SALLY＠DJ5FSのブログ一覧

　昨日のTVニュースでも大きく取り上げられましたのでご存知の方も多いでしょうが、23日の午後、岡山県内の国道で親子４人が乗車したミニバンが道路脇のガードレールに激突し、ガードレールが車内を貫通して２人の兄妹が死亡するという事故が発生しました。TVやニュースサイトなどで事故車両の映像又は写真をご覧になった方も多いでしょうが、ガードレールが車両左前のボンネット部から助手席を通ってリアウインドウにかけて車内を貫通しており、ガードレールは血で赤く染まっていました。岡山県警の調べによると、現場は上り坂の直線道路で、乗用車はガードレールの切れ目に突っ込んでいたそうで、死亡した兄妹は助手席と左後部座席に座っていたとみられるとのこと。本来人命を守るべきガードレールがこのような形で人命を奪うことになるとは残念です。
　現時点では単独の事故なのか、又はセンターラインを越えてきた対向車を避けようとして起きた事故なのか、詳細は分かっていませんが、亡くなられた２人のお子さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

　事故車両の写真を見て思ったのですが、衝突安全性が向上した最新型のクルマ（事故車は現行エスティマと思われます）でもガードレールのような鋭い金属の直撃には脆いんだなと感じました。それは他のメーカーの車両でも同じことだと思います。実際の事故ではメーカー等が実施している安全性評価があてにならないケースが多々生じることを、我々ユーザーはよく認識しておかないといけないのかも知れません。

※関連情報URLは、この事故の様子を伝えている山陽新聞社のWEBサイトの記事です。


【追伸】
追加情報です。
現場のガードレールは、道路拡張工事のために途中で切断されたままの状態になっていたことが岡山県警の調べで明らかになりました。ガードレールは安全の為に工事終了後は端を湾曲させるよう国から指導されているそうですが、衝突個所は工事中のため切断面がそのまま残された状態だったとのこと。確かに鋭利な切断面が剥きだしのままだったら頑丈な車でも貫通してしまうでしょう。
今後同様な悲劇が起きないように、工事完了前であってもガードレールの切断面が危険を及ぼさないように切断面に保護カバーを取り付けるなど何らかの対策を講じなければならないでしょうね。

　昨日の話題で恐縮ですが、昨晩フジテレビ系でOAされたクイズミリオネアに自民党の鳩山邦夫衆議院議員が出演していました。番組は粛々と進行していましたが、鳩山氏に突然の刺客が乱入しました。番組にゲリラ出演したのは、兄の鳩山由紀夫民主党代表のそっくりさんとして一躍有名になった鳩山来留夫氏。思わぬ「刺客」に邦夫氏はビックリすると同時に苦笑い。「似てるねえ～！」と賞賛していました。

　今日の午後、鳩山由紀夫民主党代表は目出度く国会で首相に指名されました。非自民の首相は細川首相以来16年ぶりですね。新内閣の顔ぶれも確定し、高速無料化などの道路政策を担う国土交通大臣には前原誠司氏が就任。これからの政治に注目しましょう。

　　2010年にFIFAワールドカップが南アフリカで開催されます。南アフリカでのW杯開催については、関係者から治安維持や大会運営面の不安を指摘されていましたが、報道関係者が大会期間中に全世界に向けてW杯の情報を発信する際に必要なインターネット回線の貧弱さも課題の１つとされているようです。

　こうした中、南アフリカのIT企業が同国のインターネット回線の遅さを実証する為に、80km離れたオフィスに向けて、メモリーカードを脚に付けた伝書鳩とインターネット回線のどちらが速いか競わせるパフォーマンスを行いました。その結果、伝書鳩は１時間８分で到着（データをダウンロードする時間を含めると２時間６分５７秒）だったのに対し、インターネットは全体のデータの４％しか転送できなかったそうです。

　このトピックスはロイター社を通じて全世界に配信され、今朝OAされたフジテレビ系「とくダネ！」でもオープニングトークで取り上げられました。「インターネットが伝書鳩に負けるなんてねぇ～。」と驚きを隠せない小倉智昭氏に対し、笠井アナは「日本でも南アでも「鳩」が勝ちましたね！」と、先の衆院選で圧勝した民主党の鳩山代表のことを持ち出してトークしていました。（笑）

　南アの通信インフラの貧弱さは、来年のW杯開催までに全長17,000kmの海底光ファイバーケーブルが開通することで改善される見通しだそうです。

『誰も成し得なかったことをするという意味の故事成語「破天荒」を、４０代以下の人の７割超が「豪快で大胆な様子」だと誤解していることが４日、文化庁が発表した２００８年度の国語世論調査で分かった。「手をこまねく」などの言葉でも使い方を間違えている人が多かった。』
～9/4付け時事.comより～



　恥ずかしながら私も「破天荒」がそうゆう意味だったとは知りませんでした。(^^ゞ
　「敷居が高い」については、本来は「相手に不義理などをして行きにくい」という意味のところ、「高級すぎたりして入りにくい」と誤答した人が30代以下の年齢層で７割以上だったそうです。

　言葉の意味は時代の流れと共に変わっていくものですが、そのことを容認する人は５年前の調査と比べて８％増えて42％となっています。

　「役不足」などのように、本来の意味と正反対の意味で理解している人が多い言葉はビジネスの場では使わない方が賢明ですね。場合によっては相手に対して失礼になってしまいますから。

【追伸】
wikipediaに日本語の誤用の例が掲載されていますので、勉強してみましょう。

　民主党の圧勝で終わった昨日の衆院選ですが、一部マスコミが与党の大物議員を次々に破った民主党の新人女性候補（東京12区の青木愛氏、長崎２区の福田衣里子氏など）らを「小沢ガールズ」と名付けているようです。４年前の郵政選挙では、当時の小泉自民党総裁が刺客として送り込んだ「小泉チルドレン」と呼ばれる新人候補を次々に当選させたことは記憶に新しいところですけど、今回当選した「逆刺客」候補者に女性が多いことから「チルドレン」ではなく「ガールズ」となったらしい。
　マスコミが当選者にこのような呼称を付けることは珍しいことではないのですが、当の本人達はそのように呼ばれることをどのように感じているんでしょうかね？ 個人的に気になります。