前回の続きです。
報国寺の次は、小町大路に向かいました。
小町大路は、鶴岡八幡宮を正面に見て、八幡宮の参道(若宮大路)の一本右にある細い通りです。
ちなみに若宮大路の一本左側は、両脇に飲食店やお土産屋さんや民芸品等の商店が立ち並ぶ小道で、「小町通り」と呼ばれており紛らわしいです。

妙隆寺山門。
小町大路の途中にある日蓮宗の寺院です。
ここを訪れたのも数年ぶりです。
妙隆寺は、千葉胤貞によって開基されました。
境内には、鎌倉江ノ島七福神の「寿老人」が祀られています。

妙隆寺本堂。
妙隆寺付近は、鎌倉幕府の有力御家人千葉氏の邸宅があった場所です。
千葉氏は、源頼朝の平家打倒の挙兵に早くから協力して栄えました。
頼朝挙兵時の当主の千葉常胤は、頼朝から「第二の父」と慕われたと伝わっています。
その名の通り、現在の千葉県千葉市を本拠とした一族でした。
千葉県出身の自分としても無縁ではないので、今回妙隆寺に立ち寄ってきました。
鎌倉期の千葉市は鎌倉に劣らないくらい栄えていたと伝わっているので、北条一門や足利一門と比べたら少し見劣りするでしょうが、千葉氏の財力や地元での権力の高さが当時いかに凄かったかが想像できます。

本覚寺山門。
こちらも小町大路にあります。
日蓮宗の寺院です。
この通りで日蓮が辻説法をしたことからか、小町大路沿いには日蓮宗の寺院が多いです。
かつて山門の前には源頼朝が鎌倉幕府の裏鬼門の鎮守として建立した夷堂があり、もともとは天台宗でした。
日蓮が辻説法をする際に、この夷堂を本拠としていたと伝わっています。
夷堂は、現在は境内に再建されています。
鎌倉江ノ島七福神の「夷神」が祀られています。

本覚寺本堂。

日蓮上人分骨堂。
本堂の隣りにあり、日蓮の遺骨の一部が納められています。
本覚寺から若宮大路に抜けて、通り沿いにある書店で源氏関係の本を探しました。
源氏の中でも特に好きな足利氏関係でおもしろそうな本があったので購入。
その後、家族や職場の人達用にお土産を購入して、駐車場に戻りました。
まだ明るかったので、はるか昔に行った城ケ島の方に行ってみることにしました。

城ケ島の入口近くにある港からの夕陽。
波も穏やかで、水面に映る太陽の光が良い感じです。

頭上に大きな鳥が来たので、急いで撮影。
ピントが合いませんでした(^_^;)
鳶でしょうか!?

せっかくのドライブだったので、愛車も撮影。

できれば夕焼けだけでなく夕陽も入れたかったのですが、角度的に無理でした。
夕陽が入る角度にすると、釣り人が写ってしまいます(^_^;)
Posted at 2019/02/09 06:49:12 | |
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