終わりましたが、ちょっと物足りない感じもしてきたのでもう1本の沈下橋でも撮影をすることにしました。
それは、向山(上岡)沈下橋の約4kmほど手前(上流)にある上宮沈下橋です。
来る途中で確認したのですが、河川敷部分に車を止めるスペースの無く国道381号線の側らに撮影以外の車を停車させなくてはならない向山(上岡)沈下橋と違い、工事用車両があって車数台分を止められるだけのスペースが有るので撮影には好都合です。
早速引き返して上宮沈下橋でも撮影を開始します。
上宮沈下橋は全長85.1m幅員2.9m、最初と同様に私が一度渡ってみてUターンができることを確かめます。
特に問題は無いのですが、やはり幅員が80cm狭いことは心理的にちょっと恐かったです。
ここでは個々で撮影するのではなく、橋の上に並べての撮影となりました。

ここでの撮影は、この様なロケーションで車を並べての撮影は滅多に出来ることではないので皆テンションが高まりす。
対岸には小高い所や川原に降りることもできるので、上から下からとアングルを変えて撮影が可能で、特にume330さんが興奮して撮りまくっていました。(爆)
そろそろ撮影も終了しようかという時、対岸から車が一台やって来たのでお詫びを入れつつ渡りきり、再度橋を渡って国道381号線に戻ったのでした。
ここではMPが十分過ぎるほど充填でき、HPの補完にもなりました。
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あいにく途中に地元の軽トラが入ってしまいましたが、軽自動車なら幅も余裕です。
映像でも聞こえるように、橋の中間地点にある継ぎ目をまたぐ鉄板を踏むと結構大きな音がするので、最初はビビッてしまいました。(爆)

(画像拡大可)
そろそろ昼食の時間も近付いたので、更に国道381号線を進み四万十市西土佐江川崎で国道441号線に入り、津大橋横にある「いわき食堂」で昼食です。

四万十川の食材といえば鰻に鮎そして川えびですが、ここいわき食堂ではそれらの定食や丼物が食べられます。
さすがに四万十産の鰻定食は時価でしたので、アン・ガールズさんとya-naさんと私の3人が”川えび定食”、ume330さんともげらさんの2人は”ごり定食”とし、”川えびの唐揚げ”を追加しました。
個人的には鰻よりえびの方が好きなのでメニューで迷うことはありませんでした。
川えびというのは正式には”手長えび”ですが、まだ一度も口にしたことが無かったので期待も高まります。
唐揚げのほうは小振りのものを揚げているのでまるかじり、定食のほうは大きめのものを茹でてあるので殻を剥いて食べます。
どちらも美味しいのですが、どちらかといえば茹でたほうがえびの風味が感じられました。
川えび定食→
コレ
川えび唐揚げ→
コレ
腹も膨れて満足した後は、更に国道441号線で四万十市内に向かいました。
いわき食堂のある津大橋~四万十市中心部に至る区間(32.5km)ですが、ここは幹線でそれなりの道かと思っていたのは束の間のことで、区間の半分が3ケタ国道特有の1車両分の道幅でしかありませんでした。
この辺りは良く知られた沈下橋が多いはずなのですが、意外と通行には気を使わなければいけません。
まだこの時は余裕をこいていましたが、これが明日の最終日に3ケタ国道というものを再認識させられることの始まりだったのです。
四万十市内に到着し、ya-naさんとはここでお別れとなりました。
大阪まででも結構な距離があるはずなのですが、そこはya-naさんだけあって素直にタダでは帰らなかった様です。(汗)
この時点で、既に予定時間を1時間オーバーしていましたが、やはりどうしても見ておきたい場所があるので、残る4人で予定通り足摺岬のある土佐清水市に向かいます。
四万十市内の渡川大橋を渡り国道321号線で土佐清水市に向かうのですが、14時を過ぎて足摺岬方面へ走る車は少なくなっていましたので、”しごきオフ”よろしくガンガン走ることができました。(笑)
目的地は、四万十市役所から約40km先の竜串海岸。
竜串海岸は、砂岩が波食や風食を受けて形成された海食台地で、巨大な竹を何本も横倒しにしたように見える岩場や海食によって地層の中に残された古生物の足跡や糞石などが露出する奇妙な海岸です。
確かに”竜の串”という感じです。

※ここでume330さんに悲劇が襲います。
波の来ない岩場では穴だらけで網目の様な岩(砂岩)もありました。
竜串海岸での観光を終え、2日目の宿である愛媛県は道後温泉に急ぎます。
時刻は既に16時、宿までは一般道132km+高速64kmの計196kmとかなりの強行軍となってしまいました。
ルートは国道321号線から宿毛市で国道56号線、宇和島を通過してその先にある西予宇和ICで松山自動車道を使い松山ICで降ります。
四国の高速道路は、松山自動車道の松山IC~鳴門大橋までの間は2車線ですが、それ以外は1車線70km制限なのです。
西予宇和IC~松山IC間では、ICの退出部~合流部のみ2車線となっています。
それでも何とか19時前には松山ICを通過できたのですが、ここでもげらさんのETCがトラブルで遮断機が開きません。
係員に説明しても、どうも係員の頭が固いようでなかなか話が付かなく時間が掛かりそうなので、私のみが先行して宿に向かうことにしました。
(感じの悪い係員だ!)
松山市内は3連休中日ということで幹線は渋滞中でしたが、迂回路で今宵の宿である「
旅館 常磐荘」には19時15分に到着。
残る3人は20分遅れの到着でした。
有名温泉地の宿といえばその多くは鉄筋コンクリート建てのホテル形式ですが、この常磐荘は大正時代の面影を残す道後温泉でも希有な旅館です。
しかも、あの
道後温泉本館へは
歩いて30秒という近さなのです。
常磐荘での夕食はヘルシー系な料理で豪華というほどではありませんが、ここの料理人のオリジナルが多く料理方法も誰にも教えていないといいます。
珍しくて特に料理名が無いので説明はできません。
宿の女将さんからは、もげらさんのことを”姫”と呼ばれていました。(汗)
到着後すぐに夕食を取ります。
理由は、道後温泉本館の札止めが一番遅い”神の湯 階下”で22時30分、周辺の土産物店が10時閉店とのことなので、先に買い物を済ませてから入湯するためです。
せっかく道後温泉に来たのだから、道後温泉本館の湯に浸からない訳にはいきません。

男性用はそうでもなかったのですが、女性用はたいそう混んでいたそうで湯船は芋洗い状態だったとか。
無事本館の湯に浸かり宿での2次会かと思われましたが、この日も寝落ちの早いのが2名ほど出てしまいました。(爆)
2日目の走行:240km

(画像拡大可)
最終日に続く…
フォトギャラ2日目
その1
その2
その3
その4
その5
この記事は、
食べた、走った1358km!② について書いています。
この記事は、
続・四国へ行ってきました♪ について書いています。