カーテシランプ故障③

②より続く
https://minkara.carview.co.jp/userid/1435749/car/2502959/7687772/note.aspx

本日第2弾はカーテシランプの故障です。先日ヒューズを交換し直ったと思ったのですが再発しました。

まずは運転席足元のパネルを外し、先日交換したヒューズを確認します。

やはりヒューズが切れていました。

そこで原因の切り分けをします。
まずは、カーテシランプの供給電源であるフリータイプヒューズ電源の使用状況です。配線をチェックしたところ、この電源を使用しているのはカーテシランプだけで約0.6Aしか使用していません。しかし、5Aのヒューズが切れるということはどこかが短絡しているということになります。そこで5Aの管ヒューズを人柱にしてどこが短絡しているかチェックします。

運転席側フロントドアは問題なく点灯しました。同様に左右リアドアも問題なく点灯しました。

ところが助手席側フロントドアを開けた時、カーテシランプが最初は点灯したのですが、すぐにピシッと音がしてヒューズが切れてカーテシランプが消えてしまいました。どうやら助手席ドア内の配線が短絡しているようです。

ドア内張りを外し、カーテシランプの配線のある部分のデッドニングを外して内部を覗きました。

その結果、短絡箇所が見つかりました。
白黒コードの白の被覆が破れ、銅線が露出していました。
原因はカーテシランプの配線コードがドア内部のドアヒンジスライド部分（赤丸の部品）に挟まれて被覆が破れたことでした。取り敢えずビニールテープで被覆し保護した上で、配線コードをドアヒンジスライド部分に挟まれないように取り回しを変えました。

ドアヒンジスライド部分の詳細です。部品名はチェッカアッセンブリー（品番61124VA003）です。

対策は完了したのでデッドニングを元に戻し、内装も元に戻しました。

短絡の原因は取り除かれたので5A管ヒューズを再装着します。

カーテシランプの点灯を確認します。運転席ドアはOKです。

問題の助手席ドアも正常に点灯しました。完了です。

運転席アンダーパネルを戻す際、フットランプの両面テープも剥がれ掛かっていたので貼り直しました。

運転席の内装を元に戻しました。

最後にスイッチが正常にON/OFF出来るか確認して作業完了です。