スパークプラグの交換作業時にメカさんと雑談した話。
・プラグホールはエアブローしようね
最近のエンジンはプラグコードにせよコイルにせよ、密閉性が良いのでプラグホールに埃や異物が入る事はほとんど無いのでそれほど心配することは無い。けどね、ゴムやプラスチックが劣化して欠ける事もあり得るので、やっぱりエアブローしてからプラグを外そうね。と言う話。
・プラグのネジは何も塗らないでね
焼き付き防止にグリスや囓り防止剤塗ったり、伝導性向上にカッパーグリスやモリブデングリス塗ったり、絶対やっちゃ(ヾノ・∀・`)ダメダメ
恐らく昔の鉄製シリンダーヘッドの時代、空冷2stのバイク乗ってた人たちがやり始めたんじゃ無いかと考察。エンジンが剥き出しのバイクでプラグホールの浅い2stは、風雨を受けるとプラグが固着しやすかったのでその対策として始まったのでは無いか。ヘッドの工作精度も今ほど良くなかったので水が染み込みやすかったのだろうと。
イマドキのエンジンは工作精度が非常に高いのでそんな心配は全く無いよね。
伝導性向上ってのは単純にプライベーターの思い込み?何も塗らないで綺麗な方が伝導性(アース性能)は良くなるので。
・締め付けトルクは整備要領書や製品仕様を遵守しようね
前の話にも被るけど、ネジに潤滑作用の有る物が塗布されてると(ウエット環境)正確な締め付けトルクが出ずにオーバートルクになるので注意が必要。
何も塗らずに(ドライ環境)整備要領書や製品の仕様に従って、トルクレンチを使用したり角度絞めしましょう。メカさん的にはアルミ合金製のヘッドには角度絞めよりトルクレンチ使って欲しいって話。
ちなみにメカさんは「手(て)ルクレンチ」だそうですw
等々、雑談しながら作業しましたとさヽ(´ー`)ノ
Posted at 2023/09/24 07:30:25 | |
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