富士重工、ダイハツから軽３車種をOEM供給

『軽自動車の開発・生産から撤退することを決めている富士重工業が、提携先のトヨタ自動車グループのダイハツ工業から供給を受ける軽自動車のOEM（相手先ブランドによる生産）計画が16日、明らかになった。供給車種はダイハツの「ムーヴ」、「ミラ」などの３車種を軸に調整しており、2012年までに商用車を含めた現在の５車種を３車種のOEM車に集約する。12年の供給台数は昨年度の富士重の生産台数（約13万3000台）のほぼ半分の７万台規模となる見通しだ。』
～7/17付けYahoo！JAPANヘッドラインニュースより～

　スバルがダイハツからOEM供給を受ける車種が決まった模様です。計画によると、スバルの「ステラ」の後継車としてダイハツの「ムーヴ」を、「R1」と「R2」の後継車としては、ダイハツの主力車「ミラ」を、「サンバー」の後継車として「ハイゼット」の供給を受ける方向で調整中とのこと。但し、サンバーは全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会に配送車として大量納入している関係があるので、両社では赤帽とも調整した上で最終決定する見通し。
　スバルは軽以外にも今年10月からダイハツから「クー」を、2010年末を目処にトヨタから「ラクティス」のOEM供給を受けることが決まっています。
　スバルは軽をOEM供給に切り替えるほか、小型車のラインアップも強化し、得意とする水平対向エンジンやシンメトリカルAWD等の独自技術の開発に経営資源を集中して経営の効率化を図り、生き残りを目指すことになります。

　６連星のエンブレムを付けたムーヴがいよいよ現実的になりましたね。ラクティスもOEM供給されるみたいです。スバルはタントの供給をダイハツに打診したそうですが、モデルチェンジ直後のために断られたようです。