2020年10月に日光中禅寺湖にに行ってきました。
この季節は、中禅寺湖ではヒメマスの遡上が見られる時期です。
「日光の紅葉は川から始まる」と言われることもあるほどで、ヒメマスの遡上が始まると、婚姻色で赤く変化したヒメマスの群れで川が赤く染まるそうです。
2018年までは、その光景が普通に見られました。
しかし、2019年はヒメマスの遡上数が激減して、そのような光景が見られませんでした。
近くのキャンプ場の従業員の人に聞いたところ、この年もヒメマスは遡上してきていないとのことでした。
一説には、福島の原発事故の放射性セシウムの影響で中禅寺湖の魚が持ち帰りできなくなったことでレイクトラウトが増えてヒメマスの稚魚をみな食べてしまったのではないかと言われています。
現在では、放射性セシウムが基準値以下となった一部の魚種は持ち帰り可能となっています。
水カビ等で、ボロボロな姿になっております。
ホンマスとは、過去に琵琶湖から放流されたビワマスと、同じく過去に放流されたサクラマスとの交雑種の子孫と言われています。
通常は異種間の交雑では、子孫は生まれないか、生まれたとしても生殖機能を持たない1世代限りのものです。
Posted at 2022/06/11 21:31:11 | |
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