昨日30日は、台風が関東地方に接近するにも係わらず福島に行ってきました。
前日の晩まで行くべきか行かざるべきか散々悩んだのですが、aksbn Surv!veさんの「ダイジョウブっしょ?」の一言で決行してしまいました。
5時30分に自宅を出発。
東京は、既に台風の降雨エリアに入っていたので、雨天の暗い中で不安を抱えつつの出発です。
東北自動車道 蓮田SAでくらパンさんと合流し、一路北上を開始。
しばらくしても振り続ける雨は止む気配はありませんでしたが、こちらは台風の移動速度をはるかに上回る速度で移動していますので、福島県内に入る頃には雨雲のエリアからは外れました。
郡山JCTで磐越自動車道に乗り換え、磐梯山SAでaksbn Surv!veさんとも予定通り合流し、会津若松ICで降りて喜多方市内に入ります。
今回の福島行の目的は、
喜多方ラーメンと
温泉です。
9時40分、先ずは喜多方市役所の駐車場に車を止めますが、何かところどころに空きスペースがあります。
駐車料金が掛からないので土日祝日は満車状態が常なので、「やはり人出が少ないのか?」と期待しました。
案の定、待ち行列が常な「
坂内食堂」には行列が見当たりません。

(入り口前でこんな写真は滅多に撮れないでしょう)
しかも、店内のお客さんは座席数の半分しかいません。
悪天候であってもある程度の待ちを覚悟していましたが、やはり台風の影響は大きく、余裕で座席も選べました。
昨年初めて食べた時の味が記憶に焼き付いており、更に
この記事のコメントからいてもたってもいられなくなってしまったので、「もう行くっきゃナイ!」という思いだけで来てしまいました。
頼んだのはく『肉そば』です。
前回はこのちらの『ネギチャーシュー』でしたが、どちらも美味いです。
予定よりだいぶ早く食べ終えたので、温泉の前に、とあるものを求めて「
ふれあいパーク喜多の郷」という道の駅へ行きました。
それは、ここでの限定販売な『
ラーメンバーガー』なるものです。
これについては、この先小腹が空いたら食べようかと思っていたのが結局のところお持ち帰りしてしまいました。
さて、いよいよ温泉です。
福島県は全域で温泉地があり選ぶだけでも迷うばかりですが、今回チョイスしたのは「
幕川温泉 水戸屋旅館」の立ち寄り湯です。
しかも『
秘湯』の部類です。

(何か”赤い”のも写っていますが…)
磐梯吾妻スカイラインの横に位置し、県道30号線から分岐する道の終点が幕川温泉。
県道30号線は良いのですが、そこから先は車がすれ違えるかどうかギリギリの道で、落ち葉に小枝、落石と、アノ人とかコノ人とかソノ人からブーイングが来そうな道でした。(笑)
更に、道の駅を出発してからは雨も降り出し、標高の高い分岐点付近では濃霧で視界が低く、時には視界2mという具合で非常に恐かったです。
そんなこんなで道の終点の幕川温泉に到着し、早速、温泉に浸かります。
水戸屋旅館の立ち寄り入浴料金は500円。
泉質は単純硫黄泉。
立ち寄り入浴時間は10時~15時。
1階は男女別の内風呂、2階には展望露天風呂があり、こちらは脱衣所が男女別の混浴となっています。
もちろん、展望露天風呂に入りましたが、男性が一名先客として居るだけで、約1時間浸かっていましたが出る頃に2名の男性が来ただけで混浴状態には成らず。
でも、硫黄の香りのにごり湯は温泉らしくて好きです。
屋根付きなので、雨天でも長時間浸かれます。
他、建屋裏手には野天風呂があるのですが、天候のせいで入ることができませんでした。
それと、残念な点としては、内風呂、展望露天風呂、野天風呂それぞれは裸では移動できないということでしょうか。
幕川温泉を出て、しばらくは視界10mの霧の中を走りました。
次に向かったのは、安達太良山を挟んだ反対側にある岳温泉の「
陽日の郷あづま館」です。
こちらは、ちょっとリッチな感じの温泉ホテルです。
立ち寄り入浴料金は、ちょっと高めの840円。
泉質はPh2.48の酸性泉。(旧泉名:酸性緑ばん泉)
立ち寄り入浴時間は14時~18時。(時間帯は注意が必要)
ホテル内の温泉なので、洗い場のアメニティは充実しています。
内湯と露天が各1つで、落差950m、距離8km先の源泉から引いているためか、酸性っぽさが薄れていますがマイルドなやさしい感じの湯でした。
”立ち寄り温泉入浴”のイメージとは似つかないホテルカウンターで料金を支払ったりと、ひなびた趣は一切ありません。(笑)
ここでaksbn Surv!veさんは帰路に着き、くらパンさんと夕飯をとることにします。
磐梯熱海街道にある「
鞍手茶屋 中山峠店」に行ってみました。
概観は、完全に陽か落ちてしまったので見ることができませんでしたが、明治9年に建てられた民家を移築したという店舗は趣があります。
名物が「けんちんうどん」ということで、『もりうどんセット』なるものを頼んでみました。

”うどん”も売りの一つなのですが、味は悪くないものの歯ごたえが悪く、ちょっと硬いです。
うどんはイマイチ感がありましたが、逆に”けんちん汁”は美味かったです。
なお、この『もりうどんセット』は見た目以上にボリュームがあり、どんぶり一杯のけんちん汁だけでも十分満足できるものだと思います。
帰りは、磐越自動車道を磐梯熱海ICから乗ります。
東北自動車に入り、栃木県も半ば過ぎた辺りからは雨も上がりました。
途中での渋滞は皆無、いやそれ以上にも車の数自体が少なく、21時頃の時点で浦和の料金所などはゲートを通過する車がほとんど見られないという有様でした。
台風接近で外出を控えた人は多かったことでしょうが、こと東北行に関しては、高速道路状況はあり得ないほど空いていました。
人気の坂内食堂も行列は皆無。
日帰り温泉にしても入浴客がまばらでのんびりと入れました。
幸いにも風は強くなかったので、雨天であるということの一点だけを除けば台風様さまで日帰り旅行としても非常に楽しめた一日でした。
【ラーメンバーガー】
何とも怪しげなバーガーです。
道の駅 ふれあいパーク喜多の郷での限定販売だとか。

最近になって、地鶏版も加わったとのことで両方買ってみました。
早速、開封してみましょう。
店にはサンプルも置いてありましたが、あまりよく確認していなかったため、開いてビックリの不気味さです。(汗)

バーンズに相当するのは、蒸し固められたらしい縮れ麺のようです。
バーンズ相当を剥いでみます。
挟められていたのは肉とメンマ、少量のネギにナルトが一枚です。(ナルトは肉の下にある)
豚肉(麓山高原豚)は意外にも厚みがありました。

中の具には味が付けられているようで、バーンズ相当の裏面にはねっとりとしたタレが塗られていました。
さて、お味のほうはいかがなものかと。
味そのものは確かにラーメン以外の何者でもありませんし、味自体は結構美味いです。
また、具の味も良いです。
しかし、麺を蒸し固めたバーンズはナントも例えようの無い食感で、”歯切れの良いちょっと固めの餅”といった感じでしょうか?
内側に塗られているラーメン汁味のタレのおかげで、なんとか保てる程度といったところです。
具の味が良いだけに、バーンズ相当部の改善が必須だと思いました。
一応、ラーメン味のハンバーガーになっていない点は評価したいところです。
ちなみに、このラーメンバーガーの他には「ラーメン丼」と「ラーメンピザ」もありますが。
この記事は、
秘湯部w。について書いています。