8月上旬に、千葉県館山市洲崎にある「洲崎神社」に行ってきました。
初代の天皇とされる神武天皇の治世に創建されたと伝わっています。
平安時代末期に安房に落ちてきた源頼朝が源氏の再興と武運長久を祈願しました。
頼朝が鎌倉に入った後も、妻の北条政子の安産祈願をされたりしました。
一の鳥居
房総フラワーラインを挟んで海に向かう小道にあります。
普通に来ると、この鳥居には気づかず、二の鳥居を一の鳥居と勘違いしてしまうと思います。
二の鳥居
随神門
石段
結構急で、それなりに長く、良い運動になります。
拝殿
本殿

ふと見上げた空。
扁額
わりと最近に作られたような感じです。
安房国一宮と言えば、通常は「安房神社」を指します。
しかし、上の写真にあるように「洲崎神社」も安房国一宮と呼ばれています。
江戸時代、文化9年(1812年)に江戸幕府老中松平定信が房州を巡視に訪れました。
洲崎神社を参拝した定信は、洲崎神社と源頼朝の関わりに感銘を受け、「安房国一宮洲崎大明神」と書かれた扁額を奉納しました。
それ以来、安房神社と並んで安房国一宮と呼ばれるようになったと伝わっています。
しかし、あくまで尊称であって、公的には一宮とは認められていないようです。
定信が奉納したという扁額は現存しているのでしょうか?
現存しているのなら、見てみたいものです。
Posted at 2017/10/01 01:06:55 | |
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