エア インテーク パイプ&エミッション コントロール(PCV)パイプ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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前回同様、交換前に保護剤をヌリヌリ。
しっかり浸透させました。
保護剤は「クレ ラバープロテクタント」と
「オートグリム バンパー&トリムジェル」
を使用。
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では、交換していきます。
先ず、インタークーラーを外します。
インタークーラー外すのは、
今年になって5回目です(笑
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サクションパイプから取外していきます。
パイプ自体は、画像青〇、HEXのナベボルトで固定されているだけです。
サクションパイプに刺さっているホースがこの裏に2か所あるので、
邪魔になるバキュームセンサー、デューチソレノイドバルブを固定している、
画像赤〇3か所のボルト&ナットを外します。
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次はこちらのサクションパイプとエアクリボックスを繋いでいる、
インテークパイプを外します。
バンドで止まってるだけなので、緩めて抜き取ります。
これで、サクションパイプの前側は完了です。
次は、後側。
取外したインタークーラー部分からアクセスしていきます。
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ここから、少し難易度が上がります。
インタークーラー側から覗きこんだ画像です。
赤〇がサクションパイプとタービンを繋いでいるホースバンド。
これは簡単に緩められます。
青〇は前回交換した、PCVバルブから繋がっている三又のホース。
これも少し狭いですが、問題なく外せます。
問題は黄〇の、ブローオフバルブと繋がっている、エアバイパスパイプ。
ホースクランプで締付ているのですが、
この状態だと外すことが出来ない。
なので、この部分は放置しておき、
先に、手前に通っているエミッションコントロールのパイプを外していきます。
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運転席側のエミッションコントロールパイプは、
上項目のエアバイパスパイプの真上にあります。
圧のかかるホースなので、ホースクランプで止まってます。
画像赤〇です。
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上記のパイプはエンジンヘッドと繋がっています。
クーラントサブタンクの下側にあります。
画像赤〇です。
ホースクランプで止まっています。
手前の差込口は、ブローバイホース。
私の場合オイルキャッチタンクにシリコンホースで繋いでます。
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今回交換する、エミッションコントロールパイプ3か所です。
上記項目➇⑨は真中の赤〇です。右側の赤〇は助手席側のパイプ。
そして、左側青〇のパイプがクランクケースに刺さっているパイプ。
こいつの場所が一番奥の位置。
エアバイパスパイプを外さないと、アクセス出来ない位置にあるのです。
エミッションコントロールパイプは圧のかかるパイプなので、この3本同時交換でないと意味がないと.....。
サクションパイプ交換時でないと、交換出来なかった箇所のホースなんです。
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運転席側のエミッションコントロールパイプを取り外すと、
次は、前回交換した、三又のPCVホースです。
画像赤〇2か所に刺さっているので、引っこ抜きます。
画像左上青〇のホースです。
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これで、やっとエアバイパスパイプのホースクランプにアクセス出来ます(画像赤〇)。
ただ、今回このホースを抜くのが一番大変でした。
ホースクランプを横(画像では左側)にずらしてパイプを抜こうと思ったのですが、
パイプがクランプ横から太くなっている為、ホースクランプをずらす事が出来ません。
なので、右手でプライヤーを使いホースクランプを緩めている間に、左手でエアバイパスパイプを引っこ抜く力業が必要でした。
この時期に、汗だくになるとは思いませんでした(笑
このエアバイパスパイプ、1か所ボルトで止まっているので、それも予め外しておく必要があります。
ここまで完了すると、
サクションパイプはスルスルっと、
前側から取り出す事ができます。
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取外したサクションパイプ。
右側が新品です。
ボディは、新品に比べ2~4㎜膨張してました。
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驚いたのはタービン側。
同じ品番かと思う位変形してます。
クラックはなかったですが、
ブローバイがミスト状に噴出してた感じでギトギトでした。
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エアバイパスパイプが外れると、
項目➉のパーツリストにあった青〇のパイプにアクセス出来ます(画像赤〇)
ちょうど、PCVバルブ等、インテークに3本のホースが刺さっている下側辺りです。
ホースクランプで止まっているので、それをずらして引っこ抜きます。
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最後は、助手席側のエミッションコントロールパイプ。
後側は、スロットル(画像上側)の少し下側に差し込み口があります(画像赤〇)
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助手席側のエンジンヘッド差し込み口は、
画像赤〇になります。
エンジンオイル注入口後側から覗き込むと見えます。
隣の差込口はブローバイホース用です。
オイルキャッチタンクに繋がっています。
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オイルキャッチタンクのホースは、
この部分だけシリコンホースでなく、
純正ホースを使用しているので、交換します。
画像赤〇部分です。
上記項目のブローバイホース用の差込口に繋ぎます。
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エミッションコントロールパイプ運転席側です。
下側が新品。
ホースクランプ周辺は圧で膨張しています。
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こちらは助手席側。
左が新品。
同じ様な感じで膨張しています。
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最後は、クランクケース側。
左が新品。
膨張と変形が見られます。
この3か所のホースは、結構な圧がかかるのでしょうね。
すべてに、ホースクランプが付属しているし、しっかり取付けないと、圧が漏れて、
不具合が出る可能性があると思います。
後は、逆の手順で組上げていくだけです。
ホース類は、抜くのは大変ですが、差し込むのは新品のホースですし容易です。
これで、フィーリングが変化するまではいきませんが、また一つ若返りが出来たと思います。
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