京アニとガソリンメーター

京都アニメーションの事件から、
事件に全く関係ない農家に、大変な苦労を強いられる事になっています。

携行缶で販売をしてくれるガソリンスタンドが殆ど無くなった為。
私の場合だと、往復10㎞余計に走らないとガソリンの調達が出来なくなりました。
時間的にも大きな無駄ですし、軽トラの燃費も１０㎞/ℓなので大きな痛手となっています。（そもそも、15km以上も離れた農地で農業をしている事が痛い）


前置きが愚痴になりましたが、今回の話は此処からです。
ガソリンスタンドのメーターの精度は？　±0.5ℓです。
つまり１００ℓ毎に、最大１ℓ分の差が出ます。
この差が大きいと思うか？小さいと思うか？人に依ると思いますが、
数円を気にしてスタンドを選んでいる人には大きい筈です。
１ℓ170円とすると、１ℓに換算すると1.7円です。

最大８５円得する人と、損する人が居る訳ですが、
実は、これは最大では有りません。
何故なら徐々に狂うからメーターの校正が必要なのですが、
法的には7年毎の公正が義務付けされているだけです。
なので意図的な不正が無くても0.5ℓ以上の差が出来ますが、
7年間隔でしか検査と校正の必要が無ければ、
不正な調整をするガソリンスタンドは有ると思います。

そして、携行缶での販売を打ち切る事で、
不正なメーター調整を見抜く事がとても難しくなっている事も考えて置くべきです。日本では、ガソリンメーターに不正な調整をした事件はあまりないのですが、世界では結構有りますし、日本人は疑ってかかる人が少ないですからね。

実際に超格安のスタンドで入れると燃費が悪かったり、
携行缶にガソリンを売ってくれるスタンドで入れた時は、燃費は良いです。