
昨日14日(日)は、主治医であるQUICK TRADINGの「第1回QUICK-CUP」に参加してきました。
今回の催しは、昨年参加したライWANグランプリの3回目にあたる
ライWANグランプリの走行会枠の一つを使って行われました。
場所は第1回からの
ヒーローしのいサーキットです。
エントリーは社長を除く15名、全員がQUICKのお客さんで構成されていますが、参加希望者が多く主催の工場長も涙を呑んでの人選となったようです。
(私は赤紙召集みたいなもんですが・・・)
初の試みである「QUICK-CUP」ですが、参加者全員がモータースポーツを一日楽しもうという趣旨であり、単にタイムを競うのではなくゲーム感覚で遊ぼうということです。
また、ライWANグランプリの主催である
ワイズファクトリー/エターナルの柏原氏(ポルシェカップ1993・1994年優勝ドライバー)の協力もあって実現できたイベントでした。
※柏原氏が現役時代のメカニックがQUICKの現工場長である。
【参加車両】
Alfa75
145 2.0TS 2台
155 2.5V6 2台
GTV 2.0TB
147 1.6
147 2.0TS 2台
147 GTA
156 2.5V6
156 GTA 2台
GT 3.2
FIAT PUNTO HGT ABARTH(鬼つぁん!サン)
LANCIA DELTA EVOⅡ
しのいサーキットの開場は午前7時。
東北自動車道佐野SAに集合して午前6時に佐野を出発しました。
場所を知っている私が先頭で、同じく
鬼つぁん!さんがしんがりとなって社長を除く15台が隊列を作って移動です。
サポート役の工場長以下メカニックの面々、今回の競技委員長であるK田氏(元ゾンビ)とお手伝い役の
物欲弟子に
ronさんはオフィシャルとして我々より1時間早く現地に向かったとのこと。
我々が着いた頃には先にエリーゼの軍団が開門を待っていました。
今回の走行枠にはロータスのShopでも枠をとっており、色とりどりエリーゼが並んでいます。
7時を過ぎて開門と同時に各車ピットに向い準備開始です。
ドラミの前にQUICK-Cupのミーティングが行われ、本日のゲーム概要が告知されます。
ゲーム内容はというと、基本的にはライWANグランプリの走行会枠なので午前10分×2本、午後15分×2本の計4本を走行します。
個人戦は、午前走行の2本のベストラップから自己申告により目標タイムを設定、午後の2本のベストラップを申告タイムにより近づけた者が勝者となります。
団体戦としては、参加16名を4名1チームとして4チームに分け、午後の2本の走行内で一度だけピットロードに戻り、ピットロードのスタートラインにできる限り前輪車軸を近づけて停車した後に5秒以内に予め渡されたボールを指定された箱に投げ入れるというものです。
判定には4名のライン差の合計とボールポイントで勝敗が決まるのです。

当初の案には、「走行中に社長の顔写真の付いた立札に卵を投げよう」だとか「路面に写真を置いて踏絵をする」などという案もありましたが。(爆)


いよいよ走行開始です。
【1本目】
とりあえず初回なので流し気味で走行。
タイムは昨年のベストタイムと同等でしたので、この時点でちょっと嬉しい気持ちでした。
【2本目】
ちょっと気合を入れます。
タイムは昨年を上回り、56.1XX秒。(下2ケタは記憶が曖昧)
しかし、私を含む3台が終了前3周回を147GTAを駆るI上氏にブロックされてしまいました。
どうもそのI上氏は私をライバル視していたようですが、終了後に他の2名からもブーイングが出ます。(笑)
しかし、私もI上氏とは知らない中ではありませんから冗談混じりで競技委員長にクレームを申し立てます。
でも、そこは皆さんオトナですし仲間でもありますのでノープロブレム。
今回は参加台数も多く、食事所のクラブハウスの収容人数では一度に賄いきれないので2本目を終了してちょっと早めに昼食となりました。
このライWANグランプリでは、参加費用に昼食代も含まれているので助かります。
午後からはゲームの開始です。
午前の走行にて56秒台でしたので、無理をせず申告タイムを56秒に設定しました。
【3本目】
しかし、更に気合を入れてしまってタイムは55.4XX秒と56秒を上回ってしまいます。
【4本目】
この回の3周目でピットロードに戻ってのボール投げを行うも、ボールは入らず停止もラインから22cmとやや遠く失敗。
気を取り直してコースインします。
そして7周目のホームストレートを走行中、ピットロード脇にいたronさんが何やら合図を出してくるのです。
手で×印が!
車が火を噴きました~。(爆)
というのは大袈裟ですが、ronさんの話では、ホームストレートの手前あたりから
エンジン下から火が出ていたのを見たということで合図を送ったとのこと。
自分ではホームストレートを過ぎたあたりで白煙を出していることに気が付き、コースを離脱する頃にはルームミラーが真白に映り、自力でピットに戻って停車するとボンネットからは白煙モウモウでした。(滝汗)
原因は、ミッションオイルがブローして
オイルが排気系にかかって引火。
よくF1なんかで見かけるあの状態ですが、よもや体験するとは思いませんでした。(笑)
エンジンがある程度冷えてからオイル量を確認するとゲージには触れていない状態でした。
たぶん、ブリード穴から噴出したのではないかと思いますが、とりあえずATFを代用で入れて様子を見たところ、何とか自走は可能なようなので大事にはなりませんでした。

ミッションケース周辺は油まみれ。
走行中の空気の流れは、リアで風を巻き込むためにトランク部分もはオイルで濡れてしまっています。
これで終了となってしまいましたが、タイムの結果は55.1XX秒と更新してしまい申告タイムからは更に離れてしまいました。
今回も
柏原氏による同乗走行が行われ、皆、そのテクニックに驚かれていましたが、残念ながら私は不可となってしまいました。
ゲームの結果はというと、個人戦では申告タイムより0.9秒も離れてしまい問題外。
ちなみに、個人戦での優勝者は0.03秒差だった147 1.6Lを駆るS原氏。
団体戦では、私のチームが停車距離合計が最短だったのですが全員ボールが入らず。
ボールが入らないことによる減点距離を加算すると停車距離合計で2位のチームと同一となり、ボールが”0”ということが災いして優勝を逃しました。(涙)
また、予め設定されたシークレットタイムに最も近い者に特別賞が与えられ、景品のDVDプレーヤーが授与されたのでした。
ライWANグランプリ/QUICK-Cupの表彰式も終了し帰路につきます。
代用のATFを補充したとはいえ帰路でのトラブルも懸念されることからハイギアードでゆっくり走ります。
しかし、一度、佐野SAの手前でルームミラーで煙を確認したのですが、どうやら垂れ残ったオイルによるものだったらしくその後は特に問題も無く帰宅できました。
幸いにも、明日車検のために持ち込む予定だったので、同時に原因の特定と必要ならば処置を行う予定。
楽しかった反面危うい状況にも陥り、複雑な心境です。
【おみや】

今回のCUICK-CUPのスポンサーである
hpi-racing様から、1/43 037 Rallyのミニカーを全員に提供してくださいました。(感謝)
hpi-racingはRCカーのメーカーとして有名ですが、ミニカーの出来もかなり良いです。

こちらはライWANグランプリ主催者側より。
【番外編】
第1回から参加している「
RITMO NSX WORKS」のLECHERS NSX 零号機。
(画像)
ドライバーはスーパー耐久ドライバーの酒井美晃選手。
ちなみに、タイムは44秒台です。
フォトギャラリー
その1
その2