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隼斗@hayabusaの愛車 [スズキ ワゴンR]

整備手帳

作業日:2020年6月20日

オイル消費改善最終手段

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 12時間以内
1
この頃のNA、VVT付きK6Aでオイル管理があまり良くないとありがちなオイル消費。

ど中古な私のワゴンRもご多分にもれずオイル消費がありました。
約800km走行でレベルゲージ読みで2mmほどオイルレベルの低下が。
オイル消費の程度としてはさほど重症ではありませんが気持ちの良いものではありません。
現状、特にエンジン不調やマフラーからの白煙やノッキングなどのオイル消費が酷くなった時の症状も無いのでオイル交換サイクルを早めるか、補充しながら乗る、でも良いのですが……。

まず、オイル消費の原因が「オイル上がり」なのか「オイル下がり」なのかですが、オイル管理が良いにも関わらず過走行によるオイル消費であれば両方が考えられます。
ただ、私のワゴンRはまだ8万キロ台、しっかりオイル管理していればK6Aエンジンとしてはオイル消費をするような距離ではありません。
そしてオイルフィラーキャップから覗いたヘッド内部は茶色いオイル焼け多少、ガビガビのスラッジも多少有り。
走行距離と年式、ETCも付いてなかった事を考えると恐らく「ほとんど街乗り」かつ「距離は乗らない」なのでオイル消費の原因は「スラッジの付着によるピストンリングの固着によるオイル上がり」と仮定。

当然ながら摩耗によるオイル消費ではなく、スラッジ付着によるオイル消費でも根本的な修理はエンジンO/Hか載せ替えしかありません。
しかしそこまでの予算を掛けられる車でも無いですので今回、「実験的」かつ「荒療治」による最終手段的な対処を試してみようという結論に。
2
オイル消費改善最終手段
さて、前置きが長くなりましたが作業をば。
因みに「最終手段」ですので改善しない可能性、作業した事による「パッキンやシールからのオイル漏れ」が発生するリスクを伴います。

まず、エアクリーナーボックスとダイレクトイグニッションコイルカバー、ダイレクトイグニッションコイル、スパークプラグを取り外します。

次にキャブクリーナーなどのスラッジやカーボン汚れを落とすケミカルスプレーを用意。

スパークプラグを外したプラグホールからキャブクリーナーをシリンダー内部にたっぷり溜まるほどスプレーを噴射。
あとはただひたすら待ちましょう。
私は朝9時頃からキャブクリーナーでシリンダー内部を満たして放置→お昼頃に一度キャブクリーナーがピストンリングに染み渡った頃にクランクプーリーを手で2~3回転程回す→また放置→午後3時くらいにまた手でクランクプーリーを2~3回転程回す→午後5時頃まで放置
というふうにしました。

時々クランクを回してキャブクリーナーが染み込んだピストンリングを動かしてやり、少しでも固着したカーボンが剥がれたら良いな~くらいの気持ちで。

十分に浸け置き洗いが出来たらシリンダー内部に溜まっているキャブクリーナーをスポイト等を使って吸い上げます。
溜まったままでエンジン掛けるとウォーターハンマー現象で壊れる恐れが有りますので必ずできる限り吸い出します。
吸い出したキャブクリーナーの溶液は真っ黒かつスラッジのカスがたっぷり含まれてましたw

あとはプラグ外れたままボロ切れ等でプラグホールを覆ったまま15秒程セルモーターでクランキング。
出来るだけシリンダー内部の液体を排出します。
ここまで来たら外した部品を戻してエンジン始動です。
少しならキャブクリーナー残ってても一緒に燃やしてしまいますので大丈夫。
まぁキャブクリーナーやらクランキングした時にインジェクターから噴いたガソリンやらでプラグ被って掛かりずらいですが、アクセルペダル煽ったりして頑張って掛けます(笑)

掛かるとマフラーからはもの凄い白煙がしばらく出ます。
本当に辺り一面真っ白になるくらいしばらく白煙が続きましたw
あとはしばらく空ぶかししてある程度白煙が出なくなるのを待って近場をエンジン回転高めで2周くらい走ります。
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オイル消費改善最終手段
近場を走ったら一度オイル交換。

当然、エンジンオイルの中にもキャブクリーナーが多少は混じってしまっているはずですし、剥がれたカーボンやスラッジも居るはずですので。

私は一番安いカストロールのGTXに交換→しばらくアイドリングと空ぶかしを繰り返す事20分。

オイル排出w
勿体無いですが、新品オイルでフラッシングして更にエンジン内部のカーボン、スラッジ、キャブクリーナーの成分を洗い流します。
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オイル消費改善最終手段
そしてオイルフィルターも交換して新しいオイルを入れて完了。

ついでにヘッドカバーのPCVバルブもキャブクリーナーで内部をクリーニングしてパーツクリーナーでキャブクリーナーを洗い流して元に戻しました。
汚れで動きが悪くなってるとオイル消費の一因になりますので。

効果の程と成功なのか失敗なのかはしばらく走ってオイルの量をこまめにチェックしてになります。
施工後、何となくトルク出た気もしますがプラシーボかも。
施行前と施工後にエンジンの圧縮でも測っておけば良かったのかもしれませんが私はコンプレッションゲージ持ってませんので比較出来ません。


最後に、本当に荒療治ですので真似してオイル漏れしたり壊れても知りませんので自己責任で。

87914kmにて実施

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