
昨日は関東で初のETCC(European Touring Car Challenge)2007 3時間耐久が富士スピードウェイ(フルコース)で行われ、CORSE9から
げっとーさんと共に参戦してきました。
当日は快晴ではあるものの、気温は1℃と寒さに弱いから非常にツライ。
自宅を出る時からディスプレイには雪マークが付きっぱなしです。
先日の関東第一戦の時のような暖かさを期待していたのですが。
参戦はTR(トランスポンダリレー)で1チーム4名の3チーム体制です。
チーム分けは事前にクジビキで決定されていましたが、出走順は当日チーム内で決定されました。
偶然にもげっとーさんとは同じ二番手走行になってしまい、お互いの走行写真が撮れなかったのは残念です。
CORSE9 安全第一 Aチーム(通称:V6チーム):TR3000
156GTA/3.2-GT/3.2(げっとーさん)-147GTA/3.2-GTV/3.0
CORSE9 安全第一 Bチーム(通称:ゾンビチーム):TR1000
156TS/2.0-GT/3.2(私)-155V6/2.5-147TS/1.6
なにせゾンビ車2台を有しますが、他2名からは「オレ達はゾンビじゃねーぞ」と抗議されます。(笑)
CORSE9 安全第一 Cチーム(通称:???):TR1000
147sele/2.0-DELTA EVO/2.0-147GTA/3.2-145/2.0
チーム名が「安全第一」ということで、全車フロントには「
安全+第一」のステッカー貼付はもちろんのこと、注意喚起のトラ縞テープ貼付も義務付けられました。
(オイオイ!誰が持ち込んだのよ!)
そして、特に私の場合には昨年のトラウマを吹き飛ばすがごとく入念にトラ縞テープが貼られたのでした。(爆)
楽しく参加がモットーですからね。
それと、ピットは1チームで1間ですから我がCORSE9は3間続きで広々と使えました。
QUICK T社長のALFA CORSE GTVはサイドスカートから全周トラ模様
Bチーム第一走車K田さんの156TS/2.0には「危」ステッカーも(笑)
トラポンリレーの場合、やはり昨年の鈴鹿2耐同様、交代時に戻ったドライバーは「パンを食べること」というルールが適用されます。
戻ったドライバーがピット前でエンジン停止させ降車してメロンパンを食べ終わらないと次の車が出走できないというものです。
また、その間にゼッケンとトランスポンダを次の車に移設しなければなりません。
ゼッケンはぺらぺらの紙ですからそのままでは移設時に破く可能性が高いため、フチを幅広テープで補強しました。
パン食いルールについては全てのチームが適用されるのではなく、主催者側の独自判断と女性を含むチームにはそれが適用されません。
(One carは対象外)
幸いAチームは除外でしたが、BとCチームには適用されました。
それにしても、一気にメロンパンを食べるのは至難の業です。
食パンなどと違って乾燥してるので飲み物で流し込む感じです(笑)
しかも、そのメロンパンはわざわざ鈴鹿のドミニクドゥーセという店からの取り寄せだとか。
(そこまでしなくてもねぇ・・・)
とても味わっている余裕などはありません!
尚、今回は私がBチームのチームリーダーに指名されました。
重大な役割は作戦と車の交代時の手順と指示ですが、指名後はその流れをきちんとできるかを考えることで昨年のトラウマを覚える余裕はほとんど無かったです。
最終的はメンバー全員の協力で車の交代は非常にスムーズに行われましたのでメンバー全員に感謝です!
結果はというと、終わってみれば私の所属するBチームはTR1000のクラス優勝。
Cチームは同2th、AチームはTR3000の3thとなり、CORSE9の全員が表彰台に乗りました!
総合優勝などはまだまだ遠いですが、昨年がアレなものでしたからとりあえず表彰台に乗れたことは良かったです。
この表彰台はピット上の2Fですから、たぶん今年のF1日本グランプリでも使用されるやつしょう。
工事用ヘルメット着帽で表彰台に上る155V6/2.5のK地さん
しかし、ドライビングについては大方の予想通り、全く掴めておりません。
トラウマである第一コーナーはピットアウト後の通過はさておき、最初のホームストレート通過後の1コーナーはドキドキものでした。
それでも、2週目以降は何となく掴めたので先ずは一安心です。
ホームストレートは見せ場なので頑張るのですが、持ち時間に近づくにつれチームのサインボードを気に掛けなくてはならず、後半の周回では若干セーブしてしまいました。
周回毎のタイムがバラついているのはコンスタントに走れていない証拠ですね。
更に、黒髭一発状態の危機もありました。
ホームストレートの裏側でカーブから直線に移行する際、縁石を踏んだ瞬間に車体のバランスを崩し進行方向に車体が横向きに10mほど(かな?)4輪スライド状態になったのです。
それでも速度が落ちてからブレーキを緩めたところ車体のコントロールが可能になったので辛うじて停車することなく体勢を立て直すことができ危うく難を逃れられました。
その時のタイヤからの白煙はもの凄かったです。(冷汗)
ちなみに、ベストタイムは
2分25秒810というものでした。
この日、Cチームではメンバーの1人がサーキットに向かう途中で接触事故に遭遇し、危うく出走時間に間に合わないのかと危惧されたり、期待のAチームのT社長のGTVが配管抜けで1週もすることなくピットインしたりと多少のアクシデントもありました。
(GTVの修理の間、代替でH内さん(156GTA/3.2)が走行し修理完了後に再度交代)
それでも全車無事に完走し全員が表彰台に乗れたことに皆楽しめた3時間耐久でした。

(チームメンバー全員に貰えました)