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2008年11月28日 イイね!

ジャパンライクな

ここ最近、記事を書くのが面倒になっていましたが、車ネタはそのうちに…。

巷でこの手の趣味の人には興味津々なMAGPUL DYNAMICSのDVD「THE ART OF THE TACTICAL CARBINE」を捕獲です。



パッケージは
武士がAR-15を構えていて、右上にはMAGPUL社のマーク
という浮世絵タッチ(モデルは三十朗?)なのです。

マガジンチェンジのお助けグッズに始まりAR-15のストックで大成功をし、5.56mmカービン銃の「MASADA」(生産はBushMaster社)を開発したMAGPUL INDUSTRIESは、今年の夏にMAGPUL DYNAMICSというトレーニング部門を設立しました。
設立当初から射撃訓練の様子を映像で公開していて、その訓練内容を4時間にも及ぶ収録時間を3枚のDVDに収めたのが「THE ART OF THE TACTICAL CARBINE」として販売されているものです。
MAGPUL社はトイガン向けのグリップやストックも供給していますので日本でも人気が高く、このDVDは、特にM4カービン・ファンには必然として期待されています。

が、しかしこのDVD、実はAmazon.comでも扱ってはいるのですがそのままでは日本には送ることができません。
というのは、DVDにしてITAR(The International Traffic in Arms Regulations:国際武器取引規制)に適用されているからです。
(ITARは米国の軍事技術の海外流出を規制するもので、米国務省からの輸出許可があれば米国以外への国への輸出は可能)

【裏面】

レーベルは
RANDORI
(乱取り?オイオイ)
全くもってジャパンライクです。

プロモーションVIDEO
プロモーションVIDEO






しかし、ジャパンライクなのはこのDVDだけにあらず。




VLTOR社のポスター

畳の和室で本来は刀に使う刀架にAR-15が架けられています。
これも妙に似合っている気がするのですが。
Posted at 2008/11/28 21:48:11 | コメント(6) | トラックバック(0) | トイガン | 趣味
2008年06月27日 イイね!

電動ガンです。(その4) NOVESKE に LaRue だよ。

またまたやって来ました。
独断と偏見の『電動ガンです。』シリーズ。
このシリーズは意外とアクセス数が多いので続投かな…。
第4回目は、KingArmsのフレームにLaRueのハンドガードという組み合わせです。

M16/M4系のアルミフレームでは最後発となったKingArmsですが、ダミーボルトカバーのストップとそれに連動したボルトリリースの機能を加えた仕様など、後発ならではの造りは非常に良いです。
また、お手軽で無難なG&Pでは架空マーキングのバリエーション多くて実感が萎えるものも多いのですが、KingArmsでは定番マーキング以外にもサードパティーメーカーのマーキングや刻印が充実しているのが大変嬉しい限りです。
今回は第1弾でリリースされた”NOVESKE”仕様をチョイスしました。
G&PでもNOVESKEマーキングがありますが、裏面のマーキングが気に入らないので選択肢とはなり得ませんでした。

形状的には可も無く不可も無くといったところですが、全体的に角ばった印象を受けます。
後発ということで、フレームエンド部の補強形状の再現を期待していたのですが、やはり中途半端な形状になってしまったのは残念です。

そして、組合わせるハンドガードにはLaRue Tactical社11" SBRS (GOOSENECK)です。

先端が珍しい形状のハンドガードで、今から2年ほど前のこと、某Shopで現物を見せてもらって気に入ってしまいその場で発注して2ヶ月ぐらいで到着したのですが、当時は見合うフレームが無くて捕獲後は寝かせていました。
ようやく、昨年の12月にKingArmsのフレームがリリースされたことで今回のフレームとの組合わせになりました。


【製作】
まずは、トリガースイッチのFET化(画像拡大可)



















今回用意したMOS-FETIR社IRL3713
(画像①)
まずは、FET内部に溜まる電気を消費させる30KΩの抵抗に熱収縮チューブを被せて保護絶縁します。
(画像②)
その30KΩの抵抗をFETの頭の部分に乗せ、足はゲートとソースに接続。
(画像③)
モーターからの逆電流対策として、ゲートに100Ωの抵抗を接続します。
(画像④)
メカボックス内にFETを仕込むためのスペースはフレームエンドなりますが、邪魔になる部分を削って設置スペースを設けます。

(画像拡大可)



















(画像①)
FETの3本の足を各々を被覆し、尚且つFET本体も被覆して設置スペースに置いた状態。
(画像②)
100Ωの抵抗を繋いだゲートはトリガースイッチの片側に配線(赤コード)。
これは単にスイッチング電流を流すためのものなので太さを気にする必要がありません。
また、モーターの(+)ラインとバッテリーからの(+)ラインをトリガースイッチのベース側に接続。
(画像③)
全体。
後部のバッテリーからのコードを通すための溝もフレームに加工してある。
ちなみに、モーターの(-)はFET中央のドレインへ、バッテリーの(-)はFETのソースへ接続。

後は省略して、あっと言う間に内部完成画像です。(笑)



お次はグリップ。
今回は、実銃のストックやグリップで有名なMAGPUL社からトイガン用としてリリースされているMIADグリップです。(実物リンク
このMIADグリップは、前後のパーツを変えることで手の大きさや握り具合を調整できる(画像②)スグレモノですが、このトイガン用では調整不可です。
しかし、今年の春になって実銃同様に自由に交換できるVer.2がリリースされましたが、今回はVer.2のリリース前に完成させたので旧タイプなのです。
それでも、新旧共に材質だけは実物と同じです。
(画像拡大可)



















(画像①)
部品構成。
(画像③)
メカボックスのフレーム外面より出っ張るギアの軸受を回避するために追加加工を行います。
(画像④)
モーター押さえ用のフタの部分ですが、そのままではモーターを押し込み過ぎてしまいます。
よって、モーターのエンドベルがスッポリ入るように約2.5mmほど掘り込みました。
他であまり聞いたことが無いので、他の人はどうしているのかと疑問です。


グリップの加工も完了し、モーターを取付けてテスト作動させたところトラブルが発生しました。
メカボックが裸の状態での動作には全く問題が無かったのですが、実際にフレームに組み付けて作動させると、バッテリーを繋いだとたんにモーターが回る。
しかも、やけに苦しそうに低回転でしか回りません。
で、フレームから取り外したり組み付けたりしてテストするも裸の状態では問題がありませんでした。
そうこうしているうちに、FETが過熱して炎上~してしまいました!(滝汗)
気を取り直して直ぐに作り直しをするも、やっぱり症状は以前と同じです。

暫く考えた後に気付いたのが漏電でした。
どうも、セレクタープレートの金属部とフレームが接触して回路が閉じてFETに過電流が流れ込んでいたようでした。
(画像拡大可)



















(画像①)
対応策として、クリアランスが無いのでフレーム側にはマスキングテープで絶縁。
(画像②)
セレクタープレート側にはセロテープで絶縁しました。
フレームとのクリアランスが無いのでこの程度の絶縁しか出来ませんが、今のところは再発していません。
(画像③)
更に、セレクターレバーとセレクタープレートの位置が悪いらしく、プレートの位置が正常にならない為、プレートにも細工を施します。
(画像④)
メカボックス後端がフレームと接触しないため、フレーム側に0.5mmのプラバンを貼り付ました。

いつものように、GUARDERReal Gun Stock Adaptorに4.5mmで穴あけ。


ようやく、ロアフレームが完成です。

このKingArmsのフレームは、配線の後方出しができるよになっているので、G&Pのように加工しないで使えるのが助かります。




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アッパーフレームの組み立てに入ります。
バレルナットはハンドガード付属の実物を使うため、ネジ山を切り直します。
実物は1.250"-18(外径31.75mm、ピッチ1.41mm)ですが、東京マルイ系はピッチが1.5mmですのでネジを加工しないと使えません。
(画像拡大可)



















(画像①)
三角ヤスリとリューターで加工。
黒い部分は山を弄っていない部分で、約2山分は適用できます。
(画像②)
その拡大。
(画像③)
ガスプロックもLaRueのLow-profile Gas Block(LT-202)
(画像④)
ガスチューブを取り付けた状態。
ガスチューブももちろん実物になります。

バレルは定番のGUARDER製です。
長さは10.5インチ。


ハンドガード取り付け部分。
リングプレートにの穴(2ヶ所)にピンを合わせて、外周のリングでハンドガードを固定します。


【完成】
素の状態です。
ストックMAGPUL社CTR(Black)バッファーチューブ(兼ストックチューブ)VLTOR社#RE-1(5-Position)で単品販売のためにポジションナンバーが無いタイプです。
フラッシュサプレッサーはNOVESKEのKX3タイプをチョイス。



前回のTROYと同じショートバレルになってしまいましたのでその比較です。

ハンドガードの太さの違いに注目です。

【アクセサリー装着】


【ディティール】
(画像拡大可)



















(画像①)
フラッシュサプレッサーHurricanENoveske KX3 Replicaです。
リリース当初、本家Noveske社のHPでコピー品の注意が呼びかけられたほどの逸品で、現在でも複数のトイガンメーカーがKX3のレプリカを販売していますが、これほどの再現性の高いレプリカは無いでしょう。
今回、クラッシュワッシャーは実物を加工して使用しています。
フロントサイトにはTROY Industries社Front Folding Battle Sightフラッシュライトにはレーザーエイミング機能を有するINSIGHT社M6X(Long Gun用)
(画像②)・(画像③)
リアサイトにはMATECH社Rear Folding Battle Sight
光学サイトにはEOTech 557とし、Aimpointのレプリカな3X(3倍)ブースターをLaRue社QD Pivot Mount(LT649-30)マウントしてみました。
557は昨年の新製品であり、近年の光学ブースター使用を前提としたことにより、操作ボタンが背面から側面に変更されています。
ちなみに、トリガーガードMAGPUL社のトイガン用。
(画像④)
LaRue製QD Pivot Mountは、使用しない時には横に避けることが出来るので利便性が高いです。


実は、銃自体は昨年末に完成して今年1月のEOTech 557の入手を経てほぼ完成形を見ていましたが、INSIGHT M6Xをプレッシャースイッチで使いたかった為、TangoDown社ヴァーチカル グリップの入手に時間がかかってしまいました。

日本国内で流通しているものは、フラッシュライトの大手Suarfireタイプ用のプレッシャースイッチ用のグリップ(品番:BGV-MK46)が多く、INSIGHT用(品番:BGV-ITI)は少数です。
INSIGHT社製品の多くがPEQ-2のような不可視光な赤外線レーザー関係の製品が多く、フラッシュライトに於いてもハンドガンへの用途が多いため、日本国内でINSIGHT社のプレッシャースイッチのユーザーが少ないことに起因しているからでしょう。

やっとこれで最終形態になりました。
(画像拡大可)



















でも、先々組み替えの計画もありますが。

NOVESKE Rifleworks
MAGPUL
VLTOR
TROY Industries
INSIGHT
MATECH
EOTech
TangoDown
Posted at 2008/06/27 01:13:12 | コメント(9) | トラックバック(0) | トイガン | 趣味
2007年08月23日 イイね!

電動ガンです。(その3) TROY ver.

電動ガンです。(その3) TROY ver.『電動ガンです。』シリーズの3回目は、TROYコンプリートライフルの「CQBSPC556B」です。
(興味の無い方はスルーでお願いします)






TROY IndustriesはFront&Reaサイトが人気ですがRAIL SYSTEMSも有名です。
また、マサチューセッツ州警察やグランビル警察(Granville Police Department)などのローエンフォースメント向けにコンプリートライフルを納入しているメーカーでもあります。
今回は2006年Shot Showで展示された「CQBSPC556」を再現してみました。



これはTROY IndustriesのWebにある画像ですが、CQBSPCには5.56mm弾タイプと7.62mm弾タイプの2種類があります。
トイガンでは7.62mm弾用フレームが無いので必然的に5.56mm弾タイプとなり、昨年末にG&PからTROYのコマーシャルタイプがリリースされたことで製作が可能です。
(某ショップのフレームは高価ですし)
モデルは10インチのMRF-MXと10インチバレルを組み合わせてみます。

CQB:Close Quarters Battle(近接戦闘)
556:5.56mmx45弾の意


【製作のポイント】
赤文字のパーツが実物パーツ

【フレーム関係の加工】

フレーム:G&P M4 Troy Style Metal Body(GP540)
左上:アッパーフレームとロアフレームのアタリが悪く、中央部分が膨らんで山形になっていたためヤスリで整形します。(銀地の部分)
右上:ストックチューブinバッテリーのためにバッテリーケーブルを通すスリットを追加。
左下:「SEMI」・「AUTO」の文字は赤で墨入れ。
右下:Real Gun Stock Adaptor(GUARDER製)のエンドにバッテリーケーブルを通すための穴を4.5mmで開けます。

【グリップの加工】

グリップ:STAR Airsoft TangoDownタイプ(Black)
このSTAR製のグリップはG&Pのフレームに使うとそのままではフレームの差込部が深いため、トリガーガードと1.5~2mmくらいの隙間が空いてしまいます。
よって、画像左側の2辺(赤線)の部分を適切な深さになるまで削りますが、そうするとグリップ全体が45度の角度で接近するので、差込部のキー位置がずれてしまいます。
ずれる量は約0.5mmほどなので、キー後部に0.5mmのプラバンを接着しキー前部を0.5mm削ってキー位置を修整します。
ちなみに、KingArmsからもリリースされていますが、STAR製より隙間が空きます。

【バレル組立】

バレル:GUARDER Steel Barrel
バレルナット:GUARDER
ガスブロック:Troy Low Profile Gas Block
ガスチューブ:実物(メーカー不明)
ガスチューブは、画像左上のように製造工程上の端面が塞がれていることが外から見えて実物と分かるのですが、トイガンでは機能上不要な部分です。
ガスブロックは、最近のものだとメーカー名が印刷されていません。
これもガスチュープ同様、トイガンにおいて機能しない部品です。
(この時のバレルは仮組みで11.5インチ)

【ハンドガード組付】

ハンドガード:Troy 10" MRF-MX
エジェクションポート カバー:実物(メーカー不明)
Troy MRFの装着はバレルナットを挟んで固定するタイプなのですが、回転防止のための爪がアッパーフレームを挟むような構造になっています。
この爪が最大の問題で、東京マルイ系の電動ガンではフレームの幅が実物より広いためにポン付けができません。
そこで、爪を削るかフレーム側を削るかの選択に迫られるのですが、見た目を重視してハンドガードの爪を削ることにします。
7"のMRF-Cなどは本体側にも爪があるので加工も2倍の量になりますが、幸いなことに、こちらは爪がクランプ側しか無いのでまだマシです。
型式によって爪の数が違うようですが、いづれどちらかに統一されるのだと思われますが。

【ロアフレーム完成】

メカボックスの中身はほぼシステマ製となってしまいました。
また、今回もMOS-FET仕様でIR社のIRF3703で自作しました。

【ディティール】


リアサイト:Troy Rear Folding Battle Sight
チャージングハンドル:KingArms(ラッチ:GENⅡ Replica)
ストック:VLTOR Carbine Modstock Clubfoot(Black)
ストックパイプ:VLTOR 5-Position
エンドプレート:VLTOR Single Attachment HK-type Loop
GENⅡTactical Latch Replicaはシルバーを若干混ぜて再塗装しました。


フロントサイト:Troy Front Folding Battle Sight
フラッシュサプレッサー:HurricanE Noveske KFH Replica
フラッシュライト:SUREFIRE M910A-WH Millennium Vertical Foregrip WeaponLight
Noveskeといえば「Fire Breathing Pig(火を吐く豚)」ですが、このHurricanEのレプリカは形状・質感ともに非常に良い出来です。


10インチのバレル長はKFHの根元がMRF-MXに隠れ、Shot Show(2006)の画像のようになります。
10.5インチだと、もう12.7mm前方の位置になってしまいます。


10インチバレルを再現するのに都合が良いのはGUARDER製のバレルです。
ガスブロックの位置からの先端アダプターを換えることで10.5/11.5/14.5インチの3種類が選べますから、『アダプターリング』を製作して取り付けることで10インチを再現します。
10.5インチ用アダプターから計算するとリングの厚みは3.3mmでした。


光学サイト:Aimpoint COMP M2
マウント:Troy Offset Mount
Troyの30mmオフセットマウントはかなりレアなのですが、COMPをマウントすると電池が交換できないという欠点があります。(汗)
だからカタログにも載っていないし、あまり見かけないのでしょう。


レールグリップ:TangoDown 6"(Black)
セレクター・マグキャッチ・トリガーガードはGUARDER製を使用。


Troyロゴ。
アッパーフレームとMRFは僅かに隙間が開くのがデフォのようです。
(密着はしない)

【アクセサリー装着比較】

一番上の素の状態から最下のフル装備まで比較してみました。
フル装備状態は良いのですが、やはり重量が・・・難点です。

関連リンク
TROY Industries
TangoDown
Aimpoint
SUREFIRE

G&P(トイガンメーカー)
GUARDER(トイガンメーカー)
HurricanE(トイガンメーカー)
KingArms(トイガンメーカー)
STAR Airsoft(トイガンメーカー)
Posted at 2007/08/23 00:59:35 | コメント(9) | トラックバック(0) | トイガン | 趣味
2007年03月13日 イイね!

電動ガンです。(その2:バッテリー編)

電動ガンです。(その2:バッテリー編)電動ガン・シリーズの2はバッテリーの仕様です。








モーター駆動ですから当然のことながらバッテリーが必要ですが、一般的なバッテリー配置はフロントのハンドガード(フォアアーム)内かストック内ということになります。
ハンドガード内装の場合、バレル冷却用の放熱孔があり、内装だとバッテリーやコードが孔から見えてしまうのがリアルさに欠きます。
また、全体の重心も前方寄りになってしまいます。
固定ストックの場合はバッテリーは見えなくなりますが、その名の通り使用するストックが1種類に限られてしまいますが、トイガンメーカーでの可変ストックレプリカなら多少のバリエーションがあるものの、できれば実物ストックを使いたい。

かと言って実物には極力手を加えたくはありません。

で、考えることは一つ。
ストックチューブ(バッファチューブ)に内装できないかということです。
そうすればストックの選択は完全に自由になります。
しかし余裕空間はΦ24.5mm×約100mm、当然市販のバッテリーパックで適合するものはありませんが、単4型(Φ10.4mm×44mm)ならその空間に収納可能なのです。
トイガンではラジコン(R/C)と同じ充電可能な2次電池を使用し、現在ではNi-MH(ニッケル水素)充電池が使用されていますが、R/Cやトイガンには高い放電特性が必要とされます。
しかし単4型の充電池は弱電機器向けであり、そもそもこの様な動力用途に向いていないのですが、京商のミニッツレーサーで評判だというIntellectの単4型なら使えそうなことが判明。
(成功例の記事は極々僅か)
そして、バラセルから専用バッテリーパックを製作することに。
1.2V×8本=9.6V仕様
一応、製作の前段階として電池BOX使用によるテストを行ってみましたが完全に失敗で無負荷では回るものの回転数が低く、組み込めば一瞬回ろうとするだけでした。
理由は、高い放電特性を得るにはバッテリーの内部抵抗を低く抑える必要があり、電池BOXではBOXの接点金具が抵抗になって内部抵抗の増大を引き起こすことが原因です。


【ロアフレーム側の処理】
当初G&Pのバッテリーインストックを予定していたために根元から30mmで基部を切断してあります。
バッテリーコードを基部中央に通すため、コードを這わせやすくするために基部下面にスリットを設けました。


【ストックチューブの加工】
実物ストックチューブの取付けにはGUARDERのReal Gun Stock Adaptorを使うため、ストックチューブのネジ部を適切な長さに切断する必要があります。

下:加工したもの

【バッテリーパックの製作】
セルの+-両端子に呼びハンダをします。
熱の掛け過ぎはセルの損傷や最悪の場合は破裂事故にもなりますので、ハンダ鏝の使用は極力短時間で済ませなければなりません。
ハンダは銀入りを使用し、そのままでは定着に時間がかかるのでステンレス用フラックスを併用します。


次に2本のセルを直列にハンダで付けます。
メーカー製パックでの直列接続は導電板を介して電気溶接されるのですが、個人では無理ですからハンダ付けになります。
ハンダ鏝の容量は40W、鏝先はドライバー型のものを使用して接続する両端を同時に溶かして突き合わせます。
この時もハンダ鏝の使用時間は3秒以内に完了させます。
これを4set製作。

(イメージ画像)

2本突き合わせたセルを4本束ねて接着し、各セルが直列になるように配線をします。
普通、平行配置のセル同士の接続にはバッテリーシャンテを使用するのですが、単4用のシャンテなどはありません。
シャンテの代用として、ハンダ吸取り線にハンダを吸わせて固めて使います。
ハンダ吸取り線は銅の網目線ですからシャンテの代用にもなります。
同時に+と-のコードも引き出します。


ストックチューブはアルミですし、そのままではショートの危険も高いので、両端にはゴム板とエポキシで固めて絶縁します。
本来ならバッテリーパック全体をパッキングしたいところですでが、ストックチューブとの余裕が少ないのでパッキングは諦めます。
最後にコネクタを付けて完成です。


バッテリーパックの位置関係は画像の通り。
Real Gun Stock Adaptorがかなり場所をとるので意外とスペースが無いのです。


【まとめ】
実物の可変ストックにバッテリーを仕込む方法は他にもありますが、ストックパイプに内装できれば使用するストックに制約が出ません。
但し単4の放電容量は比較的少なく、今回使用したIntellectが750mAhと少な目なのが欠点ではありますがお座敷シューティングには全く問題無いです。
また製作の簡便さから8本の9.6Vとしましたが、単3型7本の8.4Vより若干パンチがあります。
(単3型8本の9.6Vよりかは劣ると思われる)
尚、単4型の場合には使用するセルの選択が重要であり、このIntellect750以外ではスクワットプレシジョンのSpear850でも使用可能でした。
しかし、Intellect750のほうがやや放電特性が良いみたいです。
Posted at 2007/03/13 23:49:19 | コメント(6) | トラックバック(0) | トイガン | 趣味
2007年03月04日 イイね!

電動ガンです。(その1)

電動ガンです。(その1)久々に車以外のネタです。








昔からモデルガンは好きで、初めて買ったのは確か中学生の頃でした。
当時はお小遣いも少なく、ハンドガンは多少買いましたが高価なライフル系の長物はなかなか買えませんでした。
(唯一MGCのウィンチェスターM73だけ買い、今現在も所有)
その後は暫く忘れていましたが、社会人となった頃にはBB弾を発射するエアガンが登場しサバイバルゲームという新しいジャンルのホビーが確立されました。
しかし、内部メカも模していたモデルガンとは違うエアガンには抵抗感があり、エアガンのブームによりモデルガンは衰退し、この手の趣味は久しく頭の片隅に追いやっていたのです。
(エアガンの登場は約20年前くらいだったかな)
しかし、最近、ふと思い出して調べると、現在米軍を中心とした個人のメインウエポンであるM16/M4カービンなどで外装なら実物が装着できることが判明。(←今更ながら)
そうなると昔の記憶と当時買えなかった悔しさも手伝い、数十年の時を経て現実化させてしまいました。
(この数十年の間にはトイガンを含む銃刀法も幾度か改正されている)

エアガンといえば当初はガス方式が主流でしたが、東京マルイが電動方式を開発。
M16/M4の電動ガンがヒット、特にライフル系では業界を牽引しており、G&PやGUARDERといった香港系などのメーカーも東京マルイ互換および準拠の製品や多数のアフターパーツを供給しているのが現在です。
トイとして内部構造や若干の寸法違いがある東京マルイではあるが、他メーカーがリアルサイズのレプリカを供給し、例えば、東京マルイのM16/M4での代表的な違いであるバレル寸法もリアルサイズに変更することが可能なのです。
しかし、各トイメーカーでリアルサイズとはいうものの、やはり若干の寸法違いがあり、それらを組み込むにはすり合わせや一部加工も必要になります。

現在の個人装備では、近接戦闘や夜間戦闘での運用を高めるためにメインウエポンとしてのライフルに光学サイトやレーザーサイト(可視光、不可視光:赤外線)、ナイトビジョン、フラッシュライト(近接戦での威嚇用も兼ねる)といった多くのアクセサリーをマウントすることが求められ、MIL-STD 1913 ピカティニレールを持ったアクセサリーを搭載可能とするMWS(Moduler Weapon System)対応のハンドガードが使用されています。
また、米軍特殊部隊向けにもSOPMOD(SPECIAL OPEPRATIONS PECULIAR MODIFICATION)に則って個人支給されます。

さて、今回1挺目に組んだのはVLTOR社がリリースしているM4カービンのハンドガード CASV-ELを使用した14.5インチバレルで、メーカーコマーシャルモデルのレプリカとしました。
VLTOR社はストックメーカーとして有名であるので、ストック他のパーツでVLTORフル仕様です。
しかし、下記コマーシャル画像とは光学サイト、フラッシュハイダー、グリップは異なっています。

(メーカー画像:実物)


【使用パーツ】
フレームVLTOR社公認電動ガン用。
       G&PのアルミフレームにVLOTR社刻印を施したもので、日本国内120個の限定品。
       公認なのでパッケージ(箱)もVLTOR社のシールで封印されています。
バレル:14.5インチ(GUARDER)
デルタリング:実物
バレルナット:(GUARDER)
         バレル(銃身)をアッパーレシーバーに固定するナットで直接は見えない。


ハンドガード:VLTOR CASV-EL(Black)
フロントサイト:実物(バレルとの固定には実物テーパーピンを使用)
ガスチューブ:実物
エジェクションポート カバー:実物
ヴァーチカル グリップ:TangoDown(Black)
フラッシュライト:SUREFIRE E2d Executive Defender
ライトマウント:VLTOR Scout Mounts SM-E


フラッシュハイダー:Yankee Hill Machine YHM-28A


光学サイト:EOTech HOLOgraphic Weapon Sight #552.A65(ナイトビジョン対応)
マウントレバー:GG&G ACCUCAM For EOTech
リアサイト:LaRue Tactical QD LT-103
       (BUIS:Back-up Iron Sight)


ストック:VLTOR Carbine Modstock Clubfoot(Black)
ストックパイプ:VLTOR 5-Position
グリップ:A2 Type(G&P)



赤文字の品名が実物パーツ

電動ガンとしての中身です。
メカボックスのフレームは東京マルイ純正ですが他のパーツはシステマANGELです。
一般的には東京マルイの製品を購入してからカスタム化をするのがセオリーなのでしょうが、最初からアフターパーツだけで組みました。
当然取説など持っていませんし電動ガン自体も初心者でしたから内部構造的なものは全く不明でしたが、ネットで調べれば色々と分かり若干の時間もかかりましたが必要なパーツも集めることができました。
モータースイッチ(トリガー)はMOS-FETによる無接点方式に変更してあります。


これでサバイバルゲームをするわけではありませんが、一応お座敷シューティングに使用です。
あとは眺めてお飾り状態ですが。
尚、"電動"ですからバッテリーが必要なのですが、リアルさを追求してバッテリー自体も自作しました。
バッテリーの仕様は「その2」で紹介したいと思います。

関連リンク
VLTOR
Yankee Hill Machine
GG&G
LaRue Tactical
TangoDown
EOTech
SUREFIRE

G&P(トイガンメーカー)
GUARDER(トイガンメーカー)
Posted at 2007/03/04 22:18:44 | コメント(7) | トラックバック(0) | トイガン | 趣味

プロフィール

「【加計学園問題の国会参考人招致】青山氏の本質をつく質疑はおろか、加戸前愛媛県知事の四国、ひいては日本を憂う熱い発言を一切無視するTV報道は、正に『報道しない自由』で国民を印象操作するマスゴミの典型である。」
何シテル?   07/11 14:06
2005年6月からALFA GT 3.2V6に乗り換えました。 日本全国徘徊中~。 目標、全都道府県制覇!!
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