「1000円高速」改め、「2000円高速」に！　政府が社会実験の方針を固める

『政府は２５日、高速道路無料化へ向けた社会実験として、１０年度から普通車の料金を走行距離がいくら長くなっても最大２０００円とする上限料金制度を新設する方針を固めた。軽自動車は１０００円、トラックは５０００円を上限とする。自公政権で開始したＥＴＣ（自動料金収受システム）搭載車に限った「休日上限１０００円」など現行の割引制度は全廃し、ＥＴＣ搭載車以外の現金客にも上限料金制度を適用する。複雑すぎると批判された割引制度を利用者に分かりやすいものに変える。曜日設定はつめている。』
～12/25付け 毎日 jp より～

　政府からのクリスマスプレゼント？

　政府の方針によると、社会実験で高速道路は現金/ETCを問わず上限2000円の料金体系となり、トラックについては上限が5000円、軽自動車は上限1000円となるようです。特に非ETC車両も割引が受けられることは朗報と言えましょう。

　ただ、通勤割引や深夜割引などの既存のETC割引は全廃されるので、普通車で通常2000円程度の区間を走行する場合は逆に値上げになります。普通車で2000円の距離といえば大体90kmくらいだと思いますが、微妙な距離ですよね～。(^_^;

　個人的には普通車の通行料の上限を2000円にすることには特に異論はありませんが、ETCによる「通勤割引」や「深夜割引」などのETC割引が全廃されるのが非常にイタイです。 >_<

　このままの政府案で社会実験が実行されるとすると、ETCの通行料金上のメリットは消滅することになりますから、ETCの販売に急ブレーキがかかるでしょう。

　今後の動向に注視しましょう。