斬乱しえろのブログ一覧

職場の看護師(50代)に突然聞かれた｡

「ねえ、車に詳しいよね？車の名前が思い出せなくて困ってるんだけどさ」
「どんな車？」
「ガビンだか、ベコンだか言うの」
「軽？」
「そう」
「コペンじゃ？」
「あ!それそれ！」

いくらなんでもガビンは酷いよ(>_<)

まだまだ新車の香りがするもげ。
新車の香りと靴屋の香りが好きな私、もげに乗り込む度に深呼吸をして香りを楽しみます。


今朝乗り込み、違和感。

新車の香りがしない。

なんか、美味しい香り。

チャーハンと言うか、コンソメスープ？？
心当たりは全くない。

車の中を原因探す。


ありました。


トノカバーをめくると。


たまねぎ


何故こんな所にたまねぎ(;´д｀)


アイツだ。
アイツに間違いない。


おかーーーーーーーーーん！！！！！！！


昼休みに電話しました。

「おかん！ワシの車にタマネギ積んだやろ！」
「あん？積んだよ？」
「何すんねん！！新車がタマネギ臭くなったやないけ！」
「あれ？言うの忘れてたっけ？(^○^)」
「忘れてたで済むかど阿呆！」
「ひゃーっははは！ふるさとの臭いでええでしょ」
「良くないわ！！」

タマネギ降ろしたら何とか臭いは消えましたが(-_-;)
親心なんだろうけど、いつの間にか車に変な物を積むので、油断ならんおかんです。

CR-Zに乗ってー

なんとなく出かけーたらー

目的無いのに気付いてー

そのままドライブー



CR-Zに乗ってー

湖に出かけーたらー

雪があって通行止めー

そのままUターンー



CR-Zに乗ってー

洗車場に行ったらー

小銭無いのに気付いてー

そのまま退場ー




CR-Zに乗ってー

坂道を登ったらー

エコモードに気付かずー

そのまま減速ー




CR-Zに乗ってー

降りてまた乗ったらー

何か今日はボケていてー

頭をぶつけたー

知り合いの依頼で、中古車を見に行きました。
買うのは若くて可愛いおねーちゃん。
欲しい中古車はAE111レビン。ようやく良さげなのを見つけたので買おうとした所でストップが掛けられて、私を紹介されたのだ。
しかし、ある意味有名な店。買わない方が…まあ、どうしてもレビンが良いってこだわってるそうだから、状態見てやるか。
中古車屋のおっさん、営業スマイルで、事故歴もなく走行少ないです、貴重な品ですよ！なんて言っている。
一目見て違和感。

「すいません、エンジン掛けてもらえます？ボンネット開けても良いですよね？」
「え？エンジンならちゃんと掛かりますよ」
「当たり前でしょう。見たいのはそこじゃありませんから」
「走行距離なら3万キロです」
「………」
「………」
「なんか見られると困るんですか？」
「はあ？」

おい、態度変わったぞ。
エンジン掛けさせた。………おい！何だこの振動と音は？？
問答無用でボンネット開ける。………何じゃこら！？三万キロの走行少ない車がこんなオイルゴペゴペ滲んでんのかよ？
フレームに補修跡あんじゃんか！
オートマだったので、シフトを動かし……すげー変速ショック。

「いかがです？最近の86人気もあって、入手も難しいですし、チャンスですよ！」
「事故歴ないんですよね？」
「勿論ありません」
「へー」
「どうかしました？」
「いや、女二人で来たしね、わからないと思ってます？」
「何を仰るんですか、お母様」

おかあさま、だと？！？！
ババくさくてすまんかったね！！！
バッグから水平器とメジャー、紐を取り出す。
水平器を地面に置く。
紐に五円玉を結ぶ。
地面からの高さ、フェンダーの隙間、左右が対称か、ペダルの減り具合、車体の歪みや傾き、フレームの状態などを細かくチェック。
エンジンも細かくチェック。
どう見ても事故歴あり、メーター巻き戻しやってる。

「これ、助手席前方からひっくり返った車ですよね？」
「え…？」
「左から路肩に落ちて亀やった車でしょ」
「ないです」
「じゃ、どうして助手席ドア交換した跡あるんです？ルーフ歪んでるし、フェンダーの隙間もおかしい」
「……」
「車体が全体的にねじれてるじゃないですか」
「それは地面が平らじゃないからですよ」
「水平器！」
「う…」
「ここのナットの塗料が剥げてる理由は？明らかにナット外してますよね？フレーム補修したでしょ？」
「参りました！仰る通り、田んぼに落ちてひっくり返った事のある車です」

事故歴は認めたが、嘘ついた事を棚に上げて、貴重だ、古い車だから事故歴は仕方ない、と開き直りはじめた。
呆れて黙っていると、レビンを欲しがっていたおねーちゃんが怒った。

「私を騙そうとしたんですよね？」
「いや、事故歴ないと思って乗って貰った方が気持ち良いでしょ」

フン、と思わず鼻で笑う私。
中古車屋が睨んで来たので、ガチで睨み合い。
ねーちゃんが怒ってそのまま車は買わない事に決まった。
よほど悔しかったのか、ねーちゃん涙浮かべてる。

「そんなにゾロイチ乗りたいの？」
「はい。大好きだった従兄弟のお兄さんが、良く乗せてくれた車なんです。お兄さん、病気で亡くなりましたけど」

なるほど、思い入れがあるわけね。

「時間くれるなら、トヨタのディーラーに当たってあげるよ。事故歴隠さないちゃんとした人紹介するし」
「いつまでも待ちます、お願いします！」
「多少の補修歴とかは過走行気味は仕方ないかもよ？」
「はい、わかってます」

早速明日ディーラー行くか。
あるかなー、ちゃんとしたの。
しかし、噂には聞いていたが、ヤン車系ばかり揃えてるだけあって、とんでもない店だったわ。
さっさと潰れたらいいのに、ソコソコデカイからな。
騙されてる人が多いんだろうな。

半年振り実家に行って来ました。
車で一時間位なので、近いと逆に行かないもんです。
今朝おかんから電話があって、喘息で孤独死してんじゃないか心配してたんだ！と怒られたんで、そっち顔出すから米寄越せ、と言い返し、米を強奪して参りました。
実家に行ってみると、出て来たのは全裸のおかん。
風呂入ってたとかではなく、全裸で過ごしていたらしい。
私もパンツ一丁で過ごすから人の事は言えんが、せめてパンツ位履け！と一応言ってみた。
やたら車を気にするおかん。
レビンを見て暴走族の車と言った前科があるが、セリカの時は、最近の若い人はこういう車なんだって職場の若い子に言われたわ、と納得はしていた。
はたして、CR-Zを見て何と言うのだろうか。
車を見に行く！といそいそと服を着て、外に出て行ったので追いかけてみた。

「あらー、大きな車でしょー」
「かっこいいスーパーカーだねえ」
「いい車だねえ」
「かっこいいわー」

などと言いながら、CR-Zの周りをグルグル回っている。
言っておくが、娘に対して御世辞言うおかんではないから、おかん的にはCR-Zはかっこいい良い車と言う評価になったらしい。

「オートマ？」
「いや、6速マニュアル」
「あんたマニュアル好きだもんね。前の車で来た時はどうしたのかと思ったけど、久しぶりにあんたらしい車にしたね。良いんでしょ」

お、おかーさんが壊れたあああ。・゜・(ノД`)・゜・。