2013年09月15日
久々のブログ投稿になります。
愛車紹介は頻繁に更新していたものの、ブログは1年8ヶ月も放置していました。(^^ゞ
今回は試乗インプレを書きます。
先月マイナーチェンジされたプレオプラス(B型)に試乗しましたので、簡単にリポートします。
●試乗グレード:F
●試乗コース: 片側2車線の幹線道路、高台にある住宅街の往復
●コースコンディション:ドライ
●乗車人数: 大人1名
●外気温: 30℃
●エアコン設定: マニュアルエアコンON、風量1
●試乗距離: 約10km
【装備、インテリア】
試乗車は下から2番目のグレードのF(2WD、スマートアシストなし)です。
このグレードにはマニュアルエアコン、リモコンドアロック、CDオーディオ等の必要十分な装備は付いていますが、電動リモコンミラーやリアヘッドレストは未装備だし、インパネ周りの加飾が省かれて安っぽいし、メーターパネルは上級グレードに装備されているカラフルなものからグレードダウンされています。
まあ、89万円という価格を考慮して、通勤や買い物のアシと割り切って使うならこれでもイイですけどね。
視界は前方、側方、後方とも申し分ありません。ただ、2WD車にはリアワイパーが装備されていませんので、雨の日は少し後方視界に注意すべきかも。
【走行性能】
最初にディーラーの敷地に隣接する県道をしばらく走行。この県道は福岡市から久留米市に通じる片側2車線の幹線道路で、日中を中心に時折渋滞が発生します。
今日は3連休の真ん中でしたので県道は普段より交通量が多く、交通の流れは時速30Km/h前後。
エコ指向の軽自動車ということで動力性能については期待していませんでしたけど、軽量ボディとCVTの巧みな制御の恩恵により、一般的なノンターボの軽自動車並の性能は確保されています。
今日は9月中旬とは言え残暑厳しいコンディションでしたので試乗中は基本的にエアコンをONにして走りましたけど、きつい上り坂以外の道であれば非力な感じはしませんでした。これなら高速道路でも制限速度を守って走る限りにおいては不満の無い動力性能があるだろうと判断します。
【乗り心地、操縦安定性】
プレオプラスの乗り心地は、タイヤの空気圧が他車に比べて高めに設定されていることもあって低速では若干硬めに感じますが、車速が上がると気にならなくなります。
徹底した軽量化がボディ剛性や操縦安定性に影響を与えているのではという懸念がありましたが、実際に乗ってみるとボディのきしみやふらつきは皆無で、剛性は確保されているものと判断しました。
【アイドリングストップ】
プレオプラス全車に標準で装備されている標題の装備について述べます。
プレオプラスのアイドリングストップは時速11Km/h以下になると動作します。
試乗開始直後はエンジンが暖まっていなかったので動作しませんでしたが、確かに車両が完全に停止する前にエンジンが止まったのを確認できました。
減速中にアイドリングストップが動作した状態での再加速を試してみたところ、若干のタイムラグは感じますが、セルモーターの軽い動作音と共に即座にエンジンが再始動して問題無く加速できました。
【エコドライブアシストディスプレイ】
試乗車のFにはエコドライブアシスト機能付きルミネセントデジタルメーター(アンバー照明)が装備されています。上級グレードのGやLのブルー照明タイプに比べると質素でコストダウン感が否めませんが、表示される情報の種類には殆ど差がありません。
下級グレードのエコドライブアシストディスプレイは、エコドライブの状態に応じて盤面上部の照明がアンバー ~ グリーンに変化します。 (上級グレードの場合はブルー ~ グリーン)
加速などでアクセルを半分くらい踏み込むとグリーンの照明がアンバーに変わり、アクセルを戻すとグリーンになります。
色の変化はアクセルの操作に対して意外と敏感に反応します。w
【静粛性】
マイナーチェンジ前のモデルではエンジン音やロードノイズが耳障りだという声が少なくありませんでしたが、マイナー後のB型では対策が施されたようで、想像以上に静粛でした。
アクセルを深く踏めば確かにエンジンの回転数が高まりますけど、感覚的にはエンジンが遠い所で回っている感じで耳障りではありません。
静粛性に関して敢えて注文を付けるならば、CVT特有のヒューンという金属音でしょうか。
一昔前のターボ車のタービン音の様な音です。
ま、それでも私がかつて乗っていた先代のプレオ(A型RM)に比べると格段に改善されていますし、オーディオを鳴らしていれば分からないレベルです。w
【その他、気付いたこと】
プレオプラスに限らず一般的な軽自動車は、女性ユーザーの比率が高いことから女性向けにアレンジされていることが多いのですが、Dレンジにシフトしてクルマを動かした瞬間、「うわっ!アクセルが軽っ!」と感じました。(すぐに慣れましたけどねw)
あと、電動アシスト付きのステアリングの操舵力が軽めに設定されていますので、個人的にはもう少し手応えがあった方がいいかなと思いました。
【気になる実走燃費】
全長約10Kmの試乗における平均燃費は、エアコンを使用した状態で 23.5km/L でした。渋滞路、郊外路、坂路を一通り走ったので一般的なユーザーの使い方に近いと思います。特別なエコランはせずにインパネのエコドライブアシストの表示を気にしながら走った結果です。
エンジンが暖まるまでは数字が伸びませんけど、流れの良い田舎道を走ればリッター30Km/L近く行きそうな感じでした。
【総評】
JC08モードで33.4Km/Lの燃費を記録するプレオプラスの実走燃費がどのくらいだろうと期待しつつ試乗に臨みましたが、エアコンを使用して23.5Km/Lなら納得です。
プリウスやインサイトなどのハイブリッド車の実走燃費とほぼ肩を並べる数値です。
100万円以下の車両価格でこれだけの好燃費を叩き出せるのなら迷わず「買い」ですね。
次のブログで詳しく述べますが、実は試乗後にプレオプラスの購入を決めました!www
続きは後ほど・・・
Posted at 2013/09/16 07:29:43 | |
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