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Z31のブログ一覧

2017年08月31日 イイね!

御所様が治めた地 1

御所様が治めた地 18月13日に、栃木県さくら市喜連川に行ってきました。
この地には、江戸時代に喜連川藩がありました。
「藩」というのは、簡単に言うと大名の領地のことです。
江戸時代の大名の定義は、幕府から1万石以上の領地を安堵された者です。
ところが、唯一喜連川藩だけは、これが当てはまりません。
喜連川藩の石高は4500石(後に加増されて5000石)なのです。
1万石に満たないのに「藩」とされ、さらに幕府からの諸役の免除、参勤交代もありません。
御所号の使用を許され、呼称も「殿」ではなく「御所様」です。
この時代に御所号を許される家柄は、他には関白クラスの公家だけで、武家では喜連川氏だけでした。
藩主の喜連川氏は、室町幕府の足利将軍家の代理として関東を治めた鎌倉公方家の末裔です。
鎌倉公方は、戦国期に下総国古河(現:茨城県古河市)に移座して古河公方になりました。
古河公方家は、内紛で分裂し、下総国小弓(現:千葉県千葉市中央区生実~千葉市緑区おゆみ野)に小弓公方という分家ができました。
最後の古河公方足利義氏には男子がなく、義氏の死後は、娘の氏姫が領地を守っていました。
小弓公方家の姫が豊臣秀吉の側室になった縁で、小弓公方家の足利国朝と古河公方家の氏姫との婚儀が行なわれ、古河と小弓の分裂が統一され、新たに下野国喜連川に領地を与えられました。
国朝が若死にしたため、国朝の弟の足利頼氏が氏姫の再婚相手となりました。
頼氏以降は代々「喜連川」を名字としましたが、幕末に「足利」に戻しました。
室町幕府第十五代将軍足利義昭の死後は、江戸幕府によって、鎌倉公方家の正当な末裔である喜連川氏が足利宗家を継承することになりました。
江戸幕府の現将軍家(徳川宗家)に対して、旧将軍家(足利宗家)の末裔ということで敬意を払われて特別扱いを受けた一族なのです。

喜連川に着いてから最初に向かった所は、喜連川藩主の菩提寺である慈雲山龍光寺という臨済宗建長寺派の寺院です。
9年ぶりに来訪しました。
室町幕府初代将軍足利尊氏開基と伝わっています。
室町幕府が全国に設置した安国寺の一つでした。
秀吉の軍勢によって焼失しましたが、喜連川頼氏が再建し、父の足利頼淳の法号を取って「龍光院」と改められ、昭和期に「龍光寺」と改められました。

山門。


本堂。


尊氏堂。
鎌倉の長寿寺にある尊氏の座像を模した像が安置されているとのこと。
長寿寺の座像は拝見したことがあります。
ここの座像も拝見してみたいものです。


喜連川足利氏歴代の墓所入り口。

他にも一般の人の墓域の中に、足利氏の庶流で、鎌倉公方~喜連川藩の家老職を務めた喜連川一色氏の墓所もあります。

この日は、お盆だったこともあり、墓参に訪れる人が結構いました。
人が写らないように、人が途切れるのを待ったりして撮影しました。


続いて行ったのは、喜連川陣屋跡です。
入り口には大きな門が建っています。
明治9年に焼失し、大手門のみ平成3年に再建されたとのこと。
現代風にリファインされていて、元の形とは少し違うのではないかと思います。


裏から見た方が、全景が見やすいです。


門を入って正面に、かつての喜連川城跡があります。
喜連川塩谷氏の居城として続き、塩谷氏の取り潰しによって喜連川足利氏の居城となりました。






お丸山公園入口のすぐわきに、さくら市喜連川庁舎があります。
江戸時代に入り太平の世になったので、喜連川頼氏によって城下が整備され、不便な山城を捨てて、ここに喜連川陣屋が建てられて藩庁となりました。
歴史関係の説明文がかなり多くなってしまいましたが、自分の車の写った写真をさりげなく載せて、ドライブ日記であることをアピール(笑)


この日は、曇ったり晴れたりを繰り返していました。
さくら市喜連川庁舎の駐車場に停めて、外に出たら、微妙に青空が見えてきました。

喜連川氏は、領地は5千石でも、10万石の格式が与えられていました。
参勤交代や諸役が免除されていても、5千石で10万石の体裁を保つのは大変だったようで、藩の財政はいつも火の車だったようです。
代々の藩主は、質素倹約を奨励していたそうです。
喜連川は宿場町として栄えており、大名が参勤交代で宿場を利用することがありました。
喜連川宿を利用する大名達は、ただ泊まるだけでなく、旧将軍家の家柄である喜連川氏に敬意を払いお土産も用意していたそうです。
特に大身の仙台藩伊達氏が立ち寄ると、藩の財政は潤ったと言われています。
伊達氏は、御所様だけでなく、御所様の家臣団にまでお土産を用意していたそうです。
喜連川氏は、参勤交代が免除されているので、将軍への年頭挨拶等の特別な用事でもない限りは江戸に行くことはありませんでした。
ある時、仙台藩が参勤交代時に喜連川宿を通らずに江戸に行くことがあったそうです。
その時、御所様は、用もないのに江戸まで行って、伊達公に嫌味を言ったという逸話があります。
さすがにそんなことは本当にはなかったと思いますが、おもしろい話しです(^_^;)


さくら市喜連川庁舎に隣接して、喜連川神社が鎮座しています。






永禄3年(1563年)に、源(塩谷)惟朝によって創建されました。
喜連川塩谷氏代々に崇敬され、塩谷氏の後にこの地を支配した喜連川足利氏にも篤く保護されました。


喜連川神社の脇参道沿いの家に綺麗な花が咲いていました。


ピンクは百日紅だと思いますが、オレンジの花が気になります。




この花は、何と言う名前なのでしょうか?
Posted at 2017/09/27 09:46:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2017年08月30日 イイね!

復活

先週の金曜日に、ハーブ畑のお手伝いをするという仕事があり、作業中に右目にゴミが入りました。
その日は、ずっと右目に微妙な異物感がありました。
気にしなければどうということはない程度の異物感だったので、そのままでいました。
仕事が終わって、帰宅して、コンタクトを外したら、刺すような痛みを感じました。
傷になった部分がコンタクトでカバーされていたようで、そこが外気に触れた途端に痛みが出たようです。
アイボンで洗ったり、目薬を点眼したりしましたが、その日は痛みが引きませんでした。
次の日は休みだったので、ほぼ1日寝ておりました。
眼科に行くことも考えましたが、1日寝ていたら、前日よりは痛みが引きました。
少しずつ回復しているようなので、そのまま様子を見ることにしました。
昨日には痛みがなくなりましたが、念のためにコンタクトは入れずにメガネで過ごしました。
今朝、恐る恐るコンタクトを入れてみましたが、特に異常はありませんでした。
仕事帰りに、久々に短距離ドライブしてみました。
しかし、やはりまだ完治はしていないようで、夜になると少し違和感を感じるようになり涙目っぽくなりました。
急いでコンタクトを外しましたが、目が直接外気に触れても痛みの再発はなかったので、ほぼ回復しているようです。
たぶん、もう2~3日で完治すると思います。

前回のブログにたくさんのお見舞いコメントをいただきました。
皆様ありがとうございました<(_ _)>
Posted at 2017/08/30 23:43:43 | コメント(11) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年08月27日 イイね!

お知らせ

仕事中に右目を傷つけてしまいました。
昨日は右目を開けることが困難でしたが、本日は短時間開けることができるくらいに回復しました。
痛みは少しありますが、普通に見えています。
数日で治るとは思いますが、場合によっては通院する予定です。
長文を打つのはつらいので、しばらく更新やコメントやイイね!はお休み致します。
Posted at 2017/08/27 14:45:33 | コメント(12) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年08月12日 イイね!

フェリー上から見えた夕焼け

2月の東京湾です。
フェリーが着くまで暇だったので、ひたすら撮りまくっていた記憶があります。
枚数もかなりの数になってしまったため、同じような写真ばかりだし、今までブログUPは躊躇しておりました。
本日も雨で予定がつぶれて暇だったので、少し整理してUPしてみました。






















































Posted at 2017/08/12 20:03:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2017年08月11日 イイね!

プチオフ IN 南房総&鴨川

みん友のカントリーロードさんと、同じ日がお休みになったので、プチオフしてきました。
残念なことに、時折り霧雨の降る曇天でした。


カントリーロードさんの案内で、千葉県南房総市吉沢にある「水車小屋」に到着。


水田の向こう側に、小さな水車小屋が見えます。
風車はよく見かけるのですが、千葉県に水車小屋があることは最近まで知りませんでした。






水車が回っているところを見たかったのですが、残念ながら動いていませんでした。


小さな川(!?)が流れています。


近くに百日紅が咲いていました。








赤、白、ピンクと、百日紅にはいろいろな色があるようです。


続いて、千葉県南房総市大井にある「千葉県 酪農のさと」に到着。
かつてこの地は、戦国大名安房里見氏が軍馬を育成するための牧場でした。
里見氏が国替えによって伯耆国倉吉に移封されると、この地は江戸幕府の直轄地になりました。


二台並べて記念撮影。


遠くに何か白い生物が見えます。






山羊が放牧されていました。


白牛(ゼブー種)。
江戸幕府第八代将軍徳川吉宗がインドから輸入し、この地(嶺岡の牧)で育成してバターに似た乳製品が作られるようになりました。
初めは将軍への献上品でしたが、後に庶民にも売られるようになり、今日の日本酪農に繋がったと伝えられています。
そのことから、この地は「日本酪農発祥の地」とも言われています。
白牛は、病気の蔓延で数を減らし、さらにホルスタインが主流になったことで一度途絶えました。
現在の白牛は、「酪農のさと」のシンボルとするためにアメリカから輸入されたそうです。


ソフトクリームを食べながら休憩♪


千葉県鴨川市和泉の「保台ダム」に到着。
ここには、2015年の10月にも来ています。
その時も曇天でした。
晴れていたら、水が綺麗な色に見えたかもしれません。








お魚発見!!

ここでお別れの挨拶をして、帰路に着きました。
カントリーロードさん、いろいろありがとうございました。
Posted at 2017/08/11 20:28:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記

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「久々の平日の休み。
洗車して近場をドライブしようかと思ったけど、二度寝してしまい、もう昼下がり(T_T)」
何シテル?   03/03 15:10
Z31です。 よろしくお願いします。 HNは、歴代フェアレディZが大好きで、その中でも一番大好きなZ31型フェアレディZからいただきました。 Z31型...

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