1月27日に、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮に、ちょっと遅い初詣に行ってきました。
1月も末とはいえ、さすがに日曜日の鎌倉は激混みです。
お昼に着いたので、八幡宮周辺の駐車場はどこも満車でした。
北鎌倉の方の駐車場に停めて、八幡宮まで歩くことにしました。
八幡宮拝殿にお参りをした後、御守りをいただくために並んでいると・・・。
すぐ前が20代後半~30代前半位の夫婦(女性の方が赤ちゃんを抱いていたので、たぶん)で、僕の前はその夫婦の奥様の方だったのでわずかに距離を空けていたのですが、そこに白髪の男性が割り込んできました。
その男性は女性の背中に接触する程の近さです。
自分だったら『痴漢と間違われたら嫌だな』と思って、あんなに接近できません。
御守りをいただいた後におみくじを引いたら、末吉でした。

鶴岡八幡宮の境内社の一つの「白旗神社」。
祭神は、鎌倉幕府初代将軍源頼朝と第三代将軍源実朝です。
今年は、実朝の没後800周年にあたります。

源頼朝公墓所。
初詣の自分的定番コースは、鶴岡八幡宮→源頼朝公墓所→報国寺です。
今回も頼朝公の墓所に行ってきました。

浄妙寺山門。
足利氏の菩提寺の一つでもあり、足利貞氏(室町幕府初代将軍足利尊氏の父)の墓と伝わる宝篋印塔があります。
足利氏は、頼朝と近い血筋の一族で、頼朝の血統が絶えた後は新たに源氏の棟梁と目された一族です。
鎌倉五山第五位の寺院です。
住所は「浄明寺」ですが、寺院名は「浄妙寺」です。
貞氏の戒名「浄妙寺殿」に遠慮して一字を変えた地名になったと言われています。
以前にも何度も訪ねていますが、久しぶりに行ってみました。

浄妙寺本堂。

足利貞氏公墓所。

報国寺本堂。
足利家時(室町幕府初代将軍足利尊氏の祖父)開基と伝わる寺院です。
報国寺は、浄妙寺と同じ浄明寺地区にあります。
この辺は鎌倉期に足利氏の邸宅があった場所なので、足利氏所縁の史跡が多いです。
本堂前で、ちょっとだけ国際交流しました(笑)
外国人観光客の方から英語で話しかけられ、本堂をバックに写真を撮ってほしいとカメラを渡されました。
見た目は日本人っぽかったので、韓国人とか中国人かなと思いました。
写した写真を見て、ピースサインを返してもらえたので良かったです。

庭園。

やぐら(鎌倉期を代表する墓所の形式)。
足利一族の墓所です。

竹の庭。

竹の庭を眺めながら飲む抹茶が至福のひと時です。