国交省が道路交通量の予測見直し　初の下方修正

『国土交通省は２６日、道路整備の中期計画策定の基となる平成４２（２０３０）年の交通量予測を、１７（０５）年に比べ少子高齢化の加速などにより２・６％減少すると発表した。交通量は従来、３２（２０）年まで増えると予測していたが、今後は減少に転じると初めて示した。国会などで「需要予測が甘く、道路事業費を過大に見積もった」などの批判を受けていた。』
～11/26付けMSN産経ニュースより～

　昨年国交省がまとめた道路交通量の予測では平成32年ごろまで交通量が増加すると見込んでいました。ところが、平成18年時点で既に予測を下回っていることから、各方面から予測の見直しを求める声が強まっていました。
　今回の予測では、自動車の保有台数の減少や高齢者の免許返納率の上昇、ガソリン価格変動などを加味して、毎年0.1％前後の減少を続けると変更。国交省はこの予測などを基にして12月中に新たな道路整備の中期計画をまとめる予定らしい。
　これで無駄な道路建設が抑制されるきっかけになることを期待します。

※上のグラフの出典は mainichi.jp です。