求人広告でダメ社員紹介の企業に20、30代の応募者が殺到

『「原君、どこ行ってしもうたんやーー」。失踪した社員の「捜索願い」のような求人広告がネットで話題になっている。広告に出てくる「原君」は実在する中小企業の社員。5年前に入社、仕事は全然しないし、取引先からも大目玉をくらうといったダメサラリーマン。この「ボロクソけなし広告」が求職者の共感を得たのか、応募者が殺到する事態になっているのだ。この広告が出て一週間もしないうちに70人もの応募があり、求人広告を出した企業は対応に追われている。応募してきたのは20代、30代が中心。つまり、この広告は多くの求職者の共感を集めたということになる。なぜこのような広告を打ったのか同社に聞くと、「リクルートと相談し、やめようかどうしようかと迷いましたが、こういうユニークなもののほうが当社をよくあらわしていて、親しみやすいのではないかと思い直し決めました」と話した。また、「原君」は実在する社員だそうで、今回の広告について「原君」はどう思っているかというと、「現在彼は出張中のため、この広告はまだ見ていないと思います」ということだった。』
～2/25付けJ-CASTニュースより～

　記事を読んだところ、この会社は困った社員であっても、懇切丁寧に指導、育てる度量を持っている、と広告で訴えたかったようです。このようなご時世ですから、社員を大事に育ててくれる企業の姿勢が若い世代の共感を得たんでしょうね。それにしても、求人広告でこのようなユニークな手法を用いた企業は初めて見ました。