GWは後半の5月5日、特に出かける予定などはこれっぽっちも無かったのですが、『変○倶楽部』で近間を散策してきました。
先ずは、国道254号線(旧道)沿いの埼玉県小川町にある「
鬼うどん 金勝」に行ってみることに。
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しかし、何と…。
お休みでした…。
そう、5日は第一土曜日なのでした。
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トホホ…な気分で調べたら、近所に他のうどん屋を発見。
一か八かで行ってみることにします。
それは、「讃岐うどん
イーハトーボ」。
埼玉県の山間部、寄居町にある
讃岐うどん店でした。
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帰ってからよく調べると、この店はうどんマニアでかなり有名なのだそうな。
10年ほど前、”埼玉県で本格讃岐うどんが食べられる”ということで、各メディアにも紹介され連日客待ちの列ができていたといいます。
しかし、予備知識も無く行った我々にはちょっと怪しく感じる店で、客も1組だけがいたという状態でした。
店主は、香川県のあの「やまうち うどん」で修行した人で、基本的には宮武ファミリーの一つとも言えるのでしょう。
昔は障害を持った人の就業支援をやっていて障害者も一緒に働いていたらしいのですが、今は店主一人でした。
以前ほどは客足が無くなったことも、店主一人だけの理由の一つなのかもしれません。
店内の座席数は10名。
開店は、10時30分(平日:11時)~14時まで。
駐車場が無いため、車は店前の道路の向かいの山側に停めるしかなく、店前以外に止めると近所からの通報で警察が来るらしいのです。
また、店内には「味が薄い、色が薄いなどの理由で醤油を入れて味を変えないで!」、「醤油を入れている所を目撃した時は、途中でもお帰りいただく場合があります。」、「うどんを残したら持ち帰ること」など色々な注意書きがあります。
以前より緩んだという話ですが、色々とルールに厳しい店なようです。
1杯目:だしがけうどん・小(ひやあつ)
とにかく、麺には角が立ち、コシは強烈です。
温いだし汁で多少コシは減りますが、それでもコシの強さはハンパではありませんでした。
ただ、だし汁はイリコ味というよりニボシの感じがして、ダシのとり方が荒いような気もします。
好みの味ではなかったのですが、関東風ではないのは確か。
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2杯目:生醤油ぶっかけ・小(冷やし)
1人で複数食す場合は、食べ終える直前くらいで申告するのが店のルール。
(茹でたてを提供したいというのが理由)
テーブルには天ぷら用とうどん用にと別々の醤油差しがあり、もちろん、うどん用を使います。
また、生姜も自分で擦るようになっており、ぶっかけには適しています。
とにかくコシが強烈です。
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3杯目:釜玉・小
調子に乗って、3杯目に突入してみました。
一応、釜玉発祥の「山越」からお墨付きをもらったらしく、これが一番美味しかったですね。
ただ、一つ残念なのは、熱で卵の一部が既に固まりかけていたこと。
確かにコシは強いのですが、好みとしてはこの店では”温い”を選びたいです。
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全体の評価は、どうでしょう…、微妙です。
うどんに滑らかさは少ないですがコシの強さは評価できます。
しかし、ダシの味がイマイチなところは減点。
うどんの作り置きは非常に少なく、打ちたてが食べられ関東で讃岐を表現できている点は評価に値します。
でも、10年前ならいざ知らず、関東でもかなり本格的な讃岐うどん店が進出している今となっては戦闘力不足かなと。
よって、個人的には微妙です。
また、「小」は200g、「大」は400gで、値段も450円に600円と、本場の価格の2倍強とちょっと高めなのも微妙な理由の一つです。
ちなみに、使用する小麦粉は日清製粉の「緑あひる」らしい。
(コシの強さと色味からするとそれっぽい)
その後、児玉郡神川町にある「湯郷 白寿の湯」へ向かうのですが、只単に直行するのも面白くないので、大きく迂回して小川町から県道11号線で定峰峠へ行きます。
この近辺は自転車のツーリングが多く、峠付近のブラインドな狭い道を、車だけではなくバイクと自転車もひっきりなしに通行しています。
しかも!、歩行者も歩いているという何でもアリ状態。
カーブで先がが見えないブラインド状態での歩行者が非常にコワかったです。
定峰峠から移動して「
彩の国 ふれあい牧場(秩父高原牧場)」へ。
ここは非常に眺望が良く、天候次第ではスカイツリーも見えるといいます。
しかも、JAが運営しているので”バター作り体験”などは200円という安さ!
”こどもの日”とうこともあり、家族連れで賑わっており、美味しいソフトクリームには常に行列が絶えませんでした。
ここのソフトクリーム、甘さ控えめいかにも牛乳そのもを固まらせた感じで、口の中にまとわりつくかのような後味でした。
ふれあい牧場を後に「
湯郷 白寿の湯」で温泉入浴。
泉質は、赤茶色に濁ったナトリウム・塩化物強塩泉。
温泉を引くパイプを年に一度は取り換えないと含有物質の付着で詰まるいうほどの”泉質の濃さ”で、浴室のタイル張りの床が温泉成分で“千枚田”状に堆積していてビックリです。
もちろん、露天風呂の石組みにも厚く堆積していて表面がスベスベになっているほどです。
風呂上り後、2時間もダラダラとしてから向かったのは東松山市。
目的は、”焼き鳥”!
時刻は21時半も過ぎ、既にかなりの店が閉まってしまいましたが、遅くまで開いていた「
やきとり 三金」にすべり込めました。
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何故に
東松山で焼き鳥なのかというと、この地域では”焼き鳥”が有名で、コンビニには焼き鳥マップなるものもあるくらいです。
しかも、単なる焼き鳥だけではなく、
豚の頭の肉を使った「カシラ」というものがあるのです。
焼き鳥ならぬ”焼き豚”(意味が違う)というべきなのでしょうか?(汗)
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ちょっと辛目の味噌ダレを付けて食べるのですが、これは美味いです!
豚の頭の肉を使うなんて、ちょっと珍しいですねぇ。
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それと、意外だったのはキャベツサラダです。
何の変哲も無いキャベツの1/4切りにドレッシングがかかっているだけなのですが、このドレッシング(?)は三金のオリジナルです。
このドレッシングが非常に美味いんです。
思わず追加しちゃいましたが、この店ではお勧めです。
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と、いうことで、5月5日はタイトなスケジュールではなく、気の向くままダラダラとマッタリ過ごしました。
おわり。