JA11にJA12のパワステ移植　後編

タイロッドを外すべく正しくない方法で作業しています。

以前、JA51Wで同じ作業をした時はこの方法で外れたのですが、何度パコパコ殴っても外れてくれません。

じゃぁ、これでどうだ！
と、ギアプーラーを持ち出してみました。
「外れろ外れろ」と祈りながらネジを締めこみます。
しかし閉めこむほどにプーラーのプレートを止めているボルトが曲がるばかり…。
あああ…。

3度目の正直。
格安ツールのストレートさんのタイロッドエンド・セパレーターを「バイクで往復2時間かけて」購入してきました。

流石は専用工具。あっさり外れてくれました。
外れる瞬間に「バキィッ！」を大きな音が鳴りますのでビックリしないように。（私はビックリしました）

タイロッドさえ外れてしまえばあとは組み込むだけです。
ギアボックスはボルトオンですが、画像にちょっとだけ映っているステアリングロアシャフトは交換が必要です。
パワステ用はちょっと短いんですね。

あとは外していた部品諸々を取り付けて完成。

ラジエーターとパワステのエア抜きを忘れないようにしましょう。

今回の作業で分かったこと。
・JA11にJA12のパワステは付く。
・専用工具は持っておいたほうが良い。
・JA11も細かいマイナーチェンジがあるのでパーツリストをよく確認しよう。

画像は居場所の無くなったリザーブタンクを移動後に撮ったもの。
2型以降はココにあるのかぁ？？

結局、作業には2日ほどかかりました。
今になって思います、「電動パワステのほうが作業は楽だったのでは？？」と。
しかしながら付けて良かったと思ってます。
やっぱりパワステって楽なんだなぁ、これが。

次の整備手帳のネタはこれか？
でも暑いうちの作業はしんどいな。